Painted Word
(No.3 2009-20XX)

>>Past(No.1:-2004/No.2:2005-06)

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遠い昔に聞いた笑い声
/'09.9.17(thu)

嬉しそうに笑っていた。俺が見せた希望の一言を聞いて、電話の向こうでとても嬉しそうに。それは遠い遠い昔に聞いた、とても大事な笑い声だった。
その子どものような声を聞いて涙が零れそうになった。いつからこんなになってしまったのだろう?

俺はあの頃のあの人と同じ歳になった。なのに今でもガラスが割れる一瞬を見せ続けている。美しいガラスは砕け、ゆっくりと落ちた光は真っ暗な地面に吸い込まれて行く。
まだ終わってはいない。あの頃と何も変わってはいない。ずっと続いている悲しい記録。
あの人達が死んだら、俺はどんな未来を見れば良いのだろう?

映し鏡
/'09.8.28(fri)

鏡から零れた涙は妄想とエゴの中を漂い、正面に立つ人の声をただ影としてエゴは笑う。
全く意味の無い日常はそれでも続く。継続が見えない線の緊張の糸を切り離す。
距離が生まれ、炎は消える。その場所から抜け出す事は出来ないし、それがお前の残された現実。

鏡は私を映し、鏡は君を晒す。鏡は世界を映し、君は世界が流す涙が自分の現実だと気付く。

再開します
/'09.8.19(wed)
過去のペインテッド・ワードを読み返してみた。
なかなか面白かった。途中途切れてはいるけど、続けてみようという気になった。
またいつプッツリ止まるか分からないけど、多分何度でもここへ帰って来るのかな。
という事で、かなり不定期ではありますが再開します。自分の記録の為に。
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