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diary?2007
 
2006ラスト

6/12/30(fri)

27日、ランチを見にヘブンスへ。
今回はメキシ企画、パフォーマンス有りノイズ有りで面白い企画だった。ノイズにガスマスク付けた人のパフォーマンス等もあり、アンダーグラウンドな雰囲気が良かった。
でランチ。ヘブンスで見るランチはいつも音でかすぎなので「今日もきついかな?」と思ってたら、サイケに定番のSG+ファズにノイズがブレンドされたGのおかげか音のでかささえ心地良かった。スペイシーでブルージー、アートなヘビーロック・・・ヘビーなアートロック、どっちでも良いがそんな感じでとても気持ち良かった。
来年もこんなプレイを楽しみにしていますぜ!

とここでいきなりですが、今年最も良く聞いた(と思われる)CDでも…。
1.
ヘドウィグ&ジ・アングリー・インチ/オリジナル・キャスト盤…映画のサントラ盤ではなくブロードウェイ・キャストによるオリジナル・キャスト盤。Vo他数人は映画にも出演。ボウイっぽいグラムだがこの壊れ方は半端じゃなく感動的!歌詞重要。
2.レッド・ホット・チリ・ペッパーズ/バイ・ザ・ウェイ…エロと愛とレッチリ流ポップ・ソング。結構勇気付けられました。
3.テレビジョン/マーキー・ムーン…何を今更と言う位良く聞いた。アンサンブルとはなんぞや?という事を聞く度に思い知らされるグレイトなCD。
4.ラモーンズ/エンド・オブ・ザ・センチュリー…我が青春アルバムの一枚。再発でデジタル・リマスター処理されたスペクターのウオール・サウンドが気持ち良かった。パンクだからってナメんなよ!(誰もナメてないって…。)
5.スガシカオ/シュガーレス…チャラくてキライな曲もあるが、マイナーな曲に好きな曲多しでした。
次点
〇ダイナソーJr./イヤー・ブリーディング・カントリー…ダイナソーのベスト。基本的にグリーン・マインドのちょい後位までのアルバムの曲を反復。ちなみに今年見に行った外タレはダイナソーとコントーションズ。 〇RCサクセション/シングルマン・・・病気になったからではなくその前から良く聞いてました。 〇ツェッペリン/4・・・言わずもがな。 〇シアター・オブ・ヘイト/シングルズ・・・ポジパンとパンクの中間のようなバンド。クラッシュのミックジョーンズ・プロデュース。カッチョ良い! 〇そして最近、ベルベットの1st・・・やっぱ良いね。
こんな感じでした〜!
って、「新しいバンド無いじゃん!」とか「いつもと変わり映えしないし〜。」とか言わないように!

それでは、最後になりましたが今年も皆様大変お世話になりました。来年も気合入れて楽しみたいと思いますので宜しくお願い致します!

 

クリスマス・イブとベルベット
6/12/25(mon)

 クリスマス・イブ。
だから何だ?と思いつつも街へ。
 がその前にミュージックでもとドアーズの2nd“ストレンジ・デイズ”をかけた。が、こんな浮かれた日にこのCDはヤバイ。ピープル・アー・ストレンジのプロモのような人の流れとシンクロして気分はどんどんロウに。ドアーズって俺にとっては元気の源みたいなとこがあるが、あんな風に聞こえたのは初めてだった。
という事でCDをベルベットの1stに変更。こっちも死の香りがベッタリだが、ストレンジ・デイズに比べたら救いがある。ルー・リードが生き続けてくれてるからそう思うのかもしれないけど…。
 クリスマス・イブとベルベットの背徳、素晴らしい。
なんかハッピーになって来たぞ!

 

12.3Live、そして

6/12/20(wed)

 今年もあと2週間弱となった。
 12/3に終了した今年最後のSPEARMENライブは良いライブだった。 ラママの音の良さと私達のメンタル面、今年の新曲を中心とした繊細かつPOPな展開。(笑)全てが今年の締めとして良い方に出たと思う。
 今年のSPEARMENは何が起こったという訳ではない。でも、今年前半の行ききれなさ、突き抜けた7月、その後の戸惑い、そして全てを超越したラスト・ライブ、そんな流れの中でメンバーのメンタル面が非常に強くなたように思える事が大きな収穫だったと思う

 
来年は何をやろうかな?なんて年の終りにはいつも考えるがあまり実行される事が無いのでここでは何も言わないがやりたい事はある。とにかく単純に楽しみたい!そしてもっと高い所まで行きたい。

 それにしても最近はこの日記をあまり更新していないが、実はミクシイの方は結構更新している。アップの仕方が楽なのでそっちを簡単にアップしちゃってるけど、こっちもちゃんとやらなければ!と思う今日この頃。ミクシイはもっと情報の伝達や考えを沢山の人が発信し交流してくれればもっと楽しいんだけど・・・、結局アップする人も書き込む人も一部の決まった人達だけなのが気になるところ。ま、それはBBSでも同じだけどね。とにかく来年はこっちを中心にしよう。

 

DVD鑑賞会?

6/11/2(thu)

 LUNCH宮本君と地蔵門へ。
 基本的に飲みだが、例によって客が来ない為(失礼)DVD鑑賞会に突入。
 まずはキリング・ジョークの比較的最近のライブ。ややゴスっぽくはあるがこれは絶対にゴスじゃなくてオルタナだ!ヘビーだがポップ、このブレンドが素晴らしい。Gの音はキリング・ジョークにしか成立しえない音でそこが素晴らしい。最近の若い奴等のNWと言えば何かとギャング・オブ・フォーを持ち上げるが、他にもカッチョ良いNWバンドは沢山あるのだよ!
 次はBAD BRAINS1982年ライブ。イカレてますな。’82とは思えない演奏にルックス、最高!流石元祖NYHC!
 
そして宮本氏が「続いてアメリカの6年後」といって流したのがクワイエット・ライオット。ドテッ・・・。基本的にメタルは好きじゃないがガンズン・ローゼスとかのように微妙なラインを行ってて許せる物もある。これもそんな感じでした。
 続いてThe Dillinger Escape Plan。このあたりの知識はあまり無いが強いて言えばロリンズ・バンドとライトニング・ボルトをかけた感じ。HCプログレな感じでムッチャテンション高い。PV面白かった。そしてかなりしぼみ気味でスコーピオンズ。これはちょっといただけませんでした。
 といったところで遠妙ちゃん登場。実は地蔵に着く前に本屋でバッタリ。インタビューに行く、と言い急ぎ足でかけて行ったがやっぱ飲みに来たかったのね。歳も近いしプチ同窓会みたいな感じ。でも皆現役で自分のやりたい事をちゃんと考えてやってる大人だと思った。まこれからも宜しく!あ、みんなも一緒に地蔵門へ!

 

E.D.P.S.
6/10/31(tue)

 石井聰亙のDVD発売記念イベントを見にバウスシアターへ。

 内容はツネマッチャンのアコースティック・ライブ、恒松・石井・地引によるトーク、EDPSラストライブ映像、フリクション・ダムナムライブ映像。が私の目的はただ一つ、EDPS!
 保存状態が良くなくて6分しかない。おまけにつぎはぎだらけで丸々一曲ってのは無かった。が、あの頃感じていた空気、切れ味、鋭さ、マッチャン他メンバーの格好良さ、全てが正しかった事を再確認出来た。あの頃は群を抜いて好きなバンドだったからね!(リザードは活動休止中だし笑、ってそれを差し引いてもね)それにしてもライブは全員白ワイシャツに黒いスーツのズボン、正装、ん〜それがまたクール!って当時見に行ってたがすっかり忘れてました。(笑)ボーイはタンクトップだったが、多分途中で脱いだんでしょう。
 昨年このラストライブはCDとして発売されたが、もしそれにこの6分の映像がボーナス・トラックとしてでも付いていたら当時のテンションやライブの空気が若い子達にもちゃんと伝えられてただろうし、EDPSはもっと再評価されたのではないだろうか?残念!
 たった6分のEDPS、でも最高に刺激的な一夜でした!
 ちなみに次の日はメインがスターリンの絶賛解散中とフールズ、じゃがたら、EP4、のセット。多分
後ろの3つはブツ切れ状態だったと思うが、それでも多分面白かったんじゃないかな。
 あー、EDPSでもフールズでもいいからライブやってくんないかな〜!

 

焼け石に水
6/10/20(fri)

 CDを処分しようと選別。
 バグルズ、ワイヤー他買い直し組は処分でOK。が、何でこんなの買ったのか、オフ・スプリングにノーダウト。乗りで買ったやけにソウルフルなテクノVA。聞いてると何となく飽きるフィッシュ。この辺りまではまだ売りで良いが、クランベリーズの最近のは一時の勢いが無いのでどうしよう?ジグジグ・スパトニックは持ってる価値あるのか?(笑)全般的に駄目駄目だがこの一曲は良い、なんてCDも・・・。等々でなかなか選別作業がはかどらない。60年代〜70年代初期のバンドはB級・C級のバンドでも聞いてみるとそれなりに味があって惹かれるものがありほぼ処分の対象外になってしまう。複数枚ある物でも、デジタル・リマスターとそうでない物で聞き比べたくなるので対象外になる可能性が。歌詞カードの有り無しでも状況は変わってくる。 トリッキーのこのアルバムは昔ははまらなかったが改めて聞くといい感じだ。
 んー・・・、20枚位は何とか選出したがこれでは焼け石に水、部屋の中はほとんど変わり無し。

 

クラシックがマイ・ブーム

6/10/6(fri)

 10.4、ELECTROHAIRを見にUFOクラブへ。
 これは眠草のキヨTが始めたバンドで、メンバーは、G&VoにキヨT、元割礼、現ポエティック・ランドスケープの島がDr、マネー・イズ・ゴッドの兵ちゃんがGという布陣。Bがいないのでどんな事をやるのか楽しみにUFOへ。
 簡単に言ってしまえばスペーシーなロックというとこだろうが、そこは百戦錬磨のこの面子、ここでしか成り立たない音が気持ち良く新しく響いていた。個人的にはVoがもう少し前に出てしっかり歌った方がステージとしてもっと見やすくはなったと思うが、初ライブにしては良い感じでかなり楽しめました。気持ち良いを通り越して、悩み苦しんで、そしてまたこの面子で気持ち良い音を出してくれるライブを見たい。そんな事を思わせてくれるバンドでした。期待大!
 でこの日気になったもう一バンドの事を少々。
 
2番目に出た“じゃぷちんなーき“だ。このバンドはトリオで簡単に言ってしまえばユラユラ系だが、ドスの効いた声とGが面白かった。ちょい”危”の字が入ったルックスもはまってて存在感のあるバンドだった。
 という事で打ち上げへ。良いライブを見た後は口が進む!(酒ではありません)楽しい一日を過ごさせて頂きました。
 
 ところで、
最近クラシックがマイ・ブーム。と言っても家にあった有名曲のVA物中心。ファリャ、ショスタコービッチ、ストラビンスキー、マーラー、他好きな作曲家はいるが、今は行き当たりばったりで適当に何となく流れてるのが良い感じだ。楽器編成がほぼ同じだからか、安定してリラックスしながら聞いてられるのかもしれない。
 今は“ダッタン人の踊り”で少し前には“美しく青きドナウ”が流れてた。「お、時計仕掛けのオレンジ!」とか「これはあの映画で…」とか、何げに結構楽しめるし。“ダッタン人の〜”はブラバンのコンテストでやってた学校が多かったので懐かしい。
 ちなみに私は中・高校と吹奏楽部でユーフォニウムという楽器をメインにやっていた。チューバを小さくした形のテナー・サックスと似た音色・音域の金管楽器だ。ま、分かる人はほとんどいないだろうけど・・・。
 話はそれたがクラシックの作曲家も流石音楽家!ロッカーと同じで狂人すれすれな人が意外と多いのが何とも嬉しい限り。(笑)イカレテるからこそ書ける純粋で美しい音楽。素晴らしい。

 

ライブ・イン・ローマ
6/8/25(fri)

 
CDによる再発ブームの流れに乗って(?)FRICTIONの”ライブ・イン・ローマ”がボーナス・トラック付きで再発された。私はディスクユニオンで購入したので、特典でLP時のジャケットのCDサイズ版が付いてきた。私的には思い入れがあるせいかクールな感じのLP版の方が好きだが、縮小しただけだからFRICTIONのロゴがやや小さいかな?で、“思い入れが”とか書いといて何だが、実は私LP持ってないんです。内容は録音してもらってて知ってるんですがね。思い入れ、っつーのは“LPが欲しくて捜してた”って事なのです。(笑)
 音はカセットで録音した物なのであまり良くはないけど、当時の日本のアンダーグラウンドな空気が充満してヒリヒリしてる!この雰囲気は世界広しといえど、日本だけの独特な物ではないかな?私的にはその象徴がこの前後の時期のフリクションと吉野大作&プロスティテュートなんです。とにかくこの混沌さ加減、凄すぎる! この時期のアンダーグラウンドなバンドを味わっておけてほんと良かったと思う。それにしてもムチャムチャ日本語でこの雰囲気、どのように外人には映っていたんだろうか?

 ところで、ライブ・ハウスでもっと小回りの効く所ってないのかね。良心的な値段設定で、場所は適度に小さい、それでいてやりたい時に出来るような。今、調子が良くても、ライブを入れようと思ったら三ヶ月位は先になってしまうし、ましてやうちのように土日限定とかなるとそれすらも厳しい。贅沢言い過ぎだね。でも、三ヶ月も経てばやりたい事やバンドの見ている方向が変わってしまうのも事実。んー・・・、やはり毎月自分で企画するしかないって事か?

爆発寸前!

6/7/24(mon)

 友人のライブを見にマン2へ。出演は、眠草、ガゼルバンド、THE GOD。ゴッドは相変わらずの年季の入ったロックンロール。久しぶりにロックンロール・バンドを見た。ノンのVoが懐かしい。ふと思った事は「あー、フールズが見てー!」
 ガゼルはプログレ調だが、見方によってはロッキーホラーショウあたりに近い気も、・・・いや遠いか。
 で、今日のヒットは眠草。前回のUFOと違って気迫のこもった音が前に出ている良いライブだった。最初ややかっちりしすぎかとも思ったが、進むにつれフリーキーなギターと想定外のエフェクトによって(笑)全く気にならなくなった。Voも良かったが、あえて言わせてもらえば1箇所でいいから叫びの部分を作ってみてはどうだろうか?その方がライブにメリハリがつくと思うし「はっ!」と客にインパクトが与えられるのではないか?とまあつべこべ書いたが、今回の眠草は私が見た中で一番テンションが高く素晴らしいライブだった事は確かなので、今後もこんなライブを沢山見せてもらえるよう期待します。全てが良い方向へ向かうと良いね。お疲れさまでした。

 ところで何だろう?最近、色んな人と話しててグツグツとポジティブなエネルギーが渦巻いているのを感じる事が多い。が、爆発したいのに出来ない。何故?自分の中?バンド?周りの状況?すぐそこにあるのに掴めないはがゆさ。今は何年だ?79年、田舎にいながらも爆発寸前のエネルギーは感じてた。東京ロッカーズだけじゃないロック全体が吹き出そうとしていた。グツグツとしたマグマのような物。何かあの時と空気が似てる。錯覚?いや、俺の周りでは小さな物が大きく変化しようとしている。
  爆発寸前。S−KENがあのレコードの中で言ってた言葉。音を作っている人達だけじゃない。君達もだよ。準備はしておこうぜ!

 

717雨

6/7/19(wed)

 ・・・と言いつつ(笑)、俺は何も変わらない。もうかなり長くこうやってるんでね。感情と現実問題をごちゃ混ぜにはしない。これからも俺は俺!気合入れて楽しむだけだよ。
 
 で、717ライブ。勿論絶好調!色んな事があってテンション上がりっ放し。感情と裏表、でも感情にはコントロールされない新しい世界の出現。これがまさしくライブ!改めて生き物だっつー事を実感して凄くドキドキした。感情とテンション、そしてプライド、全てが吹き飛んでしまう瞬間をスローモーションで見てるような感じ、至福の時だった。ますます楽しくなった。まだまだ上がある。面白いよ、俺!(笑)
 と言いつつ(2度目だ)今回のライブ、正直R+Jに凄く助けられたライブだった。どっしりしてて何者にも揺るがない強さを感じた。「とにかく今は楽しめよ!」って言われてるみたいだった。「あ〜い〜っ!」。サンキュ、そしてこれからも頑張りますー!

 あ!みんなもどう?一緒に楽しまない?何なら俺を踏み台にしても良いからさ。怒るかもしれないけど一生懸命話せば何とかなるでしょ。俺は俺、君は君、何者にも左右されちゃいけない。楽しもうよ!一瞬で良いからさ。

 

本気で楽しみたい

6/7/5(wed)

 最高か最低のライブをやりたい。半端なライブはやりたくない。最低って言ってもその時出来るベストをつくしての話。それで嫌われてもOK。勿論日々の練習はちゃんとこなして。練習もまともにやっていなければ最低になるのは当たり前で、逆にその時ライブが上手く行ってもただの偶然でしかない。勿論それでOKな人達もいるだろう。しかしそれは天才肌のその場を感じ表現する事が出来る人達がやる事で、ただその場で音を出して何となく出来上がった物が良かったとか悪かったとかではないはずだ。一つのライブをやる企画者も同じような物だと思う。宣伝もせずに人が来るはずは無く、主催者の率先した行動無くして誘われたバンドは気合を入れるはずもない。盛り上げて!とか頑張って!とか言う前に企画者自身が盛り上げる為に何をやっているのかを問いたい。ライブハウスもそう。バンド集めてライブやりました、ってだけじゃ良い企画になるはずも無いし良いバンドなんて育つはずがない。バンド側にとってノルマが無いなんてのはその場が良いってだけで先にはプラスになる事なんて何も無いんだから。
 ライブは楽しみたい。が、こんな事を考えてると心から楽しめる事が少なくなる。けど、俺は納得出来る事をしたい。本気のバンドがあり納得する事が出来たならフォローもしたいし対バンもしたい。本気で楽しみたいだけなんだ!
 
 かたかった?シカトしたければどうぞ。賛否の意見、どちらも大いに結構。その方が先があるからね。黙ってたって何も変わらないよ!

 

最近聞いた音楽

6/6/30(fri)

 最近聞いた音楽について
 
 
ブリジット・フォンテーヌ“ラジオのように”。最近良く聞いてるのはサラバのオムニバスと、そこに入ってた“ラジオ〜”の英語バージョン。フランス語の方がしっくりくるが、英語バージョンは単語が聞こえるのでより直接的に歌詞の内容を把握する事が出来る。クールすぎるほどクールなこんな歌を歌っていた時代、悲しみを通り越した冷たさ、タルコフスキーの映画のように淡々と、ラジオからノイズ。言葉?暴力や理不尽な事が起こっている外界とは遮断された部屋の中。当時のフランスってどんな感じだったのだろう?前衛ジャズ集団アート・アンサンブル・オブ・シカゴのバックも素晴らしい。
 レッチリの新作。試聴でしか聞いてないけどマッタリしてた。2枚組みじゃない方がスピード感があって良かったんじゃないか?バイ・ザ・ウェイも前半は凄く良かったけど後半はマッタリしてたし・・・。沢山聞けるのは良いが、やっぱLP1枚分の45分位が適度なんだろうな。
 マウンテンのベスト。ハードなブルース・ロックorブルースっぽいハードロック?意外とVoの声質とかメロがキャッチーで好きだったりする。これ系でフリーはベストが面白かったけど意外とアルバムをまともに聞いてないので今度はそっちも聞いてみよう。
 スミスのクイーン・イズ・デッド。爽やかだね〜。この声はいつ聞いても独特。昔は個性的な声を持つアーティストが多かったんだよな。“思春期の苦悩”を軽やかに歌ってたモリッシーも今では結構なおっさん。でも素晴らしいバンドだったんだ、と後追いで思う。関係無いけど、モリッシーもイアン・マカロックもか弱そうなイメージだが結構大きかったのはショックだったな。
 ラモーンズ、ロード・トゥ・ルーイン。やっぱ初期はカッチョ良いや!
 Mr.バングル“カリフォルニア”。タイトル通りビーチボーイズとミュージカルとオルタナティブを掛け合わせたような不思議なアルバム。ジム・フィータスのようでもある。奇人マイク・パットンのこのバンドは一体どんなライブをやるんだろう?興味有り。

 しかしこんなに聞いてるのにまだまだ聞きたい音楽は沢山ある。一体あとどの位聞けば聞きたい音楽がなくなるのだろう。(と言いつつ嬉しい悲鳴)

 

Momokawa The Ripper
6/6/20(tue)

 眠草とスカルボを見にUFOへ。対バンは他2バンド。
 今回のヒットはスカルボ。カントリーとサイケとブルースをシェイクしたロックとでも言おうか、NYパンクに通じる物があるね。とにかくGの上手さに感心。好きな物丸出しだがクールにして切れ味抜群、ソリッドだが完璧にコントロールしてて素晴らしかった。Bは決して上手くはないが、なかなか味のあるフレーズでGとのバランスが良かったかな。Drは今までのスカルボよりルックスも含め新しい音楽を作り出してて面白かったが、やや突っ込み加減な所が気になった。もうちょっとタメてくれるともっと乗れたかな。あとVo、これで強い歌い方の場面が2〜3箇所あければ完璧かな。とつべこべ言ってはみたが何はともあれ久々にかなり刺激的で面白いライブだった。
 トリは眠草。今回はスカルボの後だったので音の弱さを感じてしまいました。Keyを加入させた事で新しい音楽を期待したが、音が増えた割にオーソドックスにそして古く感じた。今後何処へ行くのでしょう?

とにかく良いライブをやりたいんだ!

6/6/13(tue)

 ドライブを見に2万へ。久しぶりに最悪な企画を見た。
(ドライブではく企画自体の話。)ライブの流れは全く無し、客は学園祭のような阿呆ばかり、バンドも内輪乗り。全てが馴れ合い・ぬるま湯ライブだった。ブルースビンボーズは伊藤耕がいなくてただのロッケンロー・バンド。バンドはもっと凄みを、Voには耕のパロディーじゃない事を求めるよ。耕の歌詞やメロは好きだけど、それを他人が歌ってもどうかと思う。で、ドライブ。今回はサンプラーを排除した構成。PAのせいもあるだろうが妙に小じんまりとしたライブだった。サンプラーがなくなった分新しい何かがほしかった。マトメに入るのはまだ早い、もっと暴走を。次回に期待!
 
 
Jからの練習量を増やそうとの提案により最近は質より量に・・・いや質も量もだ。疲れるけど今の所は結構充実してるかな。ちなみにラストの1時間のうち、最初の30分は絶頂に向かって、そして後の30分はそれを超えて解放に向かって、ってな感じで気持ち良い。でも流石に4時間やると明日のジョーのラスト・シーンのように皆抜け殻状態になってるけどね。

 それにしても、HP、携帯、ミクシイと日記の更新も楽じゃないが、その場毎の傾向があって面白いかも。

 

groovin’
6/6/2(fri)

 暑くなって来てだんだん寝苦しくなってきた。最近体を動かしてないのもあり、疲れて寝れない感もある。そんな夜にはゆったりとしたリズムの土着的な音楽が良い。レゲエとか、ボサノバとか、ロックで言えばヤングラスカルズのgroovin’てなとこ。レゲエで好きなのはボブ・マーリー、サード・ワールド、ブラックウフルあたりだったりするが基本的には奴隷とか抵抗の歌が多いのでこのあたりは避けて遊びの多い昔のダブとかスカが良い。ボサも最近のより古めな物の方が良いね。あ、最近のでは知人に録音してもらったセニョール・ココナッツってバンドのディープ・パープルとかドアーズをボサにしてるアルバムは面白かったけど。
 これからますます暑さを増して行く。寝心地の良い音楽あったら教えてくださ〜い。

神ではないが金は欲しい

6/5/30(tue)

 ワープにてマネー・イズ・ゴッドのライブ。以前見た時よりメンバーが増え6人編成に。以前より勢いはあるが、音楽的にはもうちょっとメリハリがあった方が私は楽しめるかな。あと、音圧を出すのは機材があればいくらでも出来るが、体からにじみ出る怖さをもっともっと感じたかった。ライブの企画が決まった時点から動いてる物、練習、人、空気、そしてお金を出して来る客。そして人生。君達は全てを背負ってんだからさ。楽しいだけじゃガキのロックと同じになっちゃうからね。
 で、笑笑にて打ち上げ。マネーBと濃〜い会話。当たり前の事を話してるだけなんだけどそこを分かってる人が少ないと感じる今日この頃、なかなかに面白く話をし感じる事が出来た。でもま、つべこべ言っても肝心なのはプレイで表現する事、俺もごたくを並べるだけの親父にならないよう気合を入れ直そう!

 某ブログで書いたけど、磨り減った踵のブーツが結構歩きにくくなって来た。

 

子供の日
6/5/2(tue)

 
鯉のぼりって良いね。あのルックス、丸く大きく開いた口に沢山の風を吸い込みながらも堂々と空を舞ってる姿が素晴らしい。おまけに父母兄妹、爺婆はいたかな?そんな姿もまた微笑ましい。不景気やクソガキばかりが目立ち先の見えない新年や新学期より、純粋に子供の健康や将来を願う子供の日の方が単純に幸せを感じる事が出来る。やっぱ鯉のぼりって素敵だ。・・・でも、結局は家族全員紐で繋がれてるんだけどね。

 

Rebirth
6/5/1(mon)

 
ドライブ主催のSM初スタジオライブ終了。結果的にはかなりくやしい。波動砲の様にエネルギー充填!一発目の気合のノーーーイズ!・・・でベーアンのヒューズが飛んだ。「(ベーアン)柔すぎだよ〜・・・!」ってオリラジ状態。で一曲削ってのAMで気合再注入!「あ、弦切れた。」ドツボだ。AMのラストを二人に任せ俺は弦の張り替え。同じフレーズを弾き続ける二人。凄すぎると共にあほすぎて笑いが出る。何か楽しい。しかし、スタジオ・ライブという初の状況下、なかなかテンションを挽回は難しかったが何とか帳尻を合わせた。ん、帳尻合わせ・・・?ちょっと違うな。飛ぼうと頑張ってたんだからさ。見てた人にはどう映ったのかは分からないけどこれがライブだよ!予定調和で無難なライブなんてやりたくないからさ。All OKだよ。
 他のバンドはどれも面白かった。どのバンドもこんな小さなシーンでやってるのは勿体無いね。そろそろドカーンと行こうかね!?と思う今日この頃なのであった。

人は一体何処へ向かっているのか?
6/4/26(wed)

 
金曜日、アースドムにてRRR+Jのライブ。アースドムとは元二万店長の早川氏とDOMというライブハウスをやってた人が新しく大久保にオープンさせたライブハウスだ。音はL字型のスペースと壁の素材等もあってややボケ気味な気がするが、後ろの方で聞いてたから音が回ってたのかな?サイケな人に合いそうな音だった。今後を期待しています。
 で、R+J。んー・・・、テク的には全く問題ないが、それ以前に何故やっているのか良く分からなかった。客の少なさにも左右されたのかテンションも低かったように見えたし。それと、ライブは当日だけじゃなくもっと前から始まっているという事を忘れずに。その日楽しみにして当日決して安くは無いお金を払うんだから、バンド側もライブが決まったからやりましたでは無く気持ちにしても物理的な事にしてももっと演奏以外にも頭を使う必要があるのではないか?楽しいからやりましたじゃあその辺の高校生と同じだからね。
 ところで、この日対バンだったレニングラード・ブルース・マシーンは良かった。田畑君は20年位前から知ってるけど会う度に音楽が大好きなんだ!って物凄く伝わって来る。素晴らしいギターだった。

 土曜日、経堂にてスーパー・セッション(笑)。面子は元スピアメンの望月と須田、須田の弟、元グレート・リッチーズ〜メモリーズの川北、そして俺。ピストルズのホリデイ・イン・ザ・サン、ヘルタ・スケルター、ストラングラーズのグリップ他、全5曲。決して上手くはないが非常に心のこもった良い演奏だった。過去よりも現在がそこにあった事が何より嬉しかった。次回も元気に会おうぜ!

 
という事で29日はリンキーディンク・スタジオ2nd-3スタにてSPEARMENライブ。暴走モードで行くよ!

 ps.ヘドウイグ&ザ・アングリーインチのオリジナルキャスト盤CDは何度聞いても最高だ!

タイタニック
6/4/14(fri)

 1912年の今日、タイタニック号は沈没した。タイタニックにいつから興味を持ち始めたのか定かな記憶は無いが、とにかく何故か惹かれるものがある。数年前、渋谷であったタイタニック展も見に行った。これは沈んでいたタイタニックが引き上げられた時に発見された遺留品や装飾品を展示した物だった。海に沈んだ記憶。海底の冷たさ、暗闇の静けさと悲しみがそこにはあった。映画タイタニックは取り立てて好きな映画ではないが、それでも当時の装飾や乗員・乗客の行動が証言を元に描写されているのでついTVでやってたりすると見てしまう。
 ギャビン・ブライヤーという現代音楽家がいる。この人が作曲した“タイタニックの沈没”という曲を機会があったら聞いてみて欲しい。悲しいけどとても美しい曲だから。確か色んな時期に3回録音されているが、海底に沈んだタイタニックが緑色っぽく写ってるジャケットの1990年盤が一番良いです。
 ところで、偶然の出来事か昨日タンカーが海に沈んだ。タイタニックのように船尾(首)を垂直に持ち上げて水しぶきを上げながら沈んで行った。あの船にもタイタニックと繋がる数奇な運命という物がもしかしたらあるかもしれない。

 

思ったよりやり易かったギア

6/4/10(mon)

 4月8日、ギアにてライブ。対バンは、ウージェニーグランデ、すず、眠草、キリフィッシュ。
 ウージェニーは古い知り合いがベースを弾いていて驚いた。気持ち良いベースだったな。キリはGが変わってのライブ。キャッチー・ノイズ&ゴスの有りそで無さそな異色な組み合わせが面白かった。(出順が次だったのでほとんど楽屋で聞いた感想だけど)俗に言うディスコパンクっぽいとこがあって面白い場面が多かったが、ラストはやはりゴス系で締められていた(笑)。でも、私的にはラスト以前の曲の方が好きかな。眠草は私達の次だったのでしっかり聞けなかったが、Bが変わった事でブルージーなフレーズよりロックなフレーズが増えポスト・ロックな感じが増してた。keyの見た目が良ければもっといい感じなのに・・・。トリはすず、ノリのある演奏。が、客とVoのやり取りはあまりにも身内的で見てて疲れた。あまりライブをやってない彼には酷かもしれないが、発散だけではない表現者としての内から出る何かを見たかったかな。とは言え、声や演奏が悪かった訳ではありませんので悪しからず。しかし、フロントマンはやっぱ占める割合がでかいね。
 で、SPEARMENは・・・、ノリや流れも悪くはなかった。可も無く不可も無くだった。ある意味最近のライブの中では一番無難なライブだったかな。最高か最悪、勿論最高と言われるにこした事は無いが、普通って言われるなら過激にはみ出して最低だった方が自分としては面白いライブだと思う。多分、その時は客にはボロクソ言われるんだろうけど、客じゃなくて自分がどう納得して何処へ行こうとするのかって事の方が大事だからね!それに、最低なライブの次にはもっと最高のライブを目指すはずだしバンド内の問題点ももっと明確になるだろうからね。次は“超最高”で行くよ!
 
 ところでウドーの夏フェス、キッス、ジェフベック、サンタナ、おまけにドゥービー・ブラザーズにプリテンダーズだって。笑える!・・・が、見たい!

 

最後に聞こえている歌を捜して 
6/3/16(thu)

 ヴェガポップのタダマ君が火曜日のみマスターを勤めてる店“ガーデン”にて引き語りライブ。面子は前回と同じセンヤ、モモカワ、LOI(タダマ)、私+Y。今回のテーマはザ・ドアーズ。聞くところによると私を引っ張り出す為にドアーズにしたそうな。
 ここへ来るのは2回目だが店の場所が分からなくなりプチ迷子に。で、路地を行ったり来たりしてるうちにモモちゃん登場でガーデンへ。マッタリと人の弾き語りのリハを楽しみながらくつろぐ。ほんと心地良い一瞬。
 9時を少し回ったところでライブ・スタート。トップはセンヤ。ボサチックなライト・マイ・ファイヤーやオリジナルが心地良かった。そして俺。ウインター・タイム・ラブ、次にYがVoで飛び入りしてのスパニッシュ・キャラバン、そしてラストはジ・エンド。数日前、何故かこれをやらなければいけないような気がした。一人でやるには結構きついし、ましてやここはロック飲み屋。だけど、今回は何故かやらなければいけない気がしたんだ。やはり俺は最後に聞こえてくる歌を捜しているのかな?ゆっくりと時間が流れた。ギターなんてその時思いつく事をやっただけ。でも、みんなのおかげでほんと気持ち良い歌が歌えたよ。そしてモモちゃん、タダマ君と続く。モモちゃんは相変わらずGが上手い。タダマ君はやっぱNYパンカーで良かったよ。
 みんなワガママだけどちゃんと自分のやる事が分かってる。下手に友達ぶって本当の事を言わない奴よりは、何も言わなくても筋が通っててお互いを認めてるこっちの人達の方がはるかに恰好良いし素敵だよ。

FLY ME TO THE MOON

06/3/10(fri)

 月へ行く夢が現実になろうとしてる頃、シナトラはこの歌を歌った。
“私を月まで飛ばして”というタイトルからしてロマンチックなこの曲は、クリント・イーストウッドの映画“スペースカウボーイズ”のラスト・シーンで使われてて気に入った。詳しく映画の説明はしないが、過去の夢を清算する為に老パイロットが宇宙へ向かい、そこである事件が起こり友を失くす、といった内容。ラスト、夢の終着駅であるかのように冷たい月に横たわる友、凄く切なくて心に残るシーン、ここでフェイド・インするように流れたのが“フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン”だった。おかげで切ない恋心を歌ったこの歌はいつ聞いてもとても悲しく聞こえてしまう。儚い夢、宇宙から見たらチリ程もない人間、何かむなしい。今一度ストイックになれ、という暗示か?

 昨日リザードatロフト。バックはSPEARMENでもATPでもなくオート・モッド。であるが、新しい面子なので勿論昔とは違う。ジムノペディアから始まり初期のパンクなナンバーで構成。バックにもっと新しい音を期待したが、ほぼ完コピだった。が、演奏はしっかりしていたのでなかなか楽しめた。モモヨいわく“LIZARD typeCHAOS”にはほど遠かったと思うが、リザードtypePUNK!ってな感じだった。モモヨさんの危機迫ったパフォーマンスもなかなか良かったかな。残る問題は今後どう声を出し展開するかですね。(ってこれが肝心なんだけど・・・。)オートモッドは80年代初期のナンバーのセッションが懐かしくて笑えた。

 

消された声
06/3/3(fri)


 ドアーズの1stを買い直した。デジタル・リマスターで何となく音が良くなっているような・・・。が、今回の再発に当たって重要なのはそんな事ではない!1曲目の“ブレイク・オン・スルー”。!!!!!「シーゲッツ・ハイ!シーゲッツ・ハイ!〜」。何と約30年前にドラッグのトリップを連想させるとの理由から消されたはずの“ハイ”の部分がしっかり再生されているではないか!今回買い直すまで全く知らなかった。(ブートで聞いた事はあったが)30年の時を超えて完全な形で再生された“ハートに火をつけて”、感動で身震いがした。とは言え、これまで“ハイ”の無いバージョンでなれてしまっているのでそっちの方がタメがあって良い気もするが・・・、そんな個人的な意見はさておいて当時ジムが歌いたかった歌がそのままの姿を現したのは喜ばしい事だと思う。あと聴いてみたいのは、ジ・エンドの完成形の元になった2つのテイクだ。現在1stで聞くことが出来る“ジ・エンド”は2つのテイクを繋ぎ合わせて一つのテイクにしているらしいのだが、この前半と後半を繋ぐ前の各バージョンを聞いてみたい。“ハイ”が蘇ったからこっちも何とか!

 

Dinosaur Jr.
06/2/28(wed)


 DinosaurJr.を見に渋谷AXへ。もう十年以上前、ジャンク(死語?)全盛期の初来日以来だ。
 私がダイナソーを聞き始めたのは2ndからで、破壊的なクズの多いジャンクの中にあってメロの良さとやる気の無さが妙に引っかかるバンドだった。好きなアルバムはBUG。ノイズに身を任せながら聞いてるのが心地良かった。アコギの使い方もツボにはまってた。
 AXには6:45頃到着。中へ入るが気のせいか今一活気が無い。そりゃそうだろ、ピークをとっくに過ぎたバンドが来たって集まるのは枯れた親父か雑誌に踊らされてるガキのどちらかなんだから。んな事考えてるうちに開演。古くなったセサミストリートの人形のような顔をしたJマスキスとオリジナル・メンバーのルーとマーフ。つべこべ書いたが、結果を言えば何か楽しいライブだった。モッシュしてる奴の波も小さかったので珍しくかなり前に行けた。ノイズの嵐を浴びる。でも曲はポップ。気持ち良い〜!音の良し悪しは分からない。演奏はまあまあ。が、とにかく楽しかった。久しぶりの外タレ。行って良かった!

 

白と黒
06/2/7(tue)

 朝、目覚ましの鳴るずっと前に目が覚めた。ガキか酔っ払ったオヤジか、表で騒いでる奴がいた。トラックはエンジンをかけたまま止まってた。うるさくて寝られない!が、ふと窓の外を見たら雪。「こいつのせいで余計に浮かれてるんだ。」と思ったら腹立たしさは無くなった。水滴で濡れた窓越しに見た音も無く降り続く雪は寝ぼけた頭にはちょっと幻想的に写った。毎日ろくでもない事しか考えてない俺の頭を塗り替えようとしているみたいだった。俺は一体何処へ行こうとしてるのだろう?ゆっくりゆっくり落ちているのか登っているのか。ドキドキしてるけどこれは何の合図だろう?トキメキは裏側で常に真理はそこにあって・・・。色んな事を考えながらまた眠りに就いた。

 朝、雪は止んでいた。ずっと振り続けてれば良かったのに、と初めて思った。

 

win
06/2/3(fri)

 
もう2月、12分の1が終ってしまった。早すぎ!着実にスピードを上げ死が近付いている。
 なんてロウな話は置いといて、携帯を変えたい。今はauのCDMA1。先月ネットを頻繁に見てたら通信料が高かった。これからは容量の大きなHPも増えるだろうし・・・、だからwinに変えたいのだ。winじゃないと見られないコンテンツも増えてるし。だけど、別に気に入らない訳じゃないし壊れていないのに変えるのもなー、と考えてしまう小市民。んー、んーー、んーーー! なんか文章までパッション屋良になって来たぞ。

 

KFSM live!
06/1/27(fri)

 
少し前の話だがKFSMライブ。今回は、過去の名曲2曲(Ningen waltz、Cyder)と新曲2曲(Infinity、SP)といった構成。新曲は、ロッキン‘な感じのちょっとワイヤーをちょっと意識した曲と、もう一曲はスローでストレンジなリフがループしている曲だ。全曲カシオトーンの内臓リズムボックス君と一緒にプレイしたが、今更ながらに奴を“G−3”(注:“じーさん”ではなく“ジースリー”です!)と命名。ちょっと接触は悪いが、俺の想像力を掻き立ててくれる大した奴なのである。G−3とやってて面白いところは、奴は音楽が盛り上がってきても常に冷静沈着にリズムをキープしているので、私がテンポをキープしながら盛り上がらなければいけないところだ。これは感情のままに加速するSPEARMENとは対極をなしている。しかし、このずれないリズムに音空間がはまった時は非常に気持ち良かったりするのである。ギターの出音によってちゃんと出入りもしてくれる。(正確に言えば、ギターのフレーズや音色にぶつかった音が聞こえなくなったり、また全く違った音を出せばはっきりリズムが聞こえたり、といった風に違ったリズムが出入りしているように聞こえるのだ。)なかなか頼もしい奴なのである。話がそれたが、ライブ。久しぶりという事もあり全開ではなかったが、その時出来る最高な事はやりました。あとは見た人が勝手に判断してください。
 それにしても、全開ではなかった理由を一つ。“悲鳴”のビデオ撮ってたスタッフのバカ女!人のシールドを平然と踏みつけて行ったり、たかがスタッフの分際でお前らのライブが終ってんのにドカッと楽屋に居座ってんじゃない!!シールドだって大事な楽器の一部なんだ!お前がいる間俺は楽屋で全く集中できなかったんだ!とは俺も大人だしライブ直前だから言わなかったけどね。あーいう奴がスタッフをやってるバンドなんて俺は断じて認めないのだ!ところで、誰かKFSMのソロCD作らせてくれないかな。

 最近のヒット:パッション屋良

 

え、え〜!?
06/1/25(wed)

 
さて、HPの更新でも、・・・え、え〜!!前にアップしたのは去年の話、こんなにアップしてなかったとはちとショック!ま、そんなこんなで今年も宜しく。 
 
が、どうにも咳が抜けない。風邪は昨年から持ち越したが、多分今は直っているとは思うのだけど・・・。でもタンが出たりするって事はやっぱ直っていないのかもな。それにしてもあまりに咳をしすぎで最近では肺というかミゾオチの少し上あたりが痛くなってきた。ガキの頃気管支炎になった事があるんだけど、それが関係してるのかね?直りが悪いのは多分寝不足が多いからだろうが、うとうとしててもなんか寝たくはないんだよね。つーか、寝る体制に移行するのが面倒臭いのだ。
 それにしても、少し前にK FROM SPEAR MEN(私のソロ)のライブがあったのだがその時は全く咳が出なかった。いつもライブ前に体調が悪くても本番は大丈夫。一流競走馬はレース前には出走に向けて自分で体を作るらしい。俺って一流競走馬並なのだ!と自分に感心。ちなみに、K FROM SPEAR MEN(略してKFSM)って“SPEARMENのメンバーのK”ってメンバー紹介みたいに思っている人がいるが、全部で一つの芸名(?)なので勘違いしないように。メンバーったって俺一人だし。従って表記は“K from SPEAR MEN”ではなくK FROM SPEAR MEN“です。そこんとこ夜露死苦〜!

 

お別れ
05/12/22(thu)

 RCの歌が頭を巡ってる。「お別れは突然やって来て、すぐに済んでしまった」。確かにお別れってそんな物だ。突然やって来て、一瞬で済んで、そしてすぐに過去の記憶になってしまう。多分、ずっとそこにいてはいけない、という本能からそういう仕組みになっているのだろう。それは正しい。でも別れは悲しいし寂しい。いつまで会える?何度会える?今までの会話はどこへ行く?かすかな灯りの暗闇の中の手の感触は?ドキドキしてる。でも、お別れは突然やって来るんだ。

 

素直な気持ちでありがとう。
05/12/11(mon)

 土曜、結婚パーティー。幸せだった。
 
とても大きな物をみんなからもらった。

 4:00前にラママに入り、SPEARMENのみリハ。太田君と数人の友人はその間も準備に追われている。思えば数ヶ月前、「派手にしなくて良いから。」などと言った時から動いてくれた竜太と太田君。リハ中にも一生懸命動いてくれている。ありがたい。
 :00客入れ。ビンゴの景品が分からないように包む袋をこの期に及んで買いに走った。案の定、開演の5:30に遅刻。主賓が遅れるとは!ま、ご愛嬌という事で無事(?)パーティーが始まった。入場、そしてケーキ入刀。「こんな事する事になるとは・・・。」と思いつつもちょっと嬉しい。
 そしてバンド演奏のスタート。まずはエコエコ山田。プリテンダーズ。くじで決まった出順にしてはピッタリの幕開け。ピンの演奏がやけに心に響く。友人達の演奏が続く。ほんとに一人づつ紹介したいところだがあまりの多さの為名前は省かせてもらうが、この日は皆素晴らしい演奏ばかりだった。弦を切った人、演奏を間違えた人、お猿な人、天使の羽をつけた人、上がってた人、病気な人、色々いたけど本当にどのバンドも最高の演奏だった。はずれは一つも無かった。ご意見番と一部で呼ばれる私が言うのだから間違いない。みんなの心、人間が良く見えた素晴らしい物でした。
 合間合間にはビンゴ大会。景品は誰が何を持って行ったのか分からないのが非常に残念なところだが、このアトラクションのおかげで全く会がだれる事はありませんでしたね。
 で、最後にSPEARMEN三部作の演奏。初期メンバーはやはりブランクがあったが、私にはとても楽しい一時だった。飛び入りダンサーも有った現SPEARMENの演奏はリセットからラジオスターの悲劇へとなだれ込む。歌詞は95%出鱈目だったが、皆さんへありがとうの気持ちを込めて一生懸命演奏させて頂きました。
 で、最後に挨拶をしてパーティーは終了し、二次会へ突入した。

 みんな個性的で変な人達だった。普通じゃない演奏ばかりだった。でも、みんな優しくて素晴らしい人達だった。どこぞの青春してるガキみたいだけど、友達って良いなって改めて思った。
 
ありきたりの言葉ですが心を込めて、本当に皆さんありがとうございました。

 

初ERA
05/11/28(mon)

 
今年最後のSPEARMENライブ終了。会場は下北沢ERA。道に迷いそうになったが何となく歩いてたら着いた。
 リハは、外音(そとおと)はPAに任せるとして、中音(なかおと)はリバーブがかかったような輪郭がはっきりしない音で非常にやり辛かった。ギターは楽器とアンプの相性が悪いのか、音が遅れて聞こえてくるのでリズムがとり辛い。ベースもいつものバキバキさがなく低音が膨らみすぎた音だ。それでも何とかリハを終了。その後出番までCD屋へ行ったり楽屋で歓談したり。ここの楽屋は広くて良いが、くつろぎすぎて眠くなってしまう。でもソファーに座ってるメンバーの感じが村八分っぽくていい感じだった。
 で、本番。皆開き直ったかのように音の悪さを気持ちが上回っている!決してベストな音響ではないがどんどんテンションが上がって行く。客にはどう聞こえてるのか知らないけど(いつもあまり気にしてないけど)とにかく楽しい!アイコンタクト。音と体で会話してる。面白い。PAがトラブったり竜太が弦を切ったりしたが全く関係無い。そういう一つ一つの間が会話だった。最後までそのテンションは下がる事無く終了。良いライブだったと思う。
 その後、打ち上げはERAで小学生レベルのバカ騒ぎ。ま、一年を締めくくったライブはこんな感じだった。 来年も気合入れて楽しみますので宜しくdeath!

 

難聴

05/11/25(fri)

 ピンク・フロイドのウォールを聞き直そうかと思い中古CD屋へ。これまでどの店でも見かけていたのに、全く見当たらない。こんな時に思い出すのは井上陽水の「探し物は何ですか〜?」って歌。吉祥寺と高円寺ではどこにも無かった。んー・・・、こんな感じでウォールは買いそびれてるんだよね。聞くな!という啓示かね?

 本日、健康診断。聴覚が鈍っていた。一回目、中音域は聞き取れるが高音の途切れ目が分からないので雑音かと思ってたら、「良く聞き取れなかったみたいなのでもう一回お願いしまーす。」だと。カーテンまで閉めてくれてもう一度トライ!んー、ノイズのような超音波のような音は聞こえるのだが途切れ目が分からないしやはりノイズみたいだ。「はい終わりです。ありがとうございました〜。」と明るく言われてもショックは隠し切れない。「やっぱスタジオの音でかいかな?」とか「スネアうるさいし、ギターもベースもバキバキだし・・・。」と言う事で、今後スピアメンの音量はこれまでの半分になりアダルト路線を歩んで行く事をご了承下さい。・・・なんて冗談はさておき、これって難聴の始まり?っつーか既に難聴。

 

フランス旅記B
05/11/15(tue)

 ジム・モリソンの墓参り。場所はペール・ラシェーズ墓地。なんか落ち着く。やっと来たか、って感じ。写真では見た事あったが、まさかこんな所まで来てしまうとは。ここは大きな墓地で、エディット・ピアフ、イブ・モンタン、ショパン、ビゼー、オスカー・ワイルド他沢山の著名人が眠っている。入口で墓地内の地図と花を買った。大きな地図を見ながら墓の場所に到着してみれば、今でも沢山の花が飾られていた。私がいた間にも10人位人が来ていた。周りには赤い髪をしたアーミー服の男女が数人。墓は柵があり墓に触れる事は出来なかった。それでも柵越しに花を置きしばし感傷的な気分に浸った。詩人達への憧れもありジム・モリソンはフランスへ。誰も知らない異国の地で永い(永遠の)休息をとろうとしたのだろうか?
 ところで最近寒くなって来たが、フランスへ行った時は暖かくて良かった。本当なら日本の12月中旬の気候だったらしい。日頃の行いが良かったからだな。

フランス旅記A
05/11/10(thu)

 フランスに着いてまず驚いたのは、空港で掃除してたお姉ちゃんが綺麗だった事。何故こんなお姉ちゃんが空港の掃除なんぞを・・・。そしてパリに着いてまたビックリ。「美、美人だらけだ!」男もイケメンだし、子供も100%可愛い!白人を見慣れていないせいなのか?んー・・・困った。いやいや、困る必要は無いけど。おまけにここでは黒人もアジア系も恰好良い。なんか粋なのだ!皆背筋をピンと伸ばしてる。ズボンを垂らしてる野郎もいない。「俺、舞い上がってる?」「いや、そんな事は断じて無い!」。フランス人の平均イケメン・イケギャル度がこいつらならここは凄い国だ。
 そんなこんなで日本に着いた時の衝撃ったらなかった。渋谷系小汚いアホ男と顔黒を卒業しましたみたいなアユ系の女を見た時にはあまりの違いに改めて愕然としたよ。んな事言ってるけど、俺もフランス人から見れば同じ様なもんだろうけどさ。ま、背筋を伸ばして歩く事位は気を付けてみようかね。

フランス旅記@
05/11/8(tue)

 帰ってまいりました。今回は飛行機内での耳痛等は全く無く快適な旅だった。
 行く先は改めて言うがフランス。モン・サン・ミシェル以外はパリ。海外にしては期間が短いかもしれないが、それでも充分リフレッシュ出来た。簡単に行った所を挙げれば、のみの市、エッフェル塔、凱旋門、シャンゼリゼ通り、ルーブル美術館、ジム・モリソンの墓参り、モン・サン・ミシェル、ノートルダム寺院てな感じだ。良かったのはモン・サン〜とノートルダム。心に残ったのはジム・モリソンの墓だな。
 ルーブルは面白いけどあまりにも展示物が多すぎて疲れた。主に見たのは古代文明のコーナーで、かなりインパクトが有り良かった。古代人の想像力にはビックリだ。下手に(いや凄いのばっかりなんだけど)絵画を見てるよりよっぽど面白かった。絵画は出来上がった物よりデッサンの方が記録として面白かった。美術館ではピカソ美術館へ行けなかったのが悔やまれるところだ。
 モン・サン〜では歩いて15分位の所にホテルをとったので、朝昼晩世界遺産が見えるという贅沢さ。ここは良かったのでもし行く機会があればお薦めします!
 ジムの墓は、なんつーかジムと会っているような妙な気分だった。って、こんな事書いてるとムッチャアホなミーハーみたいだけど、まいいや。撮った写真はここが一番多くて、我ながら・・・。
 ノートルダム寺院は是非もう一度行きたい。高い天井、自然の音響効果が凄い。小さな声でも遠くまで響く。全てが無に帰って行く感じ。素晴らしいよ。
 今、フランスでは暴動が起こってるらしい。だんだん市内に向かっているという事。見てきたばかりの所で暴動が、なんて悲しいから早く収まって欲しい。最後に、フランス・ギャルはめっちゃ美しかった。
 Bye!

 

ボンジュール!
05/10/25(tue)

 今週末からフランス旅行。何故フランスかはさておいて楽しみだ。
 海外といえばグアムへ行った事はあるが、まあまあってとこだったな。グアムでは銃を撃った。マグナムを撃った。30発位撃ったが重くて最後の方は腕が下がってきてしまった。こんなの撃ちつづけてたクリント・イーストウッドはやっぱ凄い!なんてあれは映画だからか。それにしても、こんなのを持ち歩いてる奴らがいるかと思うとぞっとする。でも、怖い物だと認識する為に一回は撃った方が良いかもね。

 でフランスね。モンサン・ミシェルと、美術館と、ジム・モリソンの墓が主なスケジュール。モンサンミシェルは時間によって離れ小島になる(なった?)修道院。外観は要塞のようで美しい。ジムモリソンの墓は今更言うまでも無いでしょう。それにしても死ぬまでの短期間だがジムはフランスに行ってフランス語を話してたのだろうか?フランスの詩人が好きだったから行った理由は分かるけど。私はフランス語を多少勉強してはいるけど、でも単語も発音も全く分からんし・・・。ま、分からない物はしょうがない、とにかく異国の地で新たな創作意欲とインスピレーションが湧けば良いかな。
 ところでフランスのライブハウスってどうなんだろう?フランスはヨーロッパ方面ではイギリスに次いでパンクが早くから栄えた地だったと思ったけど。面白そうなのがやってたら行ってみたい。

 

LIZARD liveが出た!
05/9/30(fri)

 LIZARDの東京ロッカーズ・ライブ(atロフト)の完全盤が出た。音源は多分モモヨ氏が以前バビロニック・ドットコムにて発売していた物だと思う。東京ロッカーズはほんと良く聞いたアルバムなので、その完全盤の発売はとても嬉しい事だ。(バビロニック〜で購入済みだったけど。)他にもライブバージョンで聞きたい曲は沢山あるが、TVマジックとか、ロボット・ラブとか、ここに記録されている曲は今でも充分刺激的で想像力をかき立ててくれる!これに乗じて他の時期のライブも発売されないかな。特にV近辺のライブなんて皆聞きたいと思うんだけど・・・。では最後に、そろそろ重い腰を上げてくださいよ、モモヨさん!

 

山梨へ
05/9/28(wed)

 SPEARMEN二代目ベーシストの須田に会いに山梨へ。体調を崩したとの事でそのお見舞いがてら遊びに行った。BGMはロケット・サマー。エレカシなんぞも持って行ったが日本語は重くなるので、歌詞の分からないロックバンドに。で、色々な事を思い出しながら電車に揺られ、山梨市駅に到着。電話をかけ迎えに来てもらった。最近は体重が戻りつつあるとの事だが、それでも昔と比べるとほっそりしていた。が、結構元気そうなので一安心。SPEARMENのテープを聞きながら昔話を沢山した。大した事はやってないけど、でも他のバンドとも今のSPEARMENとも明らかに違う存在・空間がそこには確かにあった。
 今でもSPEARMENを好きでいてくれる元メンバー、嬉しいね。これからはもっともっと楽しもうぜ!という事で、晩飯をご馳走になってから帰途についた。

 

近況

05/9/22(thu)

 最近、顔面が痛い。顔全体が痛い。歯痛、ストレス、顔面神経痛?運動不足で発散してないせいもあるのか?とにかく体もなまっている。砲丸投げのような物で発散したい気分。でも回転系は気分が悪くなるので直線系で。ボーリングでも、野球でも、とにかく無茶苦茶発散したい。
 マイブームはセブンイレブンのメイプル・メロンパン。もともとメロンパンは好きなのだが、これはマジでうまい!限定(間違ってたら御免)らしいのでお早めに!
 バンドの最近のヒットは“ネハンベース”。54-71をもっと叙情的に荒々しくした感じ。私が見た時は三人編成だったが実は四人編成らしい。スピード感のある良いバンドだ。それにしてもやはり若いって良いね〜。
 CMでは“大人のフリカケ”を気に入っている。子供が犬の人形を咥えて振り回した後の歌舞伎調のポーズと間が可愛い。
 大阪へ家族旅行。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ。とにかく金がかかっている!そして、流石映画会社が作ってるだけあって、映像系が凄い。4Dのスパイダーマンは自分達の乗り物にスパイダーマンが乗ったりビルの間を凄いスピードで落ちて行ったり、面白かった。バック・トゥ・ザ・フューチャーも同じ様な感じだったが、スピードが速すぎて気持ち悪くなった。結構面白かったが二度はどうか・・・。
 最後に、竜太と篠ちゃんがSPEARMENを脱退する夢を見た。んー困った!

 

何故?
05/9/21(web)

 例えば一生に100のイベントがあるとして、何人の人が死ぬまでに全てのイベントに参加しそして無事に終わらす事が出来るのだろう?一体俺達は何の為に生まれ、何故死んで行くのだろう?どうせ死に行く物、失くなってしまう物を作るなら、神様も最初から人間なんて作らない方が良かったのに・・・。己の遊びの為にこの世を作ったとしか思えない。全く悲しい世の中だ。

 

電車の中で
05/9/16(fri)

 電車の中で知り合いに会った。竜太の古い友人だが、彼と話すのは今回が二度目。いつも彼と一緒にいる青年は知的障害者。私が行くとその青年は席を立ってしまった。「初めての人やシチュエーションに戸惑ってしまう」との事だが、人は好きらしいのでちょっと安心。その後そばに居たらゴミを手渡してくれた。嬉しかった。

 バクテリア企画のライブを見にシェルターへ。出演は全4バンド、ガキデカは二万の店長がVoのバンド。バトル・ロッカーズ〜80年代HCを混ぜ合わせたようなサウンド。PIGMENは流石の貫禄、なんつーかガキのやるHCじゃないもんね。Gいい音してたけどBが小さかったのが残念!バクテリアも頑張ってるね。俺達も気合を入れ直して行こう!・・・と思ってはいるのだが。

 

カトリーナって何だよ!

05/9/2(fri)

 米のハリケーン”カトリーナ”でファッツ・ドミノが行方不明、ニューオリンズは80%以上が冠水との事。音楽的にも大打撃である。

 シオン“夜しか泳げない”を久々に聞く。私の中では超が付く名盤。見た目あんな感じのエアロやストーンズ好きな風体のあんちゃんは私は嫌いだったのだが(当時ね)、TVで見た“遊ぼうよ”、これが素晴らし過ぎた。あまりにも悲しくて、優しい曲。シオンの汚さがその優しさを倍増していた。そんなシオン、好きな曲は沢山あるが好きなアルバムばかりではない。こそばゆい歌い方や歌詞も多い。が、このアルバムは素晴らしすぎる。だから、これからも悲しくて優しい歌を聞きたい時には。
 最近、沢山の人が死ぬ事件が多い。地震も多い。急激に人も地球も疲れが出てるんだろう。

 

シガ

05/8/23(tue)

 電気カミソリがいきなり動かなくなった。私が東京に来る時に父が買ってくれた物だ。今まで動いてた方が不思議な位なのだが、それでも突然止まってしまったりすると「虫の知らせか!」なんて嫌な事を考えたりして。何も無いと思うけど、こんな事をリアルに感じる歳って嫌だね。

 スガシカオのシュガーレスを良く聞いてる。一曲目の“マーメイド”からして重いアルバムだが、その遊びの無さが気に入っている。 ところで、スガシカオをふざけてシガスカオって言い続けてたら、本当の名前がどっちか分からなくなった。あと、歳をとるにつれ自分の年齢が分からなくなる事が良くある。これってどうよ?

 

アストロ球団
05/8/19(fri)

 アストロ球団、・・・やはり、かなりセコイ出来になってました。特に球八が球七を投げるところ、あれは悲しかった。でも変に強気な漫画の感じが出ててちょっとウケた。ジャコビニ流星打法、バットを地面に叩きつけ真似したなー。しかし、どうせなら球一のヘアースタイルも似させて欲しかった。

 

記憶

05/8/18(thu)

 ドライブ関係で知り合ったバンド“シンセカンズ”を見に二万へ。ネオアコ〜NW、バンドで言えばバニーメンとかラフトレードのバンドみたい。ガチャガチャした感じが面白かった。テクが付いて、色んな事を経験して行けばきっと凄いバンドになると思う。適当に頑張れ!

 “グリース”を見た。オリビア・ニュートンジョンとジョン・トラボルタ主演の50‘s青春映画。確か、サタデーナイト・フィーバーの後にトラボルタが主演した映画。サタデーの流れかエンディングに流れてる曲がソウル〜ディスコっぽかったが、これもまた良し。懐かしく見たが、思ったよりまともで良かった。

 広島の平和記念館と原爆ドームへ。路面電車に乗り原爆ドーム前で下りる。ここが爆心地、沢山の人達が足元で死んで行ったんだ。勝っても負けても戦争には人の死は付いて回る。広島だけが特別だとは思わないが、死んだ人達や残された人の記録を見てるのはやはり悲しい。でもこれが現実、何度でも見に行くよ。

 

CDウォークマン購入

05/8/12(fri)

 CDウォークマン購入。(以前持ってたんだけどね。)MDは持ってるが、MDに録音し直さなければならないところが面倒。ちょっと出かける前にすぐに録音なんて事は無理だし。i−podならすぐ取り込む事は出来るのだろうが、取り込めないCDもあるし・・・。出かけた先でCDを購入したがすぐ聞けない、なんて事もあった。ちょっとガサばるが、今後の活躍に期待大!

 映画版スタートレックを見直してる。1〜2はそれなりに面白かったがまったりしてて眠くなった。3はパッケージに面白そうな文句が書いてあったがどうだろう?
 以前は、映画は抽象的な物とか哲学的観念的な物を好んで見ていたが、今は少し古いがXファイルみたいな物語のはっきりした物の方が好きだ。が、そうそう面白い映画に出会う訳ではない。“24”とか“トゥルー何とか”ってTVシリーズのがビデオ屋で頻繁に流れてるけど面白いのかね?誰か教えて。
 ところで、ロバート・ワイアットって良いよね。

 

もっと重く

05/8/11(thu)

 80年と82年の吉野大作&プロステテュートのライブを聞いた。この異様さ、たまらんね。ポップ・グループのようだがもっと重く、クリムゾンよりはNW、腐った横浜の海の悪臭か異常な近未来キャバレーバンド。私の中では、当時はジョイ・ディビジョンと肩を並べるだけの重さと暗さがあった。リザード、フリクション、ゼルダあたりのメジャー組とは違う洗練されていない鈍い輝きがあって好きだった。あー、プロステ見たいなー・・・。

 そろそろ夏休み。今年は出来たら広島の平和記念資料館に行きたいと思っている。悲惨な展示は一部撤去されたという噂を聞いたが本当なのだろうか?本当ならちと悲しいが・・・。

 

偽善の民よ、捜して彷徨え
05/7/25(mon)

 金曜夜、練習で使ってるスタジオの社長が亡くなったとの連絡を受けた。歳は70ちょい超えた位の、陽気な話し好きのオヤジだった。癌が転移してたりして良くないとは聞いていたが・・・。ご冥福を心からお祈り致します。
 土曜は知っての通り、地震。しかし私はタイミング良く人気の少ない所を歩いていて全く気付かなかった。吉祥寺を歩いていてもそんな話はどこからも聞こえず、家に帰っても何の変化も無し。地震があったのを知ったのは吉祥寺駅に着いた6時過ぎだった。おかげで練習には1時間近く遅れてしまったが、竜太は仕事&地震の影響で来れなかったので篠ちゃんと二人で社長の追悼インプロ合戦。多分一時間以上ノンストップでセッションしてたんじゃないかな。「社長追悼!」とか考えてたら凄く楽しくなって来た。何か竜太いない方が面白いじゃん!なんて思ったりして。いやいや、三人は三人の良さがあるのです。それにしても、この楽しみ方、この感覚はちょっとカミュ“異邦人”の世界に似ている。私の一番好きな小説だ。内容は詳しくは書かないが、ある意味クールだ。人の生き方や感じ方、表現の仕方は一つじゃないし、正解なんてあるわけじゃないんだ。人と違うから間違っている訳でもない。誰にも分からなくても、自分のやりたいようにやるだけだって改めて思った。他にも、どの面下げて社長の部屋に行くんだ?このスタジオいつまで続くんだ?とか、色んな事をグルグル考えながら続いたセッションは終了した。


別に書く事無いんだけど・・・
05/7/22(fri)

 
別に書きたい事があるわけじゃないんだけど何か書きたくてさ。じゃ、背中でも掻くか!って、そんな親父ギャグをわざわざ書かなくても・・・。
 それにしても、いつも日記のような物を書いてるが、スーパー・ミュージシャン(?)なので音楽以外あまり書く事が無い。ネタを捜すけどそうそう面白い事がある訳じゃなし。行く所といえば、タワーレコードにディスクユニオン、HMV。進歩といえば新譜のジャケを覚える事。んー・・・。しかし、流石に良くCD屋へ行くのでCDの記憶力に関しては負けない自信がある!悔しいのは捜してるCDと同じ様な背文字のCDを発見した時。「おっ、やっと見つけた!」と手に取って違うCDだった時の悲しい事ったらない。「今度は間違えないぞ!」と思いつつ毎回のように騙される。でも、それもまた楽しいんだけどね。
 まじでどうでも良い話になって来たのでついでに。今日は涼しい。最近食欲有り。足腰は疲れている。朝は早起きで規則正しい。最近実家から電話が多くて困る。ボーリングでも行きたい。カラオケも良いね。部屋を片付けようと思う。今日のご飯は。歯は磨こう。以上。書いた!
 よし!これからユニオン行くか!

 

RRRでR
05/7/21(thu)

 RRR++Tとスカルボを見にUFOクラブへ。
 スカルボはメロはまだ未整理だと思ったが、それでも今後が楽しみな感じであった。ドーナツも良い感じにアレンジされてたし、流石良いギター弾くね。バンドはリズム隊がかっちりすればもっとインパクトが強くなるだろう。とにかく今後に期待してるよモモちゃん。
 で、RRR+。こちらはやや半端だったかな。はじけたいのかギャグりたいのかマジなのか?分かりづらかった。バンドの突き詰め方がちと足りなかった感じ。アバウトな物が良い方に作用するかどうか分からないのがライブだが、良い意味でアバウトな人達だけに、アバウトじゃない事を練習しておいて結果がアバウトだったという方が良かったのではないか?という気がする。でも、今回はその辺も含めやってみたらどうなるか?というある意味実験でもあった訳で、次があるとしたら自分達でどう頭を使ってアバウトに最高の演奏をするかというところを楽しみにして待ちたい。ま、これはこれ。終わった事は肥やしにして次のステップへ向かおう。前進あるのみだよ!
 最後に、このライブ、本当はkfsmのソロをやる予定だったのですが都合で出られなくなった訳で、無理なお願いを快く引き受けてくれたRRR+Y+Tにはほんと感謝してます。ありがとう。(って、散々評論した後に言うことか!by多分RRR+Y+T)

 

SOUND & VISION
05/7/19(tue)

 
7月の二万ライブ終了。最近のライブはバンドの音作りに神経を使っていたライブが多かったが、この日は新しいサウンドの上に三人の磁場が成り立っていて一歩上を行った感じだった。とはいえ、場所が二万、他のバンドの出音を聞けばBもDももこもこしたはっきりしない音だったので私達もきっと同じ様な感じだろうと想像していたが、中の音はそんな事とは関係無く分離が良くてやりやすかった。そして、あんなに動いた竜太は初めて見た。「とにかく良い音でHiになりたい!」という今回の目標は十二分に達成する事が出来た。今後がますます楽しみになった。
 ところで、ライブ前に高円寺をうろついてたらポップ・グループのライブ&レアトラック集のCDを発見。聞きたいが少々高かったので止めた。が、聞きてー!

 

200X
05/7/13(wed)

 
ジェームス・チャンス、ギャング・オブ・フォー、ダイナソーJrの来日。スターウォーズ、ピンクフロイド復活。数年前にはドアーズ、フー、ブロンディーにディーボ。一体今は何年だ?それにしても、どのバンドも来るのが20年位遅いんだよね。・・・全盛期に見れなかった悔し紛れの発言っすけど。それにしても時の流れは速いもので、ニルバーナさえ既に15年前の話。ソニックユースatLOFTはもっと前。PIL、エコバニ、バウハウス、クラッシュの来日なんてもう20年以上前の話だからね。絶句!
 次は漫画の話。アストロ球団がドラマ化されるらしい。小学生の頃一番好きだった漫画だが、この時期、そしてドラマってどうよ?ヤクルトの古田もちょこっと出るらしい。2mを超える球八は、盲目の美少年球三郎は誰が?球四郎は若ければ陣内が合ってたな。いや、何はともあれ期待しないで見ようと思う。
 続いて、橋本真也死去。そこまで思い入れが強かった訳ではないが、プロレスを結構見てた時期に頑張ってた人。これから復活してどうなるかを楽しみにしていただけにちょっと寂しい。ご冥福をお祈り致します。
 
最後に一言、エンニオ・モリコーネ名曲集の選曲に小泉首相が関わるらしい。「お前は関わるな!」

 

二代目だからね
05/7/11(mon)

 半端な天気だけど、暑いよりは良い。雨でも雨風じゃなきゃ良い。でも、練習の日の雨は困る。何しろエレクトリックな楽器だからね。先日の練習に行く時も雨だったので、新しくケースに付けた“のらくろ”の皮製キーホルダーが揺れるのを見て「しまった。」と少々後悔。
 ところで俺のエレクトリックな奴は最近絶好調に良い音を出してる。やっと“テリーK”の二代目を襲名する気になったらしい。メンバーにはうるさいと言われたが、二代目だから気にしない。坊主のエレクトリックなBも良い音に近付きつつある。不思議とDもカラッとしたアメリカンな良い音がしてた。もうすぐ進化の予感。
 18日のライブはとにかく良い音を出す、そして飛ぶ。二万だからPAが良い音を出してくれるかちと心配だが関係無い!だって二代目だからさ。

 

初ERA
05/7/4(tue)

 
ライブハウス“ERA”へ。ポストパンク系が良く演ってると聞いてたので期待して行ったが、音・内装共に普通の小屋だった。この日は鉱石ラジオを見に行ったのだが、対バンだったザ・ロッズというバンドが面白かった。曲は青春ロック。音楽的には私的に微妙なラインなのだが、このバンド、ギターがとにかく凄い!テレキャスだったがメリハリがあってガッツのある良い音を出す。キャラも良い。面白いギタリストなので一見の価値有りだ。

 

呑気に笑ってたい
05/6/28(tue)

 タイガー&ドラゴン、なんつーか小じんまりした終り方だったな。でもそれなりに楽しませてもらったけど。
 それにしても暑い。夜が蒸し暑い。私の部屋はあまり換気が良くないので特にだとは思うが・・・、とにかく私は夏は嫌いだ。ペタペタするところが嫌だ。早く秋にならないかな。でもそうしたら暮れや正月が近いので、また嫌いな季節だ。あ、春も卒業シーズンとか好きじゃないし、よくよく考えれば好きな季節って無いじゃん!・・・でも気候で言えば春秋だ。半端に呑気なのが良いね。

 

最近、コージー・ラモーン
05/6/23(thu)

 
店で立ち見したラモーンズのDVD”エンド・オブ・ザ・センチュリー”が感動的だった為に、思わず”リーブ・ホーム”購入。相変わらずのラモーンズ節だが、名作1stと3rdに挟まれ、小じんまりしたイメージのアルバム。でも良い曲多いけどね。で、ボーナスが凄い!ってライブが16曲も入っているのだが、うち14曲が「1234!」の掛け声で始まる。そのカウントは曲と合ってないものもある。そのせいかカウントの後にほんーの一瞬間がある。でも、ぞれでもバッチリなとこが当時の勢いを物語っている、なんて妙な納得をしたりして。とにかく頭出しで聞くと思わず笑ってしまう凄さ!さすがラモーンズ!そう、ボーナスの”凄い”ってのはこの全曲全く同じカウントの事だ。必聴!・・・か?

 

kfsm’s
05/6/17(fri)

 ”
painted word”を一新!つっても、内容はほとんどこれから。内容充実してからと思ったが、気に入ったトップ・ページが出来たのでアップする事に。SPEARMENのトップも変えたいんだけど、ま、それは追い追い。で、これを期にタイトルも”kfsm’s”に変更。(ベタでも良いんです。)ペインテッド・ワードは、言葉で表現する専用ページにします。ま、TOPはともかく今後内容を充実して行きますので宜しく。

 

私はいつまでテレキャスターを使うのか?
05/6/9(thu)

 
今更言うまでも無いが、私の使っている楽器はUSAフェンダー社のテレキャスター。約1年半前に新しく購入したが、その前もテレキャスターだった。ちなみに、最初に手にしたギターはグレコのレスポールで、当時はディープ・パープル、ツェッペリンの影響もあってレスポールかストラトが主流だった。
 で、それから数年後、初のテレキャスを購入。理由は「ジョーストラマーが使っていたから。」と言いたいとこだが、実はRCのチャボが使っていたから。白いギターは好きではなかったが、ミックジョーンズも白(レスポール)だ!というこじつけから妙な納得をし購入した。最初はハウりっぱなしで悲惨なものだったが、使い込むうちに「これだ!」という音が出せるようになった。そんな愛器を何故変えたかといえば、20年近くこれ一本を使っていた為音の抜けが落ちた感じがした事と、そろそろ違うギターを使ってみたい、この二点からだ。しかし、いざ変えてみると、なかなか思い通りの音が出ない。音が軽い。ピックアップを変え、エフェクターを変え悪戦苦闘中!
 しかし、何故テレキャスに拘るのか?素直にジャズマスターやストラトにすれば楽なのに・・・、とマジで思う事もあるが、この伸びのないジャキジャキした音と、ルックスが好きなのだ。細身のネック、四角めのボディー、1ボリューム1トーン、シンプル・イズ・ベスト!確かに音作りはしずらい。しかし、しかし・・・。使いずらくなればなるほど「テレキャスでいい音だしちゃる〜!」と強く思う偏屈なB型みずがめ座。そのうちどっかの雑誌でテレキャスのモニターをやってると思うので、チェックしとくように。※今のところ、モニターの話は全くありません。

 

良い音出してー!

05/6/6(mon)

 スタジオにレックが遊びに来た。雨の中ベースをわざわざ持ってきてくれて、ベースやエフェクターの弾き比べ大会。ノリノリのレック。プロデューサー乗りでスピアメンを手振り身振り付きでアレンジ。色々参考になるところがあって面白かった。エフェクターは歪み系の中に気に入ったのがあった。テレキャスはもともと線の細い楽器なのだが、それを補うファットな感じがあって、加えて歪みが素直で気持ち良い。レックも数日前に買ったとの事で、秋葉原の安く売ってる店を教えてもらった。

 で、翌日そのエフェクターを買いに秋葉原へ。ほんと楽器屋の多い街だ。私はほとんど楽器を買わないが、それでもこれだけ色んなの見てたらちょっと弾いてみたくなるね。でも、ポップ・ノイジシャンである私は(嘘)、そんなところで弾くほど腕前が達者ではないのでいつも見学のみ。でも楽しかった。
 んーーー、良い音出したい!

 

ニルバーナ
05/5/30(mon)

 
最近、ニルバーナのブリーチ時の音源を良く聞いてる。サブポップからシリーズ化されてるようで少し前から多種出回ってるが、今回聞いてるのもその一貫の物だ。ブリーチが出た当時はサブポップもブレイクする前で、ニルバーナやサウンドガーデンも日本においてはヘタウマ・ヘビーロックバンドといった印象だった。そんな中マッドハニーのブレイクでグランジブーム火がつくわけだが、ブリーチは重く鈍い光を放ってて好きだった。今回聞いてるのにも入っているが、スライバー/ダイブのシングルを買った時、ポップとヘビーのせめぎ合ってる古臭くて最新のサウンドに「「こいつはやばいかも!」って思ったのを覚えてる。
 グランジ、複雑さを増した現在のオルタナティブよりパンクに近い開き直りがあって、今その簡潔さが気持ち良い。ダウナーだけど爆発寸前の押し込められたエネルギーが美しすぎる。既に15年以上も前になってしまった音源を聞きながらそんな事を考えていた。

 

JC
05/5/24(tue)

 
7月にジェームス・チャンス来日。どうなのだろう?死んだメンバー以外は全盛期のメンバーらしい。買っていないが最近出たライブDVDはデザート・トゥ・キルが一曲目で「ムオォ〜!」って感じだ。期待してしまうが、してはいけない。でも期待してしまう。んー、でもやはり過渡な期待はせずに見に行こう。だって・・・。
 ところでスペシャルゲストって誰だ?本当にスペシャルなんだろうな。ま、まさか・・・グラムの恰好したブライアン・イーノがキーボードで参加とか!!
 やっぱ期待しないで行こ。

 

前進あるのみ!
05/5/20(fri)

 
5月のライブ終了。私達の演奏は、一人一人の出す音に改善の余地はかなりある(とは言えこれは楽器を変えた時に常に発生する事なので大した問題ではない)が、でもあの時点でのベストなライブが出来楽しめた。今思えば、今回は唯ひたすら開放されようとしていた、かなり無心に近いライブだったような気がする。
 で、対バンで面白かったのはドライブ〜だ。決してうまい演奏ではないが、それを補って余りあるエネルギーが溢れていた。前回見たライブは半端な感じで好きではなかったが、その反動か今回は曲の消化やノリ、クオリティー、色んなところが比較にならないほどアップしていた。ほんと疾走感のある気持ち良いライブだった。が、出番が次だった為全編見られなかったのが残念!
 あと、小さな試みとして、今回はSEを私が選曲したオムニバスにしてみた。PRIMAL TONEが“色んなバンドが混ざり合った時に聞こえてくる新たな景色”を目的としているから、これもその一環としては良かったと思う。
 次回は未定だが、多分もっと素晴らしい音になってるんじゃないかな。期待しててよ!

 

光に満ちている
05/5/12(thu)

 恒松正敏展を見に行った。恒松さんの絵を見ていると、仏像を見ているような気になる。特に最近の作品には穏やかな光に満ちている感じがある。昔の純粋さゆえに夢の中に迷い込んでしまう狂気のような絵も好きだけどね。レコードのジャケットに使われた物も有ったが、素材の質感も含め当たり前だがこの会場で見た方がはるかに絵として感じる物が大きい。・・・とかなんとか、俺が恒松さんの絵についてつべこべ言うのもおこがましいのでこの辺で止めておこう。とにかく久しぶりに刺激を受けた。
 で、時間ギリギリに行ったので閉館後飲みに行こうと言う事になり、鈴木というガラスで作品を作っている人も含めた三人で、恒松さんが最近見つけたという近くの店に。田舎の話から音楽の話、他。昔の話が多かったが、でもうっとおしい回顧話に感じないのは今でもしっかり地に足の着いた作品を作り続けているからなのだろう。何かを本気で作っている人と話すのは面白いし刺激的だ。こういう時が現実と空想を繋いでくれる瞬間なのかもしれないな、と思った。

 

一曲だけのライブ

05/5/6(fri)

 4/30、RRR
+Jのライブに一曲参加。RRRとJは微妙だったようだが私的には楽しめた。一曲だけだったので、音使いやフレーズが飽きなく出来た。一曲でテンションを上げる演奏(つーか最初っから入りっ放しだったけど)、こういうのも面白い。足場が狭くて動きづらかったが、そんな自分を想像しながら「バンドやりたての頃ってこんな動きだったのかな?」なんて考えたりもした。それにしても、君達は凄い音を出すよ。本当。
 5/1、エコ、ポエ、ポップ鈴木君を見にマンダラ2へ。この日はポップ君が良かった。ポップ君はピアノと二人の演奏で、人力テクノのようなスピード感のあるドラムにちょっとフリーキーなピアノが絡み少なめの歌が色を添える。このピアノが良かった!独学らしいが景色が見える演奏。どんどん引き込まれて行く。素晴らしい。機会があったらまた見に行きたい。

 

レックのRは反対を向いていた 〜その後
05/5/2(mon)

 
ロフト・ライブの二日後、吉祥寺の某CD屋でレックと遭遇。Diary?を書いた後だったのでちょっとあせったが、あれは正直な感想、シカトする事も無し、後ろから肩を叩きしばし歓談。がお互い話好きな事もあってドトールへ移動。で、当然ライブの話に入るのだが、その前に少々前のDiary?について・・・。「ビートルズ大好き親父と〜」と書いたが、これはちょっと書きすぎた。だって根本にあるものが全然違うのだから。で、とにかく言いたい事は言わなければ気が済まない性格なので、少しづつ小出しにしながら話は展開して行った。カバーについては本人の口から「カバー大会だから。」と先に言われてしまったのだが、事前に分かってればそういう楽しみ方をするし、NWデイのつもりで行ったのでその辺のギャップは特に大きかった。ヘッドラッシュもそんな感じはあるのでもっと違う物を期待していた事も今回のカバーに否定的だった要因の一つだ。でも、60年代物のカバーにしても、もう少しヒネリを効かせられたのでは・・・。が、これは多忙な人の集まりの為、ほとんど練習出来なかった、との事。でも客の心とは裏腹に「原点回帰している。」と言うレックは、その原点を何のためらいも無く楽しんでいた。話してて、音楽と共に「エネルギーを原点回帰させたいんだな。」と思った。何となくNY的だな、と感じた。
 ま、つべこべ言ってもフリクション好きだし、話す前から分かってたけどレックの話は筋が通っている。が、これだけ苛ついたのは、やはりフリクションが見たい!という事なんだ!という事を伝えた。その後音楽業界や好きなバンドの話他、二時間近くドトールで粘り別れた。最初はドキッとしたが、悶々としていた気が晴れて良かった。ま、今後の活動に期待していますよレックさん!(出来たらもうちょっとパンク〜NWで宜しく。)

 

レックのRは反対を向いていた
05/4/28(fri)

 
新宿ロフトへレック・中村達也・大友良英ライブを見に行った。ニューウェイブ・カバー・アルバムの発売記念と言う事で、レック・バンドの他に3バンドが出演。
 
7時過ぎ、到着した時にはスパルタローカルズが演奏していた。ポップなロックに無理矢理ポストパンクをくっつけたような演奏がしっくり来ない。「今日はニューウェイブ・デイだろ〜!」と心の中で。それにしてもこのバンドのポリスのカバーは半端じゃなくダサイ!次のレベルファミリアはダブ〜テクノな感じで悪くは無いが、こんなバンドを見てるといつも「カラオケじゃん。」って思ってしまう。テクノは嫌いじゃないが、だからのめり込んでは聞けない。その先の何かが必要なのではないか?続いて中原昌也。ムッチャ半端なノイズ。垂れ流し。叫びも格好悪い。この人のインタビューをたまに見かけるけど、全く共感できるところが無い。ついでに言えば、今回の企画者小野島大にもあまり共感できるところは無い。で、トリはレック。最後の最後でNWな演奏をガツーンとカマシて・・・くれないの?ストゥージズ、ジミヘン、キンクス・・・60年代カバー大会。大友さんからは凄みを感じないし、達也のドラムもはまりすぎ。(達也のドラムは好きなんだよ。)これじゃあビートルズ大好き親父と変わらないじゃん!本人達はそれで良いと思うが、この60〜70年代の演奏に客は心が揺さぶられたのだろうか?レックや達也じゃなくてもこのライブをもう一度見に来るか?いいかげん東京ロッカーズ幻想を追うのは止めて自分の足で歩こうよ。(達也ファンも多かったと思うけど)って、それでも俺も見に行っちゃうんだけどね。ま、人それぞれ意見はあるでしょう。これはあくまで私の個人的な意見。でも異論、反論、あったら聞かせてよ。

 

紙ジャケは嫌いだ

05/4/20(tue)

 私は紙ジャケが好きではない。すぐ壊れそうだし捜す時にも捜しづらい。CDを出し入れする時も傷が付きそうだし。紙ジャケの方がさわり心地や見た目が良いのは認めるけど・・・。でもCDはプラケースの方が安心出来るし落ち着く。

 
 数ヶ月前から中指の付け根が痛い。怪我をした覚えは無いし、最近ギターを弾きまくった覚えも無い。普通にしてると痛くないが、指を鳴らしたりするとズキッとする。ややむくみもあるような・・・。このままでは俺のギタリスト人生が終わってしまう!

 
 ディスクユニオンでスターリンの“フィッシュ・イン”が流れてた。案外NWな事やってて面白かった。初めて聞いたが、言葉がどんどん飛び込んでくる。呪縛にかけられて行くような歌。でも、スターリン解散後にここまで出来たのは流石だと思う。早く聞けば良かった。残念!

 

1984-SPEARMEN

05/4/14(thu)

 SPEARMEN1984年のライブテープを聞いた。結成して1年ちょっと経った位のライブで、Bが竜太に代わる少し前だろう。今よりPOPでビートパンクな疾走感が気持ち良かった。(すいません、自画自賛で。)演奏は思ったよりDrが安定しているので聞き易かったが、それよりスネア一発で納得させてしまう正明って結構凄いな!と改めて思った。私の演奏は、Gソロも案外ちゃんと弾いてるし、声の出し方がその気になっててちょっと笑えた。今のスピアメンはこの当時に比べフリーな部分がかなり増えているが、少ないなりにもメロが大事な事を改めて再確認。初心に返るべく現れたテープ。感謝。


 ギャング・オブ・フォー(以下GOF)のインタビューを読んだ。メンバーは最近のポスト・パンクのバンドに好意的だ、というような事が書いてあった。しかし、「最近のバンドでGOFをカバーしているバンドはいないが・・・?」と聞かれて、「カバーする必要ないじゃん。だってGOBと同じ音出して同じ事やってんだから。」と答えていた。流石だね。ちなみに、最近ではもてはやされてるGOBだが、昔はほんの一部の人達が好きなだけだった。(特に日本では)今のポストパンク・ブームも所詮はメディアが作った幻想。騙されるなよ、阿呆なメディアに!

 

MMRT(マジカル・ミステリー・ラーメン・ツアー)

05/4/13(wed)

 清志朗が雑誌で紹介していた福生の“福実”というラーメン屋へ行った。魚系のダシなのかな、シコシコ縮れ麺で結構おいしかった。味付け卵をトッピングしたが、メニューを良く見れば既に卵は入っていた。その上親父がサービスでもう半分入れてくれたので、ちょっとリッチな気分に。☆三つ半てとこか。ところで、ラーメン屋に行くと「うまいのかまずいのかはっきりしてくれ!」と思う事が良くある。うまいと評判だったり、店の感じが良かったりしても食べてみれば普通って事がざらだからだ。凄くまずいならそれはそれで話題にもなるが、普通だと話題にもならないからね。TVで紹介されてたりするラーメン屋も画面ではうまそうだけど実際はどうなのだろう?誰かラーメン屋めぐりでもする?

 

KFSM
05/4/8(fri)

 
ふと気が付けば一人になっている事が多い。昔からそうだ。ガキのころから大人数で遊んでいて同じ行動をとっていても、「何か違うんだよな。」と心の中で思っている事が多かった。30台半ばの頃はまだ一人が許され周りと楽しくやってられたが、流石にこの歳になると周りも大人になって苦痛に感じる事が多くなって来た。でもB型みずがめ座のこの性格が変わる訳でもなく、なんとか周りと折り合いを付けて行くしかないんだろうな。

 7月にKFSMのソロ・ライブが入った。まだ先の話だがどんな事をやろうかな?以前やっていたパターンの延長になるのだろうけど、新曲もやりたいし、他にもちょっとやってみたい事もある。想像すると面白そうだが、終わってみればきっと前のとあまり変わらないんだろうな。ま、基本は歌物って事で頑張ろう!でも、ソロは久々だから緊張するんだろうな〜。

 

象さんのポット

05/4/4(tue)

 昔、“象さんのポット”っていう名のお笑いコンビがいた。シュールなネタで淡々と進むギャグが結構好きだったが、はっきりとは思い出せないのでもう一度見てみたい。最近の若手お笑いブームでも微妙なコンビも多いので今見たらどんな感じなのかな?と思ってさ。

 フジロックにつられたわけじゃないけど、ダイナソーJrの”フェアー・ユー・ビーン”を良く聞いてる。好きなアルバムは2nd〜グリーンマインドだが、その他のアルバムもどれも良い。ダイナソーの中期以降は、ドラムの音がパリッとしてて特徴的、今聞くと結構斬新かも。しかし、やっぱJは良い歌書くね。

 

流行歌
05/4/1(fri)

 昨年の今頃、森山直太郎の“桜”を良く聞いていた。結構良い曲だと思うのだが、今年はTVでも街中でもほとんど聞く事が無かった。今年は“桜咲け”・・・これよりずっと良い曲だと思うのだが。「新たな卒業の歌が現れたか!」と思っていたが、世の中はやっぱ良い曲より流行り物なんだな。って、そんな事考えてたらカラオケでも行きたくなった。

 

大人の絵本?
05/3/30(thu)

 
ある作家の詩集のような絵本を見た。名前は覚えてないが、特集してたから話題の人なのか?挿絵の雰囲気がオディロン・ルドンみたいだったので手に取ってみたのだが、その内容は全く先の無い話ばかりだった。子供が人さらいにさらわれて、ひどい目に遭って最後には死んでしまいました、みたいな話。「こんなの誰が見るんだ?」と思ってたら、著者は子供はいつもそんな不条理な世界で生きている、みたいな事が書いてあった。そりゃそうだけど・・・。昔ラママでジョジョ(広重)さんと対バンした時、私の出番の前のジョジョさんが「君が死ねって言えば死ぬから〜」みたいな事を絶叫してて、出番前にむっちゃロウな気分になった事を思い出した。これって大人の見る絵本?2〜3冊パラパラめくってみたがどれも同じで先が無かった。

 

誰も面白い音楽を教えてくれないから・・・

05/3/24(thu)

 タワーレコード→試聴→興奮→購入。HMV→試聴→興奮→あー、また昨日もCDを買ってしまった。CD屋へ行くと、なんかドキドキしちゃうんだよね。新しい音が発見できるかと思うとさ。今更言うまでも無いけど、ほとんど中毒だな。

 夏フェスのバンドが徐々に発表されている。フジで見たいのは、ケイク、ビーチボーイズ、シガーロス、ダイナソーJr、サマソニでは、シーザーズ、デパーチャー、LA‘s、HIMで、一番見たいのはシーザーズ。サマソニの今年の目玉はオアシスか・・・。嫌いなんだよね。ビートルズのパロディーバンド。眉毛つながってるし。フジの大トリは何なんだろう?まだトリらしいバンドは発表されていないが。大物が控えているのか?ま、多分行かないから良いけど。暑いの大嫌いなんだよね。ここで、ちょっと一昨年のサマソニ出演者を見てみれば、ハイブス、ブロックパーティーと今見たいバンドがちらほら。安田大サーカスも出てた。確かその前はロケットサマーも出てた。出演バンドの傾向は毎年サマソニの方が興味はあるが、今年は日程的に行けるかどうか・・・。

 

誰か面白い音楽を教えてください!
05/3/18(fri)

 ライブ終了。内容は置いといて(オイオイ!)、初使用のディストーション。リハでは歯切れの良いムチャいい音がしてたのに、本番では何故かベターとした感じの音だった。アンプによって音がへたって来る場合もあるが、それはずっと使いっ放しの場合で、今回は最初のバンドが使っただけなのでそのせいではない。何故そうなったのかは原因不明。???である。たまたまだと良いのだが・・・。
 
 CDを整理。と言うよりちょっと見易くしただけなんだけど・・・、とにかく専用CDショップのようでやや興奮気味!「おっ、こんなのここにあったんだ。」とか「これ持ってたんだ!」とか、当分は聞く物に困らなそうだ。しかし、昔は「これ持ってたんだ!」なんて事はほとんど無かったんだけど・・・、やっぱ頭悪くなってるかな?

 

春か・・・。
05/3/9(wed)

 暖かい。また春が来た。浮かれたガキ共が今年も吉祥寺駅にあふれ返る事だろう。井の頭公園があるから特にそうなのだろうが、毎年奴等を見る度に消えてもらいたくなる。それにしても最近のガキのファッションで気に入らないのは、ズボンを何処までも下げている野郎と、ボンタン・ジーンズ(とは言わないと思うけど)をはいてる女の娘。どーもあの田舎っぽい格好は好きになれん。皆不細工に見えて来る。ズボンを異常に下げてる野郎は問題外。だらし無さすぎ。

 

のんびりした時間に合った音
05/3/1(tue)

 
眠草を見にマンダラ2へ。12時半開演の早番ライブで、対バンは“ドップラー”という女Voバンド。「初期のさかな(バンド)みたいだな。」と思っていたら、さかなを好きな人達だった。といっても、ボサノバやフレンチな感じではなくこちらはトラッド寄りな感じ。G&Voの安定感が良く、若い子達ながら今後が楽しみなバンドだ。ところで、着いた時から会場で流れてたSE・・・トラッド〜アイリッシュ・フォークな感じにちょっとケイト・ブッシュ似の声。「良いじゃん!誰これ?」早速店の人に聞けば、トーリ・エイモスと言うらしい。名は聞いた事はあるが音は初めて。自分ではあまり買わないジャンル、そして顔。しかし、日曜の昼下がり。のんびりとした時間の流れにピッタリはまった。やっぱ音楽って素敵だ!

天才ギタリストになる為に
05/2/21(mon)

 今更ながらにギターの教本を買った。が、60パターン位ある運指練習の最初の1つしか出来なかった。パターンを覚えないとちょっと面倒なのだが、それにしても最初の1つだけとは情けない・・・。
 

 ディストーション(歪み系のエフェクター)を購入。少し前に宮本君に薦められたのは音はクリーンで嫌いな歪みでは無かったが、アタックが強すぎてメタリックな感じだったのでちょっと使いずらかった。歪みのエフェクターは、理想とする音に加えギターやアンプとの相性もありなかなか気に入った物は見つからないが、今回のは結構気に入った。これで次回のライブはもっとねじれたギュイーンでバリバリッ!としたライブが出来そうで楽しみだ。

 

コステロのライブに行った夢を見た
05/2/18(fri)

 エルビス・コステロのライブに行った夢を見た。会場は、TVの喉自慢に使われる○○公会堂みたいな感じ。私が夢の中でライブを見に行く時は、ほぼこんな会場だ。会場の回りには中が見えないように白い遮光カーテンのような物が張られていて奇妙な感じだったが、演奏が聞こえてきたので中に入ると1000人は入りそうな会場に客は50人程度!嬉しいやら悲しいやら。「コステロの人気も落ちたな・・・。」と心の中で思ったが、ひとたび演奏が始まればその50人が妙にノリノリで面白かった。曲は、比較的最近出た好きなアルバム“クルーエル・ワールド”の曲中心で、渋めだがエネルギッシュな良い演奏だった。夢の中ではあるが、ちょっとハッピーな気分になった。
 それにしても、これまでクラッシュ、U2、エコバニ、バウハウス、イギー・ポップ(どのバンドも初来日!)、他沢山のライブを見てきたが、見逃したライブも多い。コステロは勿論、ストラングラーズ、デビッド・ボウイー、ディーボ、XTC、スーサイド、etc。ま、ストラングラーズやディーボは田舎の中高生だったからしょうがないが、でも、あの時代に見ておきたかったなー!!

人間ワルツ

05/2/15(tue)

 先週月曜日、体調がおかしいと思っていたらインフルエンザにかかっていた。火曜に体がきつくて会社を休み、水曜は行ったが帰りに人の薦めで医者へ行ったらインフルエンザと診断された。それから日曜の夕方までずっと寝っぱなし、ほとんど動く事が出来なかった。インフルエンザなんてかかった記憶が無いが、改めて病気も寝てるのもつらいと思った。来年は予防接種を受けようかな。

 職場の右の窓の外には造園の木が幾種類も育てられている。一番身近にあるのは梅ノ木で、一応花満開。ちょっと甘い香りでいい感じだが、そろそろ終わる頃だろう。
 窓の外と言えば、SPEARMENの曲に“人間ワルツ”という名曲(笑)がある。/部屋の窓の外はいつも人々が流れて/話す言葉失くしても舌だけが絡まる/〜眠る人と悲しむ人窓の外を流れて/着飾った人々が扉閉ざす/ ・・・生と死と惰性と焦燥。場面場面は色々な風景を描写しているが、基本的には生と死にこだわった歌だ。歳を重ねるに連れてますますリアルに成っている。

 

初代ドラマーからのメール
05/2/9(wed)

 
過去のメールを見返していたらSPEARMEN初代ドラマーからのメールがあった。名は望月正明、現在うちでスタッフをやってくれている望月の兄だ。彼のドラムはタイトでシンプルなのだが、どこかずれているところがあって、アクセントの入れ方ビートの利かせ方がちょっと変わっていた。しかし、それが初期SPEARMENの隠し味になっていたところもあり、彼にしか生み落とせない疾走感があった。メールには、「ドラムで聴いてる人全てを貫いてやろうと思ってた。」というような事が書いてあった。この一言でどれだけ本気だったかが伝わって来る。
 彼は今でもSPEARMENの夢で目が覚めると言う。当時も本気だったが、生真面目さゆえに今でも苦しんでいるんだな、と思った。そんな彼を見ていると、根本がアーチストだったんだなと思うし、そんな彼と一時期でもバンドが出来て本当に良かったと思う。彼がこの悪夢から早く解放される事を祈っている。

プライド
05/2/7(mon)

 君が出そうとしている音はどんな音だい?君の叩き出したいリズムは?天才だって努力と苦悩の果てに見える物があるんだから、凡人である俺達はもっと考えて、もっと苦しまなければいけないんだ。プライドを大事に抱えて自分の頭の中にある音だけで満足し楽しんでたら駄目なんだ。もっと想像して、自分の殻をぶち壊そうよ!凡人だってそれ位は出来るはずさ。

 

2005、Diary?始めます!
05/2/3(thu)

 2005年です。止まっていた“DIARY?”をいきなり書きはじめてますが、今後はもっと更新するつもりでいますので宜しく!
 という事で、まず近況報告。
 SPEARMEN今年一発目のライブが1/22に終了。久しぶりのラママにやや緊張。SPEARMEN自体はいつも通りだが、ライブの全体の流れはもう少しスピード感があった方が面白かったかな?それにしてもやっぱラママは音が良いね!最近は他のライブハウスにお株を奪われてるけど、ここらでアングラ・スペース(って思ってんの俺だけ?)の意地を見せて欲しい物だ!
 あと最近では、ランチ宮本君との行動が多い。ランチのBタケチャンが阿佐ヶ谷に店を出した事もあるんだけど、その他にもロザリオスのライブ行ったりエフェクターを借りたり・・・。で、タケチャンの店は地蔵門と言って、一応ロック飲み屋らしい。私は三回行ったが、そのうちの一回はオープン記念の時で、あとの二回は私と宮本君以外に客は来なかった。ま、そのおかげで好きな音楽かけたりギター弾いたりで結構居やすかったりするんだけどね。行ってみたい人は連絡くれれば場所教えます。

 最後に、音楽はデビッドアレン関連(NY GONG、バナナムーンバンド他)、エコー&ザ・バニーメン、トニー・ウイリアムスなんてとこににはまってます。
 では今年も宜しく。

 


ありがとうございました
04/12/29(wed)

 
始まったばかりだと思っていたら今年ももう終り。ますますロックが好きになった一年ではあったが、考えてるわりには行動が伴って
行かなかった一年でもあった。ま、来年も楽しく頑張ろう!と言う事で、宜しく。

 

04/8/12(thu)

 
伊藤耕のブルースビンボーズを試聴。内容は、村八分や日本語歌詞のハーダ−・ゼイ・カム、じゃがたら、等のカバー。相変わらずのダミ声に、80年代中期のフールズが見たくなったが無理な話。フールズは良い音の録音が少ないのも残念な事だ。フールズは昔ラママのオールナイトで楽屋が一緒だった事があるが、町蔵とアルコールが加わってほんと恐ろしい異空間が出来上がっていた。でも、昔はそんな雰囲気はライブハウスの至る所にあったんだよね。アルバムは高いから買わなかったけど、いつか耕を見に行こうと思った。

 

アポロ

04/8/5(thu)

 オレンジ色で少し上の方が欠けた月が目の前にあった。真っ直ぐ歩いていけばそこまでたどり着けそうだった。アポロなんて死後のような言葉を思い浮かべた。今でもちょっと興奮してしまう響きだ。
 それにしてももう8月か。あまりの時間の早さについて行けてないような・・・。
 
 クラッシュ“ロンドン・コーリング”のスペシャル盤が出るらしい。何でも別テイクなどのレアトラックとロンドンコーリング当時の未発表映像を収めたDVDが付くという事だ。これを機に、全盤ボーナス付きで再発なんて事にならないかな・・・。

 

プロポリス
04/7/30(fri)

 
風邪をひいた。一昨日、練習に行ったら竜太もひいていた。でも練習が終わる頃には不思議といつも、とりあえず元気になったように見える。多分気が張っているからだろう。私は直りかけだから良いが、竜太はこの汗をかく練習がどう出ることやら?で、職場に行ったらバイトの人が心配してプロポリスの飴をくれた。以前体調が悪くない時にもらってなめた時は、「きっつい味の飴だなー。」と思った。しかし、今回は喉が痛かったので再チャレンジしてみる事に。最初は前と同じ感想だったが、今回は喉が痛いので余計にしみるが我慢我慢。「・・・おっ!」食べ終わる頃には喉が痛みがなくなってた。ちょっと凄いかも!これからは喉が痛い時はこれにしよう。
 ところで一昨日の練習は、フーの話題で持ちきりだった。皆、あのライブ後にCDやDVDなどのニュー・アイテムを購入していた。私も大きな声ではいえないが76年と92年のブートを購入した。あまり話題には上らないけど、やっぱり皆フーが好きなんだ。昨年のディーボ、ドアーズ、今年のフーと、2年連続で良いライブを見ているが、さて来年は・・・。

 

ロック・オデッセイ2004 
04/7/26(mon)

 悩みに悩んだ末にロック・オデッセイに行った。会場についたRRRに連絡をとってみれば「ダフ屋が1万円で売ってた」との事、これは行くしかない!と言う事で、いざ横浜へ!ダフ屋から買うのは好きではないが、通常より4千円も安く買えてアリーナ席、話してるダフ屋に妙に親近感が沸いてきたりなんかして・・・。
 今回のお目当てはフーとエアロスミス。会場には3時半到着。Bzのイナバが絶叫中だが勿論興味ないのであたりをグルッと回ってみる。会場が一つだしもともと競技場なので大して面白い物も無し。それにしても、物販は遅く来た人でも買えるようにならないものかね。

 で、フーが始まる直前にアリーナへ。少し暑いが、最近の暑さに比べたら良い方だ。そしてメンバー登場。ドアーズの事もあるし、この親父達はどんなライブをやるのだろう?I can‘t explainから、ライブはスタート。なんと言えばいいのだろう。ヒット曲のポップなナンバーを連発しているが、全く軽くないんだよね。ただの親父セッションではなく、ずっとずっと“トミー”や“四重人格”の頃の重さを引きずってる。長いギターノイズの間、マイクを胸にあて微動ダニしないロジャー。お決まりの腕回してカッティングを決めるピート。素晴らしく良い顔をしていた。全く肩の力が抜けない親父のロック。こんなの初めて見たよ。色んな光景が浮かんで来てマジ泣きそうになった。行って良かった!
 と言う事で、今年の夏フェスはこれで終り。でもこれで充分。よし、俺も気合を入れ直すか!

Kids are Alright!
04/7/23(fri)

 タワレコで、”キッズ・アー・オールライト”(DVD)が流れてた。かっちょ良すぎ!キース、あほ丸出しだけどグレイト!残りのオリジナル・メンバーはあと2人だし、見ときてーなー。あ、レッチリも見たいなー。今朝もバイ・ザ・ウェイ聞いたしなー。でも稲葉に矢沢、横浜かー・・・。んー・・・当日券って出るのかな?かなり迷う!

UB40
04/7/22(thu)

 貧困、人種差別、暴動、抑圧、レゲエがパンクと合流した1977年。その後何度かの融合と爆発を繰り返し、ホワイト・レゲエの代表UB40が生まれた。“フード・フォー・ソート”、改めて歌詞を読み返し時代を確認。日本もUKも今より本気だったと思う。今聞いてるのは「UB40 LIVE」。ジャケットはフランケンシュタインが音楽を楽しんでいる絵。人間が作ったモンスターが、破壊の後にマーダー・ミュージックを楽しんでいる、と言ったところだろうか?
 心を解放せよ!

BLACK BOX
04/7/16(fri)

 ラママへ“ブラック・ボックス”という企画を見に行った。これは、ラママのブッキング担当がオルタナ寄りのバンドやシーンを盛り上げようという事で始めた企画だ。今回の出演は5バンドだが、バンド・客共に皆若い!音はバンプ・オブ・チキンあり、ラプチャーありで楽しめたが、ハッ!とさせられるバンドが無かった事が少々残念だった。ま、ハッとさせられるバンドなんてそんな無いのが現実だけどね。とにかく、この企画から存在感のある良いバンドが登場して、シーンが活性化して行くように頑張って欲しいと思う。ちなみに歌物よりもう少しマイナー系なバンドの時もあるらしいので、今度はそちらを見に行こうと思う。皆さんもブラック・ボックスを宜しく!

 

ウォークマン

04/7/9(fri)

 TVドラマ“世界の中心で愛を叫ぶ”第一話。この中で、ラジオに投書し葉書を読まれたらカセットのウォークマンがもらえる、といった設定があった。ドラマの始まりは1986年。私が初めてウォークマン(勿論カセットの)を買ったのは1981〜82年頃で、銀色のウォークマンだった。この頃のヘッドホンは耳に入れるタイプは無く全て頭に乗せるタイプの物だった。しかし、このドラマでは耳に入れるタイプの物なので、1986年にはあったんだ?なんて思ったりして。設定は、ウォークマンが出たての頃みたいな雰囲気なんだけど。いや、重箱の隅をつついてるわけじゃなくて、80年代の雰囲気が懐かしかったのでつい・・・。
 それにしても、ウオークマンを買った当時、「ヘッドホン一つ挟んで俺は外界を遮断している!」なんてちょっとSFチックな事を思ってた。で、その時良くい聞いてたのは、999“ザ・ビゲスト・プライズ・イン・スポーツ”、テレビジョン“マーキームーン”、パティ・スミス“ホーセス”で、999とTVはテープの表と裏に入れてあって、特に繰り返して聞いてた。TVは独特のクールさが、SFチックな感覚を増徴していたし、999はバズコックスのようなポップなサイケデリックパンクが妙に気持ち良かった。パティは「ホーセス、ホーセス〜」と早くなって行く所は何度聞いても興奮ものだったな。
 そんなウォークマンも今ではCD、MDと多様化しているが、あのSFチックな感動を味わう事はもうないだろうな。

 

パンタ・インストアライブ
04/7/5(mon)

 先週の土曜に吉祥寺ディスクインにて、パンタのCD再発記念インストアライブ&サイン会。再発されたのはパンタのソロ初期の作品で、私は中でも“1980X”と“TKOナイトライトを良く聞いた。このインストアライブの事は事前に知っていたが、CDはほとんど持ってるしサインなんて欲しいわけじゃないので盛り上がる訳でもなかった。それでも練習前に立ち寄ってみれば「少しは歌でも聞けるかな。」なんて行って思い行ってみる事にした。30人位の人だかりが妙に盛り上がっている。なんか良い雰囲気じゃない!で、最初に聞こえて来た歌は、多分”追憶のスーパースター“。もともと芝居の音楽だった、といったこの曲の解説の後、”マラッカ“。パンタ(G&Vo)とGの2人なのにこのグルーブ感!サンバ?いや、そんな事はどうでもいいけどとにかくバンド並にドライブしている。凄い!そしてラストに”ステファンの六つ子“が演奏された。「病気の子供の為に作った歌」と何かに書いてあった気がするが、とにかくそんな感じの力強くて優しい曲だ。感動してしまった。改めて歌の凄さを確認した。素晴らしい。この感動を残したくて、かなり考えた挙句持っていなかった1st”pantax‘s world“を購入。サインをもらい握手までしてもらってしまった。「こんなミーハーな事をするなんて・・・。」と思いつつも、感動してしまったんだからしょうがない。それにしても、こんな事になるんだったら素直に最初から見れば良かったな、なんて事を考えながらミーハーな私は一路高円寺へギターを担いで向かったのであった。

UFOclub
04/6/25(fri)

 
ライブ終了。眠草企画の初UFOクラブ。無茶苦茶暑い日だったが、とにかく急いでUFOへ。PAのしっかりしていないライブハウスはあまり良いイメージは無かったが、リハを終わってみれば結構やりやすくてビックリ。音の返りが良い小屋なのかね?演奏は、今回のライブが決まった時から「静かな曲中心で行こう。」と思っていたので、最近の新曲2曲とネイション・ブルース、人間ワルツ、そしてややウルサめのシーパスという構成。全般的に内側に集中する歌物なだけに、いつもと違う緊張感とトリップ感が非常に気持ちが良かった。たまにはこんなライブも良いな。
 他のバンドについては眠草についてだけ書いておこう。ポップな新曲と新アレンジで、いつになく歌メロがしっかりしていた。個人的には曲が単調に聞こえないのでこっちの方が良い。が、この明るい新曲はこれからどのように変化していくのだろう?好きになるか、退屈になるかは今後の展開次第かな。ま、それも含めて楽しみにしていよう。
 ところで、次回のライブはまたまた近くて7月11日ラママだ。ちょっと忙しいが、その後は当分ライブが無いので気合で乗り切ろう!

 

捨てきれっこないさ
04/6/11(fri)

 
山口富士夫ティアードロップスのCD“デラックス盤”を購入。既にCDは持っていたが、カップリングのライブと未発表曲を聞きたくて再購入。通常盤の方は、当時気に入って聞いてたからとても懐かしいが、当時を知ってるから良いのであって今の若い子達が聞いたらどんな風に聞こえるのだろう?なんて思ったりして。アルバムとしては清志郎が参加してたりしてキャッチーな曲が多いが、ライブではポップな曲がドロドロうねって格好良かったな。あれも80年代だから生まれたグルーブなんだろうな、きっと。(関係ないけど、フールズも名曲が多いのに良い録音が無くて本当に残念!)で、ライブ盤の方は良かったけど軽くジャブってとこかな。ま、あのグルーブをCDから感じるなんて到底無理な話だから、こんなもんで良いでしょう。でも、“捨てきれっこないさ”はほんと名曲、泣ける!

 6月はUFOにて眠草企画のライブに参加。今回は静かなバージョンで行こうと思っている。と言っても静かな曲でも静かだったこと無いか・・・。初UFOなだけにどうなるかは分からないが、とにかく楽しみだ。そして、その次は7月のプライマル・トーン♯18。5月からハイペースでライブが続くが、7月以降はライブ入れてないので気合入れて見に来てね!

 

CAN
04/6/4(fri)

 5/30のプライマル・トーン♯17は、SEにCAN“アンリミテッド・エディション”を使った。ライブの登場の時にふと聞こえて来たSEによって妙にあおられたりもするが、今回もそんな感じで古風な万華鏡を見ているようなCANのトリップ感が心地良かった。偶然選んだSEが一本の線で脳味噌と結ばれた瞬間。ほんとライブって面白いよ。ちなみに、ほんわかディープな感じが気に入って最近このアルバムを良く聞いているが、いかにもアウトテイクって感じなので誰にも薦めません。

老婆を背負った夢
04/5/15(thu)

 
いつからだろう?老婆を背負って歩いていた。田舎の一本道を、古い家から大きな木に向かって歩いるようだった。その大きな木の枝は曲がりくねって葉の手前で大きな円を描いているが、強い生命力を感じさせる青々とした葉は夏の少しの風に気持ち良さそうに揺れていた。少し奇妙な印象を受けたが、汗をかきながら老婆が私の背中で懐かしそうに昔話をしていたので全く怖さは感じなかった。木の根元に老婆を下ろすと、癒されたような顔で笑っていた。どこかで会ったような気もするが、多分思い過ごしだろう。そんな事を考えながら夢から覚めた。

 

こんな陽気の時には
04/4/30(fri)

 
先日の台風のような強風以降、気持ちの良い日が続いている。こんな日に合わせたかのように、最近私の部屋ではビーチボーイズ(以降BB)と2トーンのバンド達(VA)がヘビーローテーション中だ。BBはベストなのだが、このバンドの変遷が見えて面白い。私はサイケよりの音楽が特に好きなのだが、BBも中期(?)は美しいハーモニーの中にもドラッグの要素が感じられて面白い。初期の頃のサーフバンドだがフィル・スペクターのようにプロデュースされた音作りが面白い。2トーンのVAは、最近ヘビーな音楽を多く聞いていたせいかとても気持ちよく聞ける。でも、2トーンが流行った1980年当時はサッチャー政権下で不況や人種差別による暴動なんかが起きて大変だった時期なんだよね。だけど、そんな中だったからこそポップだけどこんな気合の入った連中が出て来たんだろうな。素晴らしい!

 ところで、明日から連休に入る。盆正月じゃないので気が緩まないように気合を入れて休みをエンジョイしようと思う!そう、5月のライブに向けてエネルギーを充電しよう。

 

3度目の幕張はレディへ
04/4/21(wed)

 
レディオヘッドを見に幕張メッセへ。会場は違うが同じ幕張メッセ、マジックロックアウトが半端じゃなく音が悪かっただけにその事が唯一の心配だった。開演5時予定なので、まだ表は明るくライブを見に来た感じがしない。で、なんかタラタラしてる間にメンバーが登場し会場はヒートアップ。私はと言えば、ステージが遠いせいか妙に淡々としている。音はマジック〜よりははるかに良いが、爆音を体感できないおかげでどうにも乗りが悪い。スローめな曲になるとなんか間延びしてしまうが、これはOKコンピューター時の来日の時にも感じた事だ。それにしても、今回のライブ、良くも悪くも爆音で無かったおかげで客観的に見る事が出来た。ギターはパフォーマンスや音作りがうまいが、ドラムはもたった感じに聞こえる。全体では、正直こんな物か?と思った。勿論、良いバンドだし素晴らしい曲もある。だけど、私がかつて見たスマパンやニック・ケイブ、クラッシュ、バウハウス、イギーポップ、TVパーソナリティーズほどの心を揺さぶられるライブでは無かった。でもやっぱ見る位置は大きかったかも・・・。

 

円盤は飛び続けている
04/4/12(mon)

 
RRRを見に”円盤”へ。ここはSPEARMEN「V」を出して頂いたOZレーベルの田口さんがオーナーの店。CDやレコードが少々あったりするが、多分簡単なライブをほぼ毎日のようにやっている田口さんらしい音楽スペースだ。もうオープンして何年か経つが、何となく気が進まず今回が初円盤だ。しかし行ってみればそんな気負いなんてばかばかしくなるほどの笑顔の田口さんがいてなんだか一安心。ライブは千葉大三、LOI、RRRの三人。RRRはとにかくボーカルに説得力が無かったかな。円盤のようなほぼマイクだけのスペースでの歌い方をもっと研究して、丁寧に歌った方が(※綺麗にという意味ではない)良いね。ま、経験値が上がれば解消される事だとも思うけど・・・、良い経験だったと思うので次も頑張れ!

 

夏フェス

04/4/9(fri)

 今年はフジもサマソニも、私にとって「これだ!」というアーティストは出演しない。(FRFは行った事無いけど)サマソニは今年も行きたかったんだけど・・・。しいて言えばピクシーズが見たいが「何故に今頃ピクシーズ?」と思うのも確か。フランク・ブラックのソロも1stは良かったけどその後が面白くなかったからな・・・。で、今年はウドーがやるフェスが面白そう。出演はフー、レッチリ、エアロ、ポール・ウェラー他らしい。ピクシーズ再結成ならいっそのことポール・ウェラーもJAMで来れば良いのに。フーはジジイでも関係ないけど、もう2人死んでるからどうなんだろ?でも見たい。ちなみに、デビッド・ボーイがこれに出たら面白かったんじゃない?あ、ピンク・フロイド(!)とかキッスも入れて70年代にしちまえば!・・・。まだ、行くかは分からないけど、インドア派の私、とにかく悲惨な暑さでなければ良いな。


 ところで、捕虜になってしまった三人の日本人。今更撤退なんて出来ないだろうし・・・日本政府はどう動くのだろう?とにかく無事を祈ろう。

 

04/4/5(mon)

 土曜日、うちのメンバーと友人達が花見。私はポエティックと鎌田バンドのライブを見に行ったので不参加。春のせいか妙に眠いライブだった。花見は数年行っていないが、多分綺麗だっただろうな。気のせいか、今年の桜は例年に比べ花が少なく、ちょっと寂しそうにも見えるが・・・。

 そんな桜の季節に一人の青年が死んだ。私とは何の関係も無い新人競馬ジョッキーの事だ。この春デビューしてまだ間もない彼は、障害レース中に落馬して意識不明となりそのまま帰らない人となった。やっとジョッキーになってこれからだというのに・・・。桜の咲く春が来る度に彼の両親や近くに居た人達は彼の事を思い出す。つらい桜の季節が続く。がんばって。そしてご冥福をお祈りします。

 久しぶりにイギーの「アメリカン・シーザー」を聞いている。重い声が響いている。まるで死を覚悟して腹を括ったような歌い方だ。当時見たライブは今よりもっと重くて、混沌を撒き散らしていた素晴らしい物だった。そんな感じでこのアルバムは決して明るいイギーではないが、逆にそのロウさがストゥージズのアルバムに近い感触があって好きだった。確かな記憶ではないが、このアルバムが出た当時、「ストゥージズに回帰したイギー」みたいな事を色んな雑誌で書かれてたような気がする。あんなライブがまた見られる日を楽しみにしていよう。

 

純粋、混沌
04/3/30(tue)

 ヘドウイグのサントラをついに買った。普通に買うと高いので中古やオークションで探していたのだが、今回「何故?」って思うほど破格の安値で中古盤を買った。聴き比べた結果、やはりオリジナル・キャスト盤(以降OC)の方が、アルバム構成、演奏内容、スピード感、どれを取っても良かった。ま、OC買ってからヘビーローテーションで聞き続けてるから聞き慣れなのかも知れないけど・・・、いや、そんなことは無いな!でも、映画で見た以来のヘドウイグのサントラ音源だからやっと確認出来て気が済んだ。満足。とにかく、ヘドウイグのOC版CDには純粋さと混沌が美しく入り混じっている。

3/28
04/3/29(mon)-2

 ライブ終了。とにかく突き抜けたかった。日常や、感情や、くだらないストレスや、そんな小さなしかし重い毎日とは別の世界に行きたかった。酒を飲んで楽しければそれで良いのか?歳をとって、小さくなってそれでお終いか?友達?音楽?唯楽しみたい奴はそれで構わない。だけど、俺は退屈なんだ。もっと刺激が欲しいんだ!瞬間でいいからもっともっと大きな刺激、何かを感じたいんだ!見てる人達がどう思うかなんて気にしない。唯突き抜ける為だけに、俺達は演奏する。とは言え、ライブ、それは自分と他人との無言の問答でもありそこから一つの大きなエネルギーが生まれるのも確か。対バンや客や、会場全ての物から刺激を受ける。俺達はその上を行くエネルギーを放出する。退屈だから、もっともっと突き抜けたいんだ。
 
 対バンの皆様、見にきてくれた皆様。ありがとうございました。最高の一日でした。

 

MRO
04/3/29(mon)

 オールナイト・イベント“MAGIC ROCK OUT”を見に幕張へ。お目当ては大江慎也の新バンド“UN”と“ストゥージズ”。そのUNが7時からなのでスピアメンの練習を私だけ早々に切り上げ幕張へ急ぐ。それにしても寒い!屋内とは言えこんな日の幕張ってどうなのだろう?
 会場へ到着すると既にUNが始まっていた。大江のライブはルースターズ脱退直前のライブ以来なので楽しみだった。知らない曲の連発。未だにカリスマ的な人気はある。私も勿論好きなアーティストだが、音響の悪さも手伝って単調さが鼻についた。「今でも苦しんでいるのだろうか?」なんて事をついつい考えてしまう表情だが、とにかくこれが今の大江慎也。これが今やりたいバンドなのだろう。ラストでケース・オブ・インセニティ。やはり名曲、素晴らしかった!
 次はラウド・ロック〜メロコアが続くので食事タイム。
 そしてお目当てのストゥージズ。1st〜2ndの名曲を連発。2004年版ポップなストゥージズが続く。1969/1970、TV EYES。かっちょいい!が、ちょっと演奏が・・・。過渡な期待はしていなかったが、ストゥージズにはもっとナイフのような切れ味の混沌を見せてもらいたかった。勘違いされるといけないので一応書いとくけど、私はイギーポップは大好きです。1984年ゾンビー・バードハウス・ツアーも良かったし、アメリカン・シーザー発売時のライブも最高だった。勿論1969年のストゥージズもカッチョいい。でも、いくらストゥージズでも、コンスタントにライブをこなし2004年の呼吸をしているバンドとは差がある気がした。月曜に行われたはずのライブはどうだったのだろう?
 続いてプライマル・スクリーム。んー、どうなんでしょう?スクリーマデリカ当時は色んな音楽のブレンド具合が凄く気持ち良かったのだが、それ以降のロックンロール〜テクノよりの物はどうもついて行けない。先端を行かないプライマルはそれ程面白くは無かったが、それでもアウトバーン66(だっけ?)等好きな曲はあるのでそれは聞けて良かった。ま、「やや受け」って感じかな。
 次はサウス〜ユダへ。両バンドとも少し見て寝たが、ユダは、一曲目のブランキーの曲は良かった。起きたら糞のような音響でのDJタイムが始まっていたが、全く気持ち良くなかったので帰途についた。
 大江とストゥージズを確認しに行ったマジック・ロック・アウト。一万一千円。こんなもんでしょうね。

 

ヘドウイグ

04/3/5(fri)

 “ヘドウイグ&アングリーインチ”のCDを良く聞いてる。でも、OSTではなくオリジナル・キャスト盤という物だ。数年前に映画が公開されて話題になったが、もともとはオフ・ブロードウェイのミュージカルで、そのキャストでレコーディングされたのがこのオリジナル・キャスト盤らしい。話の内容は、ゲイのロッカーが孤独を感じつつも自分探しをする、といったストーリーだがグラム・ロックを意識した内容で結構面白かった。周りの世界、一般社会となんかズレを感じてるような時に聞くと歌詞がグサグサ来ます。暴走したり、落ち込んだり、感情剥き出しの素晴らしい映画、飽きないアルバムだ。ちなみに肝心な映画のサントラは未聴だが、そっちも聴いてみたい。

 
少し前に眠草企画のライブがUFOクラブであった。出演は眠草、ジャマイカン・チーク、マネー・イズ・ゴッドとあと1バンド。この日はどのバンドも音の分離や音つくりが今一だったが、ジャマイカン・チークのドラムは良かった。センスが良いので聞いてて面白いし、抜けてて気持ちが良かった。まだ公表はしていないが、6月にSPEARMENもUFOが決まっている。私達はどのような結果になるのかな?

 
ところで、最近SPEARMENのHPが見られなかったと思う。これは、少し前にHPが置いてあるトライポッドという会社がインフォシークに吸収された為だ。移行期間として当分見れてはいたのだが、最終日をしっかり把握していなかったので今回のような事態となった。と言うほど大げさな事ではないが、とにかくしっかりした告知をせずこうなった事をお詫びしておきます。

 

映画の話
04/2/9(mon)

 ロード・オブ・ザ・リングの2を見た。1も面白かったが、スピード感があってこちらの方が面白かった。最後に流れてた歌も、声・曲・詩共に素晴らしい曲だった。3も早く見たいがビデオが出てからか・・・。
 見たいと言えば、“木更津キャッツアイ”と“ソラリス”。“木更津〜”はもうビデオになってるのかな?“ソラリス”は私の好きなタルコフスキーの映画のリメイクだが、どんな風になってるのだろう?ただの娯楽映画になってたら悲しいが・・・とにかく見たい。
 続いて、石井聰互監督の“狂い咲きサンダーロード”。勝手に暴走族の半ドキュメンタリーの様な作品だと思い込んでたが、チープなバイオレンス・アクションだった。古い映画なのであまりピンと来なかったが、これが後のバーストシティーにつながって行くのかと思うと面白い所もある。挿入歌は泉谷、パンタ&ハル、モッズなどの面子。改めて80’s泉谷の格好良さを確認。パンタ&ハルは日本語NWな感じが今一映画と合っていなかった。当時先端を行っていたパンタ&ハルとチープでアナログチックな映画にギャップが感じられた。
 今回はこんなとこで。  

回帰
04/1/30(fri)

 ライブ終了。
 新しいギターは見ている人にはどんな風に映ってどんな音が響いたのだろう?自分ではジャキッとしているがクリアーな音で、ちょっと昔の音に近い感じだと思っている。過去にやって来た事が一つになった様な感じで、カッティング・リード共に弾いててとても気持ちが良かった。今度はバンド・サウンドとの一体化をもっと求めるつもりだが、よりクリアーでラウドでメロディアスでトリッキーなサウンドになって行くのではないかと思う。楽しみだ。

 で、ライブの内容。企画が決まった段階から各バンド色々動いてくれて企画側もエネルギーをもらったし、終始気持ち良く進行出来た。エコエコは演奏はあまり聞けなかったが、マンダラ2の様な音作りだったので、会場の広さや音響に合わせた音作りが必要だと思った。しかし、これは演奏とは関係ないので、そのあたりは見た人に判断してもらおう。次にブリック。計13人という大所帯だし編成がおかしいので、見たで笑える。が、ラママの広さにマッチした演奏はドライブしていて気持ちが良かった。以前見た時より段違いに楽しめました。でももっと他の曲も聞きたいので曲数増やしてくださーい。続いてスペシャル・ビュー。私がかつて見たスペシャル・ビューの中で一番面白かった。NYパンクとジャパニーズ・アンダーグラウンドを足して3で割って1引いた感じ(?)でとても気持ち良かった。音作りも含めてUFOで見るより良かったな。しかし、順番が次だったので見れたのは途中まで。今度改めて見に行こう。
 と言う事で、皆様お疲れでした。バンドの好みは人それぞれだが、色んな音やメンタル的な所が交錯してプライマル・トーンって感じだった。次回も自信の面子なので、暇な方は是非!

 

04/1/23(fri)

 
自分のライブの夢を見た。いつもはスピアメンの夢だが、今回はメンバーは不明だがセッション・バンドの様だ。主催は安岡力也で、ウエスタンカーニバルの様な会場の雰囲気だ。カバー曲をやる予定だが本番まで殆どコピーが出来ていない為に、あせってMDウォークマンで曲を聞き返しコピーしていた。そこに妙にキャピキャピした“にせんねんもんだい”のメンバーが本番が終わって楽屋に戻って来た。良くしゃべる。凄すぎる!(※あくまでも夢の話で、実際はうるさくはありません。)おかげで全く集中できずずコピーも出来ないまま本番の時間になってしまった。「あー、困った。安岡力也に怒られる〜!」・・・というところで目が覚めた。本番じゃなくて良かった。ライブ前は良くライブについての夢を見る。殆どが問題発生でライブ大成功なんて夢は見た事が無い。ま、そうならないよう常に気合を入れろ!という事で。
 それにしても、年を越してるからなのか、ライブはほんと久しぶりな気がする。半年以上ライブをやって無かったような感じだ。ギターに関しては色々と変わった所があるのでちょっとドキドキだが、これが今年のライブにどの様に影響していくのかは非常に楽しみだ。

 

原点回帰?
04/1/15(thu)

 ロード・オブ・ザ・リングの1を見た。なかなか面白かった。少し前に好きな映画はジェラシック・パークだった。1〜3までどれも楽しめた。最近は単純なファンタジーやアクション物にはまりやすくなった。ハリーポッターもそれなりに面白かった。なんか、頭を使う映画に最近はついて行けなくなってる様な気が・・・。一週回ってガキの頃に回帰しているのか?それとも老化?昔はかなりはまってたタルコフスキーや初期のゴダールも、今見ると長く感じる時がある。時代の空気もあるのだろうが、私が変わってきているのも確かだろう。この変化は良いのか悪いのかは分からないが、自然の流れとして受け止めよう。そう言えば、“ソラリス”のリメイク版をまだ見ていない。昔見たソラリスは面白かったので、新しいのも見てみたい。

 

フレンチ・パンク
04/1/12(tue)

 メタル・アーベイン関連のCDが再発された。メタル・アーベインとは70年代後期のフランスのパンク〜NWのバンドだ。パンクと言っても、チープなリズムボックスが基本でキーボードも入っているのでスーサイドの様な雰囲気もある。その雰囲気はメタル・アーベインのメンバーがやっていたドクターミックス・アンド・ザ・リミックスで顕著になり、アバンギャルドなスーサードといった様相を呈している。79〜80年当時、それもフランスでこんな凄いバンドがいたなんて・・・。想像しただけでワクワクしてしまう!そういえば、スーサイドって今でも活動してるみたいだけど日本には来ないのかな?
 ところで今気がついたけど、これって今年最初の”ダイアリー?”だ。誰が見てるのか知らないけど、とにかく今年も宜しく!

CLASH CITY ROCKERS!

03/12/27(sat)

 深夜につけたTV番組の1コーナーで、クラッシュの特集をやっていた。ジョー・ストラマーが死んだのが去年の今頃だからなのだろう。グレン・マトロックとミック・ジョーンズがピストルズやクラッシュやパンクについて回想していた。今ではブティックになっているクラッシュがリハーサルしていたという場所や、クラッシュの1stのジャケットが撮影された場所、映画”ルードボーイ”でホワイトライオットを歌ったあの広場などが映った。クラッシュのプロモを撮っていたドン・レッツが、ロンドンコーリングの撮影時を振り返って「あの雨が降っていなければ、あれ程最高な物にはならなかった。」と話していた。こんな話を聞いてると、今でもドキドキしてしまう。当時を知らない人にはパンクの衝撃やジョーストラマーの思想なんて伝わらないかもしれないが、とにかく私は当時感じたトキメキや衝動を大切にして行きたい。
 という事で、あと数日で今年も終わる。今年は何が出来たか?と考えても大した事はやってないが、演奏面では一歩上の充実した演奏が出来たと思う。新しいギターも買った事だし、来年はもっともっと爆音で楽しみたいと思う!では来年も宜しく!

 

OZ-マキ-サラマンドラ
03/12/26(fri)

 数日前、20数年ぶりに新しいギターを購入した。形は今回もテレキャスター。違う形にしようかとも思ったが、楽器屋を巡っているうちに「テレキャスを極めようかな!」という気になって結局テレキャスターに。今まで使っていたギターは壊れた訳ではないのだが、少々音が疲れ気味な気がするのでそろそろ休ませてあげようかと・・・。で、新しいギターは、大きな音はまだ出していないが楽器屋で弾いた限りではいい感じだった。明日の練習が楽しみだ。
 吉祥寺のスターパイン・カフェへカルメンマキ&サラマンドラを見に行った。恒松さんと吉祥寺で待ち合わせて会場へ。スターパインは初めて入ったが、お洒落な異空間でサラマンドラには合っていた。ライブは結果から言えばかなり面白かった。バックの面子もツワモノ揃いなのだが、それ以上にテンションの高いカルメン・マキは歌が上手かった!歌詞やフレーズは70年代的要素たっぷりなのだが、そんな事感じさせない位存在感のある素晴らしいボーカルだった。疲れ気味な今日この頃、大きなエネルギーをもらった夜だった。

 

二人のミュージシャンと遭遇

03/12/22(tue)

 吉祥寺駅近くの井ノ頭通りを歩いていると新しいCD屋を発見。(というか、CDやLPを小物や本と一緒に置いてる店。)大した品揃えじゃないだろうと思いつつ店に入ると正面にノイズ、アバンギャルドのコーナーが・・・。少ないわりに結構ワクワク出来る店で、ディス・ヒートを購入した。
 その夜、吉祥寺のスタジオに入ったのだが、そこでレコーディングしてる人達がいた。聞き覚えのあるヘタウマなオペラ調の歌。出て来たその病弱な感じの女の人はやはり戸川純だった。歳とって益々病弱な雰囲気に磨きがかかってたが、録音してた曲は変でちょっと面白かった。して、このドラムは・・・おー、やはり吉田達也!何年ぶりだろう?ちょこっと久しぶりの会話をして吉田さんは去って行った。吉田達也・・・ディス・ヒート・・・偶然にしては出来すぎてる1日だった。

 

似ているようで似てない二人
03/12/16(tue)

 
ランチの宮本君とセッション。イメージは宮本君で、私はそれを破壊する。しかし私は殆どエフェクターをかける事無くローファイなストロークを刻む。ブルース?パンク?サイケデリック?そんな事は大した問題じゃない。何しろ私達は20年以上音を出し続けているのだから。何かを感じればそこからまた先のアイデアが浮かぶ。別に私達のジャンルを確立したい訳ではない。そのときにしか出来ない最も純粋な絵を描きたいだけなのだ。当たり前?しかし、こんな単純な事が案外出来てない人が多い。なりきってるだけじゃ駄目なんだ。そんな事なら高校生のガキでもやってる。もっと深い所、もっとオリジナルな物を・・・。殆ど休憩は挟まず3時間のセッションは続いた。面白かった。

 

江古田にて
03/12/11(thu)

 勝井祐二スペシャルセッションを江古田buddyへ見に行った。面子は勝井さん+鬼怒無月
+中村達也の3人で、2部構成+アンコール一曲をプレイ。流石につわものぞろい、完全フリーだが結構面白かった。個人的にはその中でもプログレチックな物よりややエスニックっぽい1部とアバンギャルドなクラシックの様なアンコールが面白かった。達也のセットはタム系のチューニングが下げているのか、重みのある気持ち良い音だった。で、ライブが終わった後、見に来ていたレックと酒も飲まずに少々(長々?)トーク・タイム。音楽の話からそこにつながる生活全てのエネルギーの話まで、楽しい時間を過ごさせていただきました。
 今日は、ライブからも会った人達からもエネルギーをもらった一日だった。

 

携帯HPが面白い

03/12/9(tue)

 先日開設したばかりだが、携帯ホームページが面白い。更新をバンバンしている訳ではないのだが、「何をやろうかな?」と考えていると楽しくなる。が、その何をやるか?ここが肝心!携帯で簡単に見られて面白い事・・・、難しい。でも、PCより携帯の方が身近な訳で、そのメリットはあるはずだ。PCのHPとは違う情報、違う見せ方を考えたい。ちなみにトップのページは意図した訳ではないがEZweb端末とその他の端末では見え方が違います。
 恒松さんから葉書が届いた。先日行われた個展を恒松さんの地元熊本で開催するとの事だ。音楽も含めずっとクリエイティブな活動を続けてる。個展で展示されていたが、釈由美子主演の「スカイハイ」にも恒松さんの絵が使用されている。オーバーグラウンドとアンダーグラウンドを行き来してるその感じは、音で例えればやはりEDPSの世界だろう。うつろに揺れている物と緊張感の間を上手くすり抜けて行く。遊んでいる様で実はシビア。素敵だ。

 

ジェスロ・タル

03/12/4(thu)

 先月29日、ヒデロウ(すず)の結婚パーティーがあった。そこで私はギターで2曲セッションさせてもらった。曲はtATuの「オール・シングス・シー・セッド」とルースターズの「ビーナス」。「ビーナス」には特に思い入れは無いが、パーティー向きで良かったかな。この曲ではツインギターだったのだが、ギターが二人いると楽で良いなー。タトゥーは最初の練習ではどうなる事かと思ったが良い感じにまとまって結構楽しめた。・・・が、それも音源を聞くまでかもしれないけどね。とにかく、ヒデロウ&ミキさんおめでとう!そして太田君本当にお疲れさまでした。
 ところで、最近フェイバリット・ミュージックをアップしてないので最近買って良かったCDをあげとこう。レッチリ「バイ・ザ・ウェイ」、ジェスロ・タル「ベスト」、ジョーストラマー&ザ・メスカレロス「ストリートコア」、ボブ・ディラン「ジョン・ウェズリー・ハーディング」、ザ・レヴォネッツ「チェイン・ギャング・オブ・ラブ」、こんなとこかな。中でも最近はジェスロ・タルを良く聞いてる。
 以上。

 

携帯サイト開設!
03/11/28(fri)

 26日、大地震は来なかった。誰が言い出したのかは知らないが、こんな風に噂が立てば常に警戒態勢に入っているから良いかもしれない。ちなみに20日説というのもあった。しかし、ノストラダムスの予言も大地震も全て先送りになっているが、そのうち大きなのが来そうな気がするのだが・・・。
 ところで、スピアメンの携帯サイトを開設した。このHPを見てる人には目新しい情報は無いかもしれないが、”身近になったスピアメン!”てな事で見てやってください。
 アドレス→ http://k.excite.co.jp/hp/u/kfsm3703

 

いつもと違った風景
03/11/21(fri)

 仕事の帰り、ふと高井戸駅から新宿方面を見たら都庁などの高層ビル群が見えた。いつもは駅の真ん中寄りに立つので見えなかったのだが、珍しく端に立ったので視界に入ったのだ。冬の寒々とした空気の暗闇の中に浮かぶ高層ビル。遠くに見える蜃気楼の様でちょっと感動した。
 録画してあった美の巨人達を見た。この回はムンクの「太陽」が取り上げられていた。死、不安、狂気を表現し続けたムンクが描いた太陽。こんな希望に満ちた絵をムンクが描いていたなんて知らなかった。この絵(壁画?)があるのはノルウェー。“ノルウェーの森”というビートルズの曲があるが、このTVの中のノルウェーは曲の感じ通りの自然がいっぱいで素晴らしい景色だった。
 明日は久々のSPEARMENの練習だ。きっとボロボロだろうが(間を空けた最初はいつもそう)、とにかく楽しみにしている。

 

ツイン・ギターって結構面白いかも
03/11/17(mon)

 昨日、いつもと違う組み合わせでのセッション練習に行った。このセッションは、友人の結婚記念パーティーで演奏する為のものだ。計6組出演予定で、私は2曲でギターを弾く。両方ともカバーだが、一つはギターが私一人、もう一つはルースターズのカバーで石田君(元ビーナスペーター、現ダフォディル19)とのツインギターだ。ツイン・ギターなんてこの前いつやっただろう?10年位前のその時も結婚パーティーだったかな?私はほぼスピアメン・オンリーなので「ツインギターって私の音色でうまくいくのかな?」と少々心配していたが取り越し苦労だった。石田君のギターとは音色や歪みの感触が違うので、両方がはっきり聞こえてかえって面白かった。当日は、ポップロック有り、ゴス系ヘビー・ディスコバンド有り、色んな種類のバンドが出るので楽しみたいと思う。

 

80年代

03/11/14(fri)

 家のCDラジカセの調子が悪い。CDをかけると、音が飛んだりいきなり止まったりしてしまう。おかげで最近では一枚のCDを最後まで通して聞いた事が無い。今朝も「気合を入れて行くぞ!」と東京NWのCDをかけたが1曲目で止まってしまった。気を取り直してモッズの
2ndを聞けば3曲目までは聞けたのでそこまでをリフレイン。ちなみに、今頃なぜモッズなのかと言えば、知人に昔のロックを録ってあげてから今のマイブームは80年代日本語ロックだからである。一郎がいたARBもカッチョ良い。モッズはパクリが多いがそれでも良い。INUもP−モデルもE...Sもカッチョ良すぎ、やっぱ80年代は最高なのである!という事で、CDラジカセはそろそろ修理に出そう。
 ところで少し前の話になるが、恒松正敏さんの個展に行った。今回は屏風に絵が描いたシリーズだ。恒松さんの洋と和の混ざりあった絵が屏風に乗るとこれまたいい味わいがある。屏風については結構研究したらしく仕組みについて色々話してもらったが、なかなか奥が深い楽しいひと時を過ごす事が出来た。よし、今日はE...Sを聞くか!でも、CDがまともに動いてくれればね・・・。

 

2003 ラスト・ライブ

03/11/13(thu)

 早々と今年のライブが終了した。最後の最後で弦を切ってしまうとは・・・。とはいえ、そんな事は大した事ではない。肝心な事は、最後にどんな絵を描き終えたかという事。勿論、ライブについての反省点はいつも多々あるが、それでもその時にその時の自分を100%投影できていればそれで良いのではないかと思う。これはあくまで演奏者側の考えだから見る側がつまらないと思う事もあるだろうが、それはその人が感じた事だから一向にかまわない。とにかく、今年の私達はそういった意味では非常に充実したライブが出来た一年だったと思う。来年も頑張ろう!
 しかし、始めにも書いたが、今年のライブはもう終わってしまった。ちょっと早いね。私は年末の雰囲気が好きではないのだが、早速そんな雰囲気が漂ってる。うー、どっかの誰かじゃないが、ほんと「これから何すんだよ?」って感じ。・・・いやいや、そんな事は言ってられません!早速新曲を作って来年に向けて練習をしよう。

 

ショーケン・トレイン?

03/11/7(fri)

 昨日、ショーケンがニュース・ステーションで歌った。久しぶりの音楽活動という事だ。曲は「ショーケン・トレイン」(汗)・・・タイトルからして心配だったが、予感的中。素人の鼻歌のようなヘロヘロの歌が延々続いて行く。ある意味、本当にショーケン・トレインだった。インタビューで「俺達の世代が元気が無いから〜。」見たいな事を言ってたが、あれじゃあますます元気なくなる。もともと上手くはないが、20年位前にTVで見た時はクレイジーで格好良かったのだが、歳には勝てないって事か?でも、頑張れショーケン!
 その前の日、エコ山田、島、眠草の清Tと急に飲む事になった。「人間性と社会への関わり方」なんてテーマが付きそうなディープな会話でお開きとなった。とにかく、自分を信じて楽しめる所まで行くしかないでしょう!頑張れ皆!
 なんて思っている所で、家のCDの山から偶然ARBのライブ“魂焦がして”を発見。この緊張感と、切り開こうとするパワー!反原発、反戦、憲法9条改正案、今でもよく聞くネタだが、情報量が少なかったせいかあの頃はもっと切迫感があった様に思う。ライブハウスにしても今よりはもっとテンション高かった。話はそれたが、とにかく懐かしいと同時に気合を入れられました!
 という事で、9日は久々にして今年最後のライブ、最高のライブをやる!

 

RUN!
03/10/24(fri)

 
この数日間、画像やファイルがアップ出来なかった。悩んだが、FTPでアップする際のアドレスを変更したらうまく行った。少し前にこのHPが置いてあるトライポッドという会社がインフォシークに吸収されたのだが、その際に変更しておかなかったのが原因だと思う。その時トライポッドから来たメールはめんどくさくてあまり良く読まなかったので、多分読めばどこかに書いてあったのだろう。ま、一件落着して良かった。
 ところで、今のマイブームはレッド・ホット・チリペッパーズの”アンダー・ザ・ブリッジ”と”ノック・ミー・ダウン”だ。”アンダー〜”はドラッグによる友人の死を悼んで歌った名曲。歌詞が良いね。”ノック〜”は、ふと見かけたプロモが凄く良くて、ミクスチャー嫌いだった私をノックアウトした曲だ。今回、「ファッツ・ヒッツ?(DVD)」を買ってこの2曲の良さを再認識し、はまっている訳だ。やっぱレッチリは凄いよ!

 

ジョーのガレージランド
03/10/20(mon)

 
ジョー・ストラマー&メスカレロスの新譜を試聴。保守的にならずに新しい事にチャレンジしているけど一本筋が通っているアルバムで素晴らしかった。が、スローな曲を聞いてたら泣きそうになったので、今回は買わずに帰った。それにしても、やっぱメスカレロス来た時見とけば良かったな・・・。
 
 日曜、ポエティック・ランドスケープとエコエコサイクルズを見にマンダラ2へ。スピアメンの練習が6:30まであったため15分ほど遅刻して到着。会場に入ると既にエコエコが始まっていた。ん、今日は良いんじゃない!山田は乗りが悪い時は、歌ってる時の声が不自然にでかく、おまけにMCはムッチャつまらなく聞こえるのだが(失礼)、この日はバンドの出音に張りがあって流れもスムーズだし、声もバックと上手く溶け合ってる。やや渋めだがこれもまた良い。こんなに気持ち良くエコエコを見たのは5年ぶり位かな。
 次のポエティック。こちらも良かった。ウージェニーも含め、最近のタジマ君は冴えてる。Gの音作りやエフェクターのかけ方、アクション、抜いた感じで空間の音を作って行く。おかげでどっしり落ち着いたBも分離良く非常に気持ち良く聞けた。手首の硬いドラマーは本日も好調に走っている。しかしそれでOK。
両バンドともその調子でガンガン行こうよ!って大きなお世話だな。

 

機械vs肉体

03/10/15(wed)

 この2〜3週間、色んな事があってかなりの忙しさだった。風邪、仕事、kfsm
+rrrとSPEARMENのW練習、母親上京、宮本グループ展、etc。そのせいか今週は時間の流れが妙にゆっくりしている。月曜がライブで仕事が火曜からだという事もあるのかもしれないが・・・時差ボケ?(とは言わないか。)
 で、月曜にあった“KFSM
+RRR”のライブ。結果から言えば、個人的にはかなり楽しめた。SPEARMENは煮詰めに煮詰めた曲を作っているが、今回は最終形になるもっと前の原始的な部分をライブで提示したかった。こねられる前のベースライン、反応し呼応しようとする指先から出た音、機械と肉体の共存。曲の展開と、多少のラインを決めておいただけで、その他は2人がどの様なプレイをするのかはしっかりとは決めなかった。テクがあればもっと面白い物が出来上がるのかもしれないが、そこはパンク世代の私達、テンションで勝負!とまあこんな調子だが、それでも個人的にはテンションをどんどん上げる事が出来、非常に満足している。また機会があったらやってみたいが、他の人とのセッションも面白いかな、なんて思ったりもした。ただし、ちゃんと自分の音、自分の音楽を奏でられる人とね。

 

TV
03/10/10(fri)

 テレビジョンのCDが再発されていたので試聴した。ボーナス・トラックが5曲入っている。内容は初期Epの曲1曲と1stの曲のオルタナVer.他だ。貴重な音源が聞けるのは嬉しい事だが、このオルタナVer.はどうだろう?演奏が上手いせいか、アルバムVerにオーバーダブしただけの様に聞こえてしまって微妙だった。・・・でもやっぱカッチョ良いから許そう。このアルバムは、東京に着たばかりの頃にはまってたアルバムなのでとても懐かしいし、今でも聞けば興奮してしまう。ちなみに当時はまっていたと言えば、セインツ、リチャードヘル&ザ・ボイドイズ、999、クラッシュ他、やっぱパンクが多かったな。
 それにしても、再発は良いけど何枚も同じアルバム持っててもしょうがないのでボーナスにするトラックをまとめて1枚のフルアルバムにしてくれないかな。

 

あいすみません
03/10/9(thu)

 風邪と忙しさで更新を随分怠ってしまいましたので、とりあえず最近の出来事を。
 まず、風邪。少し前にヴェガポップをUFOクラブで見てから打ち上げに参加して風邪をこじらせた。自業自得だが結構しんどかった。しかし、風邪中でもしっかりKFSM+RRRの練習はやってたけど、なかなか新鮮で面白い。SPEARMENでは出来ないこねられる前の面白さがあると思うので、10/13日は是非高円寺ギアまで確認に来てください。で、風邪をこじらせた日に見たヴェガ、良かった。相変わらずのB級ぶりだが、新曲が多かったがどれもポップで良かった。「そのうち2バンでやろう!」なんて話をしたが、それでも満杯になる位ライブハウスがもっと盛り上がって欲しいし盛り上げたい。お客もバンドももっと力を入れてさ。ただ情報に流されているだけじゃ何も生まれないし、何かを変えようという気持ちが無いと先は無い。ただ好きなだけじゃ駄目なんだ。もっと苦しまなきゃ!もっと伝えなきゃ!

 10/1“Fukuoka rock invation”ていうDVDを買った。昔のTV番組“ファイティング’80”の編集版で、ルースターズ、モッズ、ARB、シナロケの4バンドが入っている。懐しぃ〜!当時はリザードと共にルースターズやモッズにも思い入れが強かったのでほんと「DVD万歳!」って感じだ。それにしても、多分録画してるんだから各バンド1枚づつ出せば良いのに・・・。

 4日、母親が同窓会に行く前に一泊しに来た。東京駅に迎えに行き、吉祥寺に帰るにはまだ早かったのでその前に浅草見物。人が多くて何となく以前行った時の様な風情には乏しかったが、それでも楽しげに見物や買い物をしている母を見る事が出来て良かった。こんな事はこれから先何回してあげられるか分からないからね。
 で、5日。母を同窓会待ち合わせ場所の新宿まで朝送りに行って、昼1時半からSPEARMENの練習。母親が早起きすぎて疲れまくりで身が入らなかった。しかしその後ヘブンズ・ドアにピッグメンを見に行った。この日はいつにも増した緊張感と演奏が見事に絡み合って凄い演奏だった。グラウンドカバーも見たかったが、着いた時には既に終わっていた。残念!

 他にも書きいたい事は沢山あるが、長くなると読むのが面倒なので今回はこの辺で。13日には高円寺ギアでKFSM+RRRのライブがある。とにかく私達にしか出来ない演奏をします。是非来てください。

 

PT.13
03/9/17(wed)

 
14日、ライブ。今回は4バンドなので私達は6曲とやや短めの演奏。曲数が少ないライブはドタバタした感じで終わってしまう事が多いので、今回は特にそうならない様に気を付けライブに挑んだ。テンポ、間、色んなところでかなり気を使ったがそれは底辺の部分で、もっと内に入って行けばいつもと同じ飛ぶ事だけに自然と集中してる。結果、皆の意識が良い方に向き、大きな流れを感じる良いライブだったと思う。今回のライブは多分メンバー一人一人にとってかなり収獲の大きかったライブだったのではないだろうか。他のバンドについてはまた機会があれば触れたいと思うが、とりあえずお疲れ様。
 ところで、今回初めてTシャツを作ってみた。これまで、バッジ、ポスター、フライヤーをまとめたポストカード集他、色んな物を作ったが、なぜかTシャツを作ろうと盛り上がった事は無かった。もっとオリジナリティーのある物を作りたかった、というのが理由だと思うが、今回は自然とTシャツに意見がまとまった。ま、買ってくれた人は擦り切れるまで着て歩くように!そして、次は音源、現在計画中?
 ライブ後にアンケートの回答をいただいた。「4バンドは多い!」、「SPEARMENがトリで良いのでは?」他色々。どんな意見でもある方が嬉しいし、今後の為にもなる。ただ気に入らなくて書いてるイチャモンでなければ否定肯定でもどちらの意見でもありがたい。別に褒められたいとは思ってないので、素直な意見が聞きたいだけだ。とにかく私達は常に本気でライブをやるだけ、来てくれる人達も常に本気、自己主張OK。それで充分だ。

 

冷めた空気が好きな理由
03/9/10(wed)

 
ふと思い出した。私は中学と高校の部活は吹奏楽部だったのだが、吹奏楽のコンクールに行くとそこの空気はいつも冷たくて、でもこれから始まる演奏に対する期待に胸躍らせる人達の空気で充満していた。咳払い一つでも会場に響き渡る。演奏間際にはパンフレットなどの音を出来るだけ立てないように注意する。呼吸すら押し殺そうとしなければいけないようなその緊張感は格別な物があった。が、私はもともと上がり性なので、当時はその厳粛な雰囲気と緊張が微妙に入り混じってコンクールはいつもやや興奮気味だったような気がする。そんな私が高校2年か3年の冬に金管四重奏でコンテストに出る事となった。楽団なら40人位はいて、間違っても多少の事なら分からないが、この編成ではそうはいかない。緊張もピークに達していたが、それでも何とか無事に演奏し終わる事が出来た。終わってみればあの冷たい空気がとても心地良かった。今思えば、SPEARMENで拍手なんて無くても全然平気だったり、KFSMのソロで緊張しながらもライブをやるのはその時の空気が忘れられないからなのかもしれない。

 

阿波踊り
03/9/2(tue)

 28日夕方6時半、「阿波踊りがあるので飲みに来ない?」とのお誘いメール。送り主はいつもの飲み友達だが、この日は私も入れて3人と少人数。(後からもう一人合流)しかし、相変わらずのくだらない話で盛り上がる。これだけ笑えば癌になるのを遅らせる事がかなり出来たんじゃないか、と言うほど笑った。しかし、この日のメインは阿波踊り。時間になり阿波踊りを踊る人達が店の中を通るサービス。粋だね!しかし、先頭で踊る阿呆がこちらをやけにニコニコ見ながら踊っている。こちらと言うより俺だ。うー、気色悪い・・・。が、無事その一団は通り過ぎた。さー、飲み直そうというその時、店にいきなりさっきの阿波踊り男が現れ俺に話しかけてくる。「覚えてる?」・・・そーいえばどこかで見た様な顔。おー、何だ知り合いじゃん!彼はこのあたりの出身なので毎年阿波踊りには参加しているらしい。良かった、解決!という事で、その後も相当あほな会話で盛り上がり、終電前に帰途に着いた。
 阿波踊り。和の打楽器と笛の音が作り出す興奮が妙に新鮮だった。

 30日、日曜、新宿へ来たついでにCDとビデオ屋を見て回った。主に西新宿だが、流石新宿店の数が多い。まず手始めにディスクユニオンでジョン・ケージを購入。ポップで結構聞き易いって書いてあったが現代音楽家だからどうかな。そして、西の方へ。ビックリしたのは既にこの間のサマソニやフジロックのCDやビデオが出ていた事だ。まー金儲けしようとする人達のエネルギーって凄いね。それにしても、どこから集めてくるのかビデオは昔のディーボやブロンディー、PIL、パンク、60年代他、ほんと色んな物がある。よくまあこんなのが残ってたなっていう感じのも多い。ディーボは欲しかったが画像と収録時間の割りに値段が高めだったので試写だけしたがカッチョ良かったな。正規版で昔のライブ出ないかな・・・。という事で、ジャケを見ているだけでもかなりワクワク堪能出来た新宿巡りだった。

 

ランチとディナー

03/8/22(fri)

 ランチの宮本氏とY、E、私の4人で飯を食べた。
 宮本氏とはくだらない話を延々とするが、その中に確信をつき先へ進む為のヒントが転がっている。周りで聞いていれば唯の馬鹿話に聞こえるかもしれないが、私達は常に本気なので意味の無い話ではない。彼と話していると、つくづく私達は絵描き気質なのだと感じる。(私は落書き程度しか描かないが。)常に理性よりも飛べる場所を探しているという事だ。それが自然体でピュアなところが話していて気持ちが良い。もう20年以上の付き合いになるが、お互い何も変わっていない。挙句の果てに、100歳になったら年齢を逆手に取ってバンドをやろうと言う話でかなり盛り上がった。やっぱ阿呆だった。でも、これで良いのだ。
 そして飯を食べた後、吉祥寺のファミレス“ビルディ”へ。有線が流れていてかかったのはジャニス・ジョプリン、パティ・スミス、ハート、etcの70年代特集だ。ハートは勿論名曲「バラクーダ」。私が中学の頃に流行った曲だが今聞いても格好良すぎ!ZEPを思わす曲調、ハーモニクスをトレモロで下げて「オー、バラクーダー!」。20年以上前の曲なのに・・・あー、音楽って良いな。

 

サマー・ソニック 2003

03/8/4(mon)

 初サマソニ、2日とも晴れ。
 土曜はキングス・オブ・レオン(半分)、キルズ、ジョン・スペンサー、DEVOを、日曜はラプチュアー、ブロンディー、マーズ・ボルタ(少々)、バクチク(
1曲目の2分位)、ドアーズ、レディオヘッド(アンコール)を見た。ほとんどが屋内のライブだったので、数バンドを除いては適温で楽しめて良かったし、行く先も人の少ない方へ行く事が多かったので、渋滞に巻き込まれる事も無くスムーズだった。それにしても、音楽の祭典なのにアウトドア・ステージや屋内の一部の音が悪いのが気になった。もう少し音響に気を使ってほしかった。
 バンドで面白かったのはやっぱDEVOだ。このステージはとにかく音が良かったし、ディーボの演奏もしっかりしてる。登場は例の赤いウンコ帽に黄色いツナギ!これで若きゃもっと受けるし話題になるんだろうな。曲は1st中心でおいおいって感じはあるが、それでも良く聞いてただけについつい乗ってしまう。(というより最初からノリノリだったけど。)アクションも往年のアクションでこれまたおいおいなのだが、中(老)年オヤジがやるとそれがまた笑えて格好良い。DEVO最高だよ!ブロンディーもほとんどがヒット曲で結構楽しめた。デボラ・ハリーは厚化粧で太ってたけれど横顔に昔のセクシー・デボラを思い浮かべながら聞いた。もっと聞きたかったな。
 若手ではキルズに期待したが、上手かったがスタイリッシュすぎでもっとダーティーな方が良かった。ラプチュアーはこれからのバンドだなという感じだがVoの感じや曲は好きだった。思ったより良かったのは70年代アメリカンロックなキング・オブ・レオン。メロが良かったんだと思う。
 そして、今回は絶対見ようと思っていたレディオへッド。ドアーズを見てたのでアンコールしか見れなかったが、それだけでも凄いライブだったのは分かる。心の内側の深い深い所を大音量で暴走しながら晒している感じ。ラストのクリープは感動的ですらあった。が、これは一大イベントの締めくくりとして皆がそこに集う事で別の感慨深い物がプラスされ感動しているのではないのか?何て考えもした。素直じゃないか。そして、レディオヘッド終了直後に花火が上がる。綺麗だ。でも、レディオへットとは関係ない。以上、なかなか有意義で楽しめたサマソニだった。
 ・・・で終われるはずが無い!ドアーズだよ!最初は少し見てレディオヘッドに行こうと考えていたが、見ているうちに“見届けなくては!”という気になってきた。ジョン・デンズモアはいないしボーカルはカルトのイアン、レイ・マンザレクはキーボードを足で弾くパフォーマンスまでやっていた。時代に流され、容姿とともに変貌したドアーズ。メンバーはロックンロールセッションを楽しんでいる。あほな客はこぶしを突き上げる。これが現実。しかし、私はそんなにショックではなかった。ジム・モリソンがいるわけでもなく今は2003年、30年以上経っても昔と同じと言うのは無理な話だし、もともと1stに入ってる曲はポップソングとして書かれた曲がほとんどなのだから最初はこれが正しいドアーズだったのかもしれないとも思うからだ。義務を果たさなければいけないように私はそこにいて、ロックンロールショウを楽しんだ。30年以上前に死んだカルト・ヒーローの事を思い浮かべ、レイとロビーの演奏の影にかすかにその存在を感じながら。出来ればジョン・デンズモアにいて欲しかったし、そこまで素晴らしいショウだとは思わなかったが、私にとってはレディオへッドと同じ位重要なライブであった事は確かだ。
 義理は果たした。しかし私の中では今でもジム・モリソンのいたドアーズが大きな存在である事は何も変わっていない。

 

初ではなかったサマー・フェス
03/8/1(fri)

 
明日はいよいよサマーソニック、初のサマーフェスだ。と言っても、色んなバンドが見れるというだけでサマーフェスに期待をしている訳ではない。おまけに私は夏が嫌いだからどうなるのか心配ですらある。が、そんな私の今回の期待はまずブロンディー!ブロンディーって、あのポップさが重箱の隅をつついたらものすごく面白い物が見つかった様な感じで、変に興味をそそられるバンドだ。でも、デボラ・ハリーは遠くから見る事を心がけよう。次はディーボ。これが無かったら土曜は行かなかったかも。ディーボはパンクでもテクノでもない、今で言えばポストロックかね?とにかく、ウンコ頭の奇妙奇天烈な演奏を期待してる。あとはレディオへッド、キルズ、チープトリック、ドアーズってとこかね。楽しもう・・・かな。
 ところで今思い出したけど、今回が初サマーフェスじゃなかった。20年近く前に、グレリチのマモルやブルーハーツのヒロト、ディープ&バイツのノリオ他数人で車に乗って、どっかの球場にRCが出てるのを見に言った事があった。多分、アレが最初のサマーフェスだ。懐かしい。

 

9月のライブがかなり楽しみになった

03/7/30(wed)

金曜
 マーブル・シープのライブをシルバーエレファントへ見に行った。一時軽めのロックン・ロールになっていたが、今はジャーマンロックとグラムの中間な感じで好きな音だ。数ヶ月前に見た時よりももう少しシャープな演奏になっていたが、それでも大きな時間の流れを感じさせてくれるところが素晴らしかった。9月の対バンがとても楽しみになった。

日曜

 渋谷パルコへパティ・スミス展を見に行った。パティの書いた絵や写真が展示されていた。私は写真より絵の方が良かったのだが、絵は70年代中期〜後期のハングリーな時期に描かれた物が多かったので「なるほどな」と納得。今のパティはとても力強く王道アメリカン・ロックの様だが、やはり私の興味があるのはもっと暗い部分のハングリーな音なんだと改めて思った。

 

紛らわしかったノイ
03/7/23(wed)

 7月のライブ終了。“楽しみとは?”の答えは充分得られたライブだった。
 眠草は加入したばかりのベーシストも含めて今後どの様になって行くのか楽しみになるライブだった。恒松GROUPは、Gが新加入して新たなグルーブが生まれてた。大好きだったEDPSやフリクション以前の曲もあって、体が動かされてしまった。自分達のライブは、気持ち良くはじけたライブで良かった。新曲は今後どの様に変化していくのか分からないが、とりあえず好評だったようで良かったかな。今回は篠ヤンが風邪で体調最悪だった様だが、そんな事ものともせず良い演奏とテンションを保っていた。どんどん登っていく自分が感じられたし、気持ち良くはじけたライブだった。
 月曜、ノイ「2」とプッシーガロアのCDを購入。が、家に帰って気付いた。「・・・“ノイ 2”持ってんじゃん・・・。」買いたかったのは3rdだったのだが勢いでよく確認せず買ってしまった。紛らわしいんだよノイ!で、がっかりしたのでチープ・トリック聞いたらちょっとハッピーな気分になって来た。流石だ。

 

想像力が・・・
03/7/15(tue)

 最近何故か興奮気味!失いかけていた言葉が戻りかけている。想像力も働いてる。まだ見てないけど地獄の黙示録完全版DVDも買った。サマソニのチケットも買った。ヤーヤーヤー、ウィ・アー・ディーボ〜!いや、俺はディーボじゃない。でも楽しむ。ブロンディーもキルズも楽しむ!しかし、残念なのは3日同日にある変身きりんとコクシネルのライブが見れない事。あー・・・。そして、あとはライブが完璧なら言う事は無い。楽しみたい。いや、絶対楽しむ!
 ところで、今日は携帯を家に忘れて来た。電話をかけたい人達の電話番号が分からない。んー・・・電話番号をメモくらいしといた方が良いか。

 

アリス
03/7/10(thu)

 アリス・クーパーのDVDを買った。アリスやアリスの周りの人達のインタビューにプロモとライブ映像を挟んだ構成なのだが、輸入DVDなので何を言ってるのか全く分からないのがほんと残念。70年代中期には精神に支障をきたしていた人だから、当時を回顧して面白い事をしゃべってそうな感じなのだ。しかし、そんな事を差し引いてもエネルギッシュだしクレイジー!ライブで大きな蛇をターバンのように頭から巻いて歌う人なんてそうそういるもんじゃない。でも、出来れば80年位のちょっとNWぽかった頃の映像が入ってればベストだったんだけど・・・ま、結構楽しめたからいいか。

 

今更タイタニック
03/7/8(tue)

 
昨晩、ビデオで録画してあったタイタニック(後編)を見た。この映画はTVで途中から見た位で通して見た事は無い。今回も前編の途中からだ。この映画自体は「ま、こんな物だろう。」といったとこだが、実話に近いシーンが多いので興味はある。数時間のうちに次々と死んで行く人々。そして、そこにある人の醜さや美しさ。沈み行く船上で音楽を奏で続ける音楽家達。強い人達。
 数年前にタイタニックから引き上げられた物を展示した”タイタニック展”に行ったが、それらの側で人が死んでいったのかと思うと見ているだけで悲しくなった。が、何かひきつけられる物があるのも事実。今後も何かあったら見に行きたい。

 

最近見たライブの記録
03/7/3(thu)

 
日曜、UFOクラブにてシスターポール、ベガポップ他のライブを見た。小雨のぱらつく中練習機材を置いてからUFOへ。この日のヒットはシスター・ポール。以前見た時はどうにもゲイバーのダンサー風ルックスが気になってはまれなかったのだが、今回は2度目なせいか楽しんで見る事が出来た。少し前にドクターズ・オブ・マッドネス(グラムとパンクの中間に位置した70年代のバンド)の来日をサポートしていたからか、なんとなく演奏にハクがついている気がした。ちょっとヘドウィグ&アグリーインチなんて映画の雰囲気もあり、スピード感があって面白かった。B級、いいんじゃなーい!
 2つめはヘブンズドアにてランチ、他のライブ。このところ色々動いてるから疲れ気味なのだが、眠気と疲れをこらえてヘブンズ・ドアへ。内容は、他のバンドはさておいてランチの演奏は良かった。今までに無いメリハリがあり、曲がややポップになってちょっとガーデンを思い出した。ただうるさいだけではない先のあるライブで、行って良かった。帰りは宮本君に車で送ってもらったが、アホとアーティストの間を行く会話が良い感じで面白かった。彼とは、そんな感じのいい関係がずっと続いている。これからも、刺激的なライブを見せてよ。

 

泉谷でも聞くか。
03/6/27(fri)

 
最近、私の周りでは去っていく人が多い。職場で先月から今月にかけて4人が退社した。去る人にはそれなりの理由があるし、ずっと会えないわけではないのだが、やはり今までそこにいた人がいなくなるのは寂しい。もっと話しておけば良かったな、とも思う。ま、人はいつかは一人で死んで行くもの。早く家に帰って泉谷しげるでも聞くか。(特に、”寒い国から来た手紙”ね)

 

恒松正敏という人
03/6/20(fri)

 恒松正敏さんの参加したグループ展を見に行った。場所は渋谷の小さな画廊で、恒松さんの作品は5点位しか出ていなかったが恒松さんらしい絵で良かった。(生意気ですな。)でも、それより面白かったのが、これまでの恒松さんの記事をまとめたスクラップ・ブックだった。本に掲載されたインタビューの切抜きや個展のチラシ。絵画関係の雑誌の物は勿論だがバンド関係の物も多かった。そのスクラップ・ブックはとても力強くて優しくて、過去と未来をつなぐイマジネーションを掻き立てられるエネルギーが沢山詰まっていた。もっともっと先へ進まねば!と思った。帰りにそのエネルギーを何とか持ち帰りたくて、「百物語」を買って帰った。
 来月の20日にはその恒松さん率いる恒松正敏GROUPとのライブがある。過去は忘れて楽しみたい。そしてぶち壊したい!新しい何かを構築する為に。

 

前半戦終了
03/6/17(tue)

 SPEARMEN、今年のライブ前半戦が終了終了した。
 今回のライブは、個人的に不思議な感覚のライブだった。いつもなら空回りしてしまいそうな気合がフワフワと気持ちよく後ろからついて来る。ぶち切れたかと言えばそうではなかったが、でも不思議と抜けた感じがあった。淡々としていたかと言えばそんな事は無く、こめる所は込められた。私達なりのコンパクトなライブだったからだろうか?曲の色んな部分と体が呼応している感じだった。しかし、エフェクターの使い方とギター・テクには不満が残るところもあり、これは今後の研究課題だ。ま、楽しみが増えたってとこだな。
 それにしても、ポエの伊藤は今回も山口から上京してのライブ。時間もお金もかかる。曲作りはテープをやり取りして行っている様だが、数回の練習でのライブは実際楽ではないだろう。とっくにやめてても可笑しくないのに続けてる。「本当にBASSと音楽が好きなんだな。」と改めて思った。今回のライブが彼等にとってうまく行ったのかは知らない。でも、楽屋で聞いてた私には充分に素敵な演奏だった。
 私達も、もっともっと良い演奏をする様に気合を入れ直そう。

 

シュールリアリスティック・ピローを聞きながら
03/6/12(thu)

 最近の私の部屋では、マーティン・デニーとジェファーソン・エアプレイン「シュールリアリスティック・ピロー」とレディオヘッドの新譜がヘビーローテーションで流れている。レディオヘッドは、多分行くであろうサマソニに向けての予習といったところだが、私には前3作を超えているとは思えない。(駄作と言っているわけではありません)しかし、次の物を産み落とす為のステップと考えればこれで良いだろうし、ライブで聴いたらどうなのか?という面白さはあるだろう。それにしても、「最高!」と思っている人もいるだろうからそれはそれで良いが、腐れ評論家がこぞって「良い」という意見しかないのにはいつもの事ながらうんざりする。ま、所詮は金で動かされている世界だからな。
 マーティン・デニーはムーグ物の内容が気に入って聞き出したのだが、良く聞くのは生演奏の方。ジャングルの中をゆっくり川下りを楽しむ。聞きなれぬ鳥の声。らくだが重い荷物を背負わされている。夜には焚き火を囲んで踊り呆ける。・・・あれ、これは砂漠の景色だ。やはりイカレテル。どこかおかしいラウンジだ。
 最近の雨のお陰でどうにも憂鬱な日が続いているが、ジェファーソン〜は、シスコのバンドだ。これはサイケデリックと言う物を感じさせてくれた最初のアルバムだ。多分、からっとした土地で生まれた音楽だろうが、ベトナムでは煙を巻き上げて空は曇っていた事だろう。純粋さと、ドラッグと、果てしない美しさと狂気が表裏一体となっている。そうだ、「頭の中をクリアーにしておけ。正常を保て。幻に脅かされるな!距離なんて本当は無いし、君は私の産物。自分をしっかり保て。」ゆっくり、ゆっくり時間の流れを止めろ。瞬間は悲しいが、心臓の高鳴りが止めば緊張は無くなる。
 今度の日曜にはライブだ。状況は良いのか悪いのか?しかし、たった一瞬の新しい世界へ突き抜けてみせよう。


猿の惑星
03/5/28(wed)

 猿の惑星(数年前に公開された映画)を見た。娯楽映画としては結構楽しめた。でも、猿の動きはもうちょっとどうにかならなかったのかな?忍者のように飛び回る猿は動きが不自然だし、CGを使っていない場面は動きが人間ぽくて昔の方がリアルに感じられて良かった。そういえば、今のマイケルジャクソンそっくりなのが居てビビった。ラストはみえみえの落ちだけど、それが猿の惑星だからという妙な納得。

 土日に友人達と飲み会。そこで“アーグ・ミュージック・ウォー(UMW)”の話題になった。UMWについて詳しく知らないが、私が持っているレコードの内容は色んな会場でやった数十バンドのライブを集めたものだ。しかし、「フェイバリット・ミュージック」でも少々触れたが、ポスト・パンク的な沢山のバンド(999、スピッツ・エナジー、オーケストラル・マヌーバース・イン・ザ・ダーク、オインゴ・ボインゴetc.)が収められていて、どのバンドも面白い。ギャング・オブ・フォーなんて鬼気迫る物があって、彼らの音源で一番格好良いんじゃないかと思える程のテイクだ。ほんとにCD/DVD化を切望しているアルバムだ。それにしても、UMWを知ってる人が多くて「さすが音楽馬鹿の飲み会!」ってちょっと感心した。

 

刺激が欲しい
03/5/23(fri)

 
今日は、あるバンドのライブを見に行こうか考えている。少し前に見たバンドで、その時は全部は見られなかったが結構面白かった。それにしても、感性が鈍ってきたのか最近は(ずっと?)これだと思えるバンドが少ない。昔は、登場しただけで空気が震えてる様なバンドが多かったが、今ではそんなバンドには滅多にお目にかかることは無い。CDを買う量が増えるのもそのせいなのかもしれない、とまじめに今思った。もちろん、自分たちは刺激を与えるバンドでありたいと思ってはいるが、私は刺激を与えてくれるバンドが見たいのだ!誰か、そんなバンドがあったら教えてください。

 

風邪中
03/5/14(wed)

 先週から今週にかけて、風邪をひいている。まだ本調子ではないが、かなり回復した。いつもなら風邪をひいてもひどくなる前に治ってしまうのだが、今回はちときつかった。が、家には体温計は無いし、医者にも行かないので実際はどれ位悪かったのかは感覚だけでよくわからない。日曜に練習に行ったが、メンバーにうつってなければいいが・・・。
 ところで、昨晩はビデオで“デッド・オア・アライブ”の1を見た。ややクレイジーでスピード感のある映像は見てて面白かったが、ちょっと展開が無理があるし奇抜さを狙いすぎなとこが鼻についた。2の方がストーリーも自然で、クレイジーさも無理無く良かった。最終作の3に期待しよう。

 

マイブーム
03/5/7(wed)

 
今更ながらに元ちとせをよく聞いている。何となく聞いてみたくなってレンタルで借りてみた。TVや有線他、色んな所でヒット曲は耳にしていたが、アルバム通しても気持ち良かった。沖縄出身と言う事もあるのだろうが、曲は今時の歌謡曲とは違ってて何か癒される。自然体で音楽をやっている感じが良いのかな?でも、もしこの人がこの様な特徴的な歌い方でなく普通の歌い方だったらどうだっただろう?なんてくだらない事を書いてみたが、パフォーマンスや声や歌い方、全てで表現された物が良いんだからそんな事本当はどうでも良いんだけどね。でも、ちょっと気になった。
 ところで、今のマイブームは、和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」。

 

NICKも昔は若かった
03/4/25(fri)

 吉祥寺のディスクユニオンでCDを2枚購入。1枚はニックケイブの新譜。最近おとなしめの作品が多いが、今回はどうだろう?「1stの頃の様だ。」と音楽雑誌で書かれていたので多少の不安を残しつつ購入した。でも、昔はニックも若かった訳で、あの頃の音を今期待してもしょうがないので新しい発見があれば良いかな。もう1枚はジェフベック・グループの“トゥルース&べックオラ”の2in1。昔、エアチェックやベストで何曲かは聞いていたが、まとめて聞いてみようかと思い購入した。ジャケがちょっとやぶれていたのだが、何と500円!安い!と、ここまでは良かったのだが、最後にオチが・・・。ついでにパンクコーナーでもと思い、Aから順番に見て行くとクラッシュのコーナーがあり、1枚の海賊盤を手にとってみた。曲目を確認。「Junco Partner・・・ん?頭の“J”が無い。ウンコ・パートナー・・・。」悲しいような可笑しいような、心の中で苦笑して店を出た。
 ところで、「大分でライオンに襲われ職員死亡」という記事を見た。動物公園での事らしいが、どうすればそんな事件になるのだろう?私は富士サファリパークでバスの中からライオンにえさをやった事があるが、ほんと猛獣、むっちゃ恐ろしかった。この動物公園は“安心院(あじむ)”町という所にあるので安心してしまったのだろうか?・・・こんな終わりで済みません。

 

NEW STYLE
03/4/21(mon)
 
 サマソニもフジロックも、私はこれまで一度も行った事が無い。猛暑の中を、わざわざ出かけて野外でライブを見るなんて・・・。しかし、今年はどちらかは行ってみたいと思ってのだが、どちらかと言えばサマソニの方が興味がある。特にレディオヘッドとブロンディーが見たい!デボラハリーは少し前に見たビデオではかなり老け込んでて「誰だこれ?」って感じだったが、それでも(やや遠目から)見てみたい。“ドリーミン”は絶対やって欲しいなー。とにかく、両バンド一緒の日になるのを期待する。そして、某ドラマーJ氏期待のドアーズ。これはレディオヘッドと違う日だろうと私は予想している。とにかく、両イベント共に早くスケジュールを発表してもらいたいものである。

 土曜に練習があった。4/6にやった新曲がいい感じになって来た。コンクリートの冷たさの中からジャングルに抜け出す時にガラスとすんだ空気が入り交じって光を反射してきらめいている感じか。とにかく、今までにもあった曲調だが何かが新しい。
 ところで、いつもそうだが新しいタイプの曲が出来ると、形無き塔にまた一つ石が積み上げられた様で凄く嬉しい。今から次回のライブが楽しみになっている。が、次回は6月、ちと遠い。うー、待ちどおしい。

 

あとがき
03/4/11(fri)

 先週の日曜日にスピアメンのライブがあった。自分で企画して言うのもなんだが、どのバンドも面白かった。今思うと、この日のポイントはギターだったと思う。同じギターバンドでも、スタイル、音、雰囲気、色々聞けて面白かった。とはいえ私は企画者なので、各バンドをゆっくり楽しむ事が出来なくてちょっと残念だった。今回のライブは実験的に4バンドでやってみたが、私としては演奏時間の関係でやや表現しずらいところもあるのと、待ち時間が長いのも疲れるので、その辺も考慮して今後も良い企画を続けて行きたい。

 先週位から6chで再放送している“木更津キャッツアイ”を毎日見てる。前に見た時は通して見ていないので「まあ面白いドラマだ」と思った程度だったが今回はすっかりはまってしまった。内容は、余命半年の癌の青年とその青年を取り巻く友人達のちょっと悲しい青春コメディーなのだが、笑いの間に垣間見えるシリアスな場面での役者の顔が凄く良い。物語は4〜5話位からどんどん加速して面白くなって来るから、もしビデオなどで見る機会がある人はとにかくそれ位までは見て。
 それにしても、ガキの頃の自分なんて良くわからないけど、俺はどんなだったんだろう?典型的B型の偏屈なガキだったとは思うけど・・・。とにかく、このドラマみたいにいつまでも一生懸命馬鹿やってたいかな。

 

1週間
03/3/28(fri)

 この1週間は、何かと戦争について考える事が多かった。何人かと話もしたが、人事と捉えている人が少なかった事が嬉しかった。日本は世界でも治安は良い方だと思うし、戦争で逃げ惑う事も無い。現地の人たちには申し訳ないが、平和ボケしている日本人には良い薬となっているだろう。しかし、どの事件でもそうだが、事が終わればすぐに忘れ去られてしまう。戦争が終結しても、その後の世界情勢やイラクの復興といった問題は山積されるはずでそちらの方にも忘れず目を向けて行かなければ、と思う。って、こんな事書いてるが、戦争の終結はまだ見えてはいない。
 
 ギリシャ神話の本を読んでいる。沢山の神々の名が出てくるが、多すぎてだんだんこんがらがって来る。が、私たちの住んでいる世界の色んな所でエロス、ガイア、アテナ、アポロン他沢山の神々の名が使われているが、その由来が分かって面白い。

 

戦争反対
03/3/24(mon)

 
海の向こうで戦争が始まった。国連をも無視したブッシュ・アメリカの暴走で、一気に世界の緊張が高まった。アメリカ対イラクだけでなく、至る所で対立や対立やテロが起こる可能性さえある。勿論日本も例外ではなく、アホな小泉がアメリカを支持したばかりにその標的になりかねない。これは火の粉がかからなければ、なんて事ではなく、原爆を投下され戦争の悲惨さを一番分かっているはずの日本が、なぜ戦争を指示するのだろうか?なぜ戦争反対といわないのか?という事だ。
 先手必勝だとブッシュは言うが、アメリカ中心の考えで、イラクとは国連と歩調を合わせた対応をすべきだったのではないだろうか?とは言う物の、今回の一連の出来事で、国連にはアメリカを抑える力が無い事を露呈してしまった訳で、今後アメリカが暴走したら誰に止める事が出来るのだろうか?
 とにかく、こんな事をやってたらいつまで経っても世界から戦争はなくならない。一刻も早く戦争が終わってくれる事を祈るだけだ。勿論、自分の出来る事はやるつもりだけどね。
 でも、これでまた沢山の人が死ぬ。戦争を支持した多くの人達に、イマジンを聞く資格は無くなった。
 戦争反対!

 

渡辺剛史は見ていた

03/3/14(fri)

 ポエのSま君とK沢君と私の3人で、国分寺のTK屋という店で飲む。ここは某伝説のバンドの集合場所でもあるらしいが、とにかくくだらない話で盛り上がった。Sま君はとにかくくだらない。が、そこが馬が合うところだ。それにしても、彼は良いドラマーだが手首が固い(様に見える)。そんな所もライブで注意して見ると面白いだろう。
 で、吉祥寺に帰ってから島君とラーメン屋へ。うまかったがぬるかった。ここでは「もっと沢山の人に見てもらうには」「バンドが積極的に場を作らねば客は来ない」などといったまじ話。常について回る話だが、やはり、バンドも客ももっと大きなエネルギーを持って何かを動かそうという気が無いと、本当にこんなアンダーグラウンドなシーンに先は無いだろう。という事で、3/22日はマンダラ2
へ行こう。

 

春よ来い

03/3/12(wed)

 昨夜も寒くて布団にもぐっていたらそのまま電気もエアコンも消さずに寝てしまった。東京では電力不足が叫ばれているというのに、また電力の無駄使いをしてしまった。私一人位で・・・なんて事は言いやしないが、私が一晩使う電力は一体どれ位なのだろう?色んな所で輝いているネオンなんかは私達の様な小市民が使う比ではない程電力を消費しているのだろうから、本当に電力が足りなければ昔の様に何時以降はネオン街は消灯なんて事をした方が良いのではないのだろうか?

 しかし、この電力不足は本当なのだろうか?原発を稼動させる為の口実なのでは?裏金が大きく動く最近の政治(昔からだけど)を見てると、そんな風にかんぐってみたくもなる。外国では原発を止め始めている国が増えているのに、我が地震大国日本ではまた再稼動させようとしている。いい加減、金や政治絡みで沢山の人を殺すのは止めてもらいたいものである。
 おっと、飛躍しすぎた。
 とにかく寒い、速く暖かい春よ来い。

 

いい事ばかりはありゃしない
03/3/6(thu)

 RCサクセションのDVDを購入した。80年と83年のライブが収められている。
 80年の方は、以前出た“ラプソディー”のビデオと同じ内容だと思う。画像は良くはないが好きだからそれほど気にならない。若い人達には分からないと思うが、当時はロック・バンドがTVに出る事はとても珍しく、RCが出た時なんて唯の変な歌を歌う人位にしか見られなかったのだが、日本におけるロックとポップスの垣根を壊して新しいロックを作り出そうという勢いと毒があって、ここでの清志郎はほんとするどいいい顔してる。83年の武道館ライブではもうすっかり世に認知されたせいか、遊び心も交えたのびのびした演奏が気持ちE―!なんて言ってるが、“BLUE”を出した時にはスランプだったなんて話も聞いてるので、“OK”を出したこの時期は実際どうだったのだろう?なんて今更言ってもしょうがないか・・・。
 それにしても、“スローバラード”や“いい事ばかりはありゃしない”なんて聞いてると、ほんとあの頃と何も変わってない自分に気付かされて泣けてくる。これは、昔々のビデオだから人に薦めはしないけど、良かった。
 ところで、このDVDは2800円と比較的安価で売っていた。日本発売の物は殆んどが4〜5000円だから、これ位安価だとDVDも買い易くて良いね。もっと安くなってほしいけど。

 

VEGA REVOLUTION!

03/2/27(thu)

 UFOクラブへライブを見に行った。高円寺からの道をたまには違うコースで、と思い適当に行けば行き止まり。余計遠回りになってがっかり。

 しかし、目的のライブ、ベガポップ企画「ロックンロール・ハート」は面白かった。“コクーン・ピット”はまったりしたノイあたりのジャーマンな感じで気持ち良かった。が、個人的にはもう少しスピードとスリルが味わえるヘビーな感じが聞きたかったな。しかし、こぎれいな音をクールにかっちょ良く決める、それも彼らだからこれも有り。iggyの“TV eye”のカバーは良かった。続いて“ベガ・ポップ”。やー、良い!曲は一時期よりポップになっているが、ヘビーさを増している。ドラムはどっしりしてて良かったし、左Gも音がむっちゃ恰好良かった。勿論、Vo&Gも素晴らしかった。さすがベテランパンク!
 今日の企画は、客からもバンドからも熱気と勢いの感じられた素晴らしい企画だった。が、これが今後どう展開して行くのかは、この熱気をバンドと客がどれだけ一生懸命反復できるかにかかっていると思う。頑張れ、ベガ・レボリューション!

 

詩人の末路
03/2/25(tue)

 先日、懐かしい歌を聴いた。場所は、“青い部屋”という小屋(ライブハウス)。
 誰も体を揺らさないDJタイムの時にかかった曲は、頭脳警察の「詩人の末路」。これは“誕生”というアルバムに入っているバラードで、20年近く前に元グレートリッチーズの川北君に聞かせてもらったのが最初だ。他の人が歌えばくさくなってしまう様な歌でもパンタが歌うと納得できる。とって付けた感じがしないのは、パンタが本物だからだろう。全てを見て来た晩年の画家の様に、とても優しくて力強い曲だ。
 ちなみに、私がパンタのアルバムを初めて聞いたのはパンタ&ハルの“1980X”というアルバムで今でも大好きなアルバムだが、この中の1曲“オートバイ”も歌詞・曲共に素晴らしい。
 爆音だらけのDJタイムにあって、心休まる一瞬だった。それと同時に、“詩人の末路”が「青い部屋」とそこに集うバンドや客にに捧げられたホテルカリフォルニアの様にも聞こえた。

  いつの時代もオイル漏れる
  
いつの時代もオイル切れる
   1stギア 2ndギア 生き残るギア
  3rdギア トップギア 死に急ぐギア
    飛び越せアスファルトを オートバイ
    俺の鋼鉄の夢 走って行け     (”オートバイ” パンタ&ハル)

 

ドアーズと言ってもライブハウスの事

03/2/18(tue)

 未だに寒い。おまけに雨だ。しかし、ライブを見ていたので、中にいた時は寒くはなかった。
 行ったのはドアーズという初台のライブハウス。やはり、あのドアーズにちなんでいるようだが、会場はきれいで60年代の香りは皆無。ここは、1階は禁煙のフロアで2階がスモーキング・スペースになっていた。おかげで1階には人が殆んどいなかったので、タバコは吸わないし椅子に座ってライブを見たい私にはとてもラッキーだった。2階にどれだけの人がいたかは定かではないけれど・・・。
 それにしても、このライブハウスの音はあまり好きではなかった。大きなホールの様で、なんかバンドを妙に遠く感じたな。バンドは、女Voのこじゃれ系”メカネロ”と、3ピースのオルタナ寄りロックバンド”STAM”が良かった。”メカネロ”はバックスクリーンに流してた映像とバンドの雰囲気がマッチしてて面白く見る事が出来た。”STAM”は、Voの歌がもう少し上手くなった方が良いが、Gが非常にセンスの良いフレーズを弾いていて楽しめたので良しとしよう。
 ここは、人が沢山入れば音の感じも違ってくるのだろうか?SPEARMENでやったらどう見えるのだろう?そういった意味では非常に興味のあるライブハウスだ。

 

気合だよ、気合!

03/2/12(wed)

2/12
 今朝もストラングラーズからスタート。気合注入ー!単純。

2/9
 今年最初のPRIMAL TONE。内容は良かったが、動員が淋しい。どのバンドもノリがいいだけのありきたりのバンドではないだけに、もっと沢山の人に見てもらいたかった。PIGMENなんてほんと異端のハードコアで、最高だと思うのだが・・・。世の中、情報操作されてる奴が多すぎるよ。しかし、これもまた現実、打破する為に頭を使ってやるしかない。

2/8
 DKsのライブを見に高田馬場phaseまで。今回はビアフラが来ないという事でどうなるかと思ったが、演奏力の高さと曲の良さで結果的には乗せられてしまった。切れのある演奏で、ハードコアだけどグシャッとならない。さすがDKs、かっちょいいー!うー、これでビアフラがいたらもっと最高だったんだけど・・・。とはいえ、VoはDKsの遺伝子をしっかり受け継いでいるようで、聞いててあまり違和感は無かった。篠やんにこのドラム聞かせてあげたかったな。チケット代は高かったけど行って良かった。

 

スフィアを見て

03/2/3(mon)

 映画「グッドモーニング・ベトナム」と「スフィア」を見た。
 グッド〜は、戦時下のベトナムに行った米兵向けラジオ局DJの話で、ベトナム人少年との友情を描いた映画だ。主演はロビンウイリアムス。ラストがちょっと甘かったが、暗くならずに終わるにはあーするしかなかったのだろうな。ま、あまり暗くない戦争映画で良かったけど。この映画では、DJがかける曲が兵士の心の安らぎになったりしているが、実際にはどの様に聞かれていたのだろう?サッチモの歌うファット・ア・ワンダフルワールドの時に映っていた戦時下のベトナムのシーンが、曲の美しと相まって悲しかった。
 スフィアは、SFサイコ・スリラー。内容は、海底に沈む宇宙船らしき物を調査しに行き、その中で見つけた球体と接触した事から奇妙な事件が起こり出す、といった話。主演はダスティン・ホフマン。内容は詳しくは書かないが、シックスセンスの様などんでん返しがあって面白かった。宇宙人が出てくるわけでもなく、淡々と話は進んで行く。「惑星ソラリス」の様な感触の映画だ。面白かったので是非見てください。そして、私の味わった「そう来るかー!」という感覚を味わってください。って言うか、お願いするから味わってほしい!そして、見た人は「私もスフィア見ました!」の一言でいいのでbbsで申告してください。

 

東京は〜雨降り〜
03/1/21(tue)

1/20
 ある人のHPに、”東京”というお題で何か書いてくれと言われている。何人かが東京をイメージして書く様だ。しかし、書く気は非常にあるのだが、どうにもとっちらかって行くばかりで収集がついていかない。東京に来て既に20数年経つが、やってきた事と言えば仕事とバンドだけで、他には特に何をしたわけでもないからだろうか?きっと色んな事があったのだろうが、殆んど思い出せない。よくよく考えれば、人との関わりや心の動きに興味があるだけで、それは別に東京だろうがどこだろうがそんなに変わらないからなのかもしれない、と今思った。んー、ま、頼まれたからには書かねば!東京のイメージ・・・やっぱバーストシティかな!って、そんな恰好良い物じゃないか。

/19
 練習後に、“ゆ”と竜太の3人で、沖縄料理居酒屋“ダチビン”へ。久しぶりだ。
 他愛も無い事をだらだら話す。大御所バンドとそのメンバーのロック観や、最近見たバンドについて。そして、今作っている新曲の話になった。ベースラインの作り方についての会話。スタジオにて、私:「あまりコード感が無い方が良いんじゃない?」竜:「分かった。」そして、何とか練習は終わりダチビンでの会話。竜:「今日の練習さ、ほんとにギターを聞かなかったら面白く出来たよ。」私:「あはは!(って、ほんとに聞いてなかったのかよ・・・!)」恐るべし柳原。そして、それが柳原の正しい姿。楽しかった。

/18
 屋根裏へネオアコ系のバンドのライブを見に行った。ネオアコって今でも言うのかな?とにかく、そんな感じのバンドが4バンド出たわけだが、私は色んな感じのバンドが出るライブが好きなので、バンドの良し悪しに関わらず最後の方のバンドはちょっとつらかった。勿論、一緒の音ではないしやってる事も違うのだけど、何と言うか聞こえて来るスピード感が皆同じ様だった。ネオアコでも、歌詞とかノイズの出し方とか、もっと人とは違うひねったスピード感やスリルを味わいたいかな。(これは、“速い”とか“やばい”の意ではありません)

 

まず、明けましておめでとうございます

03/1/10(fri)

 正月は、実家へ帰っていたのだが、その時の事を少々。甥と海へ出かけ、凧上げをした。凧揚げなんて、多分中学の頃にやったのが最後だと思う。風に乗ってぐんぐん上がる凧。風が強すぎて糸を引くのも大変だったが、こんな骨と1枚のビニールで出来たアナログな凧が手の届かない大空を舞い、その凧が私と一本の糸でつながっていると思うと感動すら覚える。糸を伸ばせばどこまででも上って行く。あそこから見た私達は、どの様に見えるのだろう?
 が、いかにせん風が強すぎた。凧は円を描いて急降下。今時の簡単な作りの凧だった為に、骨は折れビニールは裂けていた。2つ持って行ったもう一つの凧も破損してしまったので、凧揚げは終了となった。
 凧を上げる事で、過去と今が一本の線でつながった様な錯覚を覚えた事を書き留めてたくて、今回の日記を書いてみた。
 余談だが、私の書く誌に“短い空”という言葉が出てくるが、これは「私達の頭上にある空は、時間や空間、全てを飛び越えてどこまでもつながって行く。」といった意味の事を表現している。

 

STAY FREE
02/12/25(wed)

 12月22日、ジョー・ストラマーが死んでしまった。心筋梗塞という話だ。
 悲しい。
 
クラッシュは、私が高校卒業のあたりに一番好きだったバンドだった。だったというのは、その後、私の中ではドアーズとの2枚看板となって行くからだ。
 クラッシュは、音は聴いていたが最初に衝撃を受けたのは“パールハーバー79”で、歌詞を読んで身震いした事を今でもはっきり覚えている。“ロンドンコーリング”は勿論良いアルバムだが、”サンディニスタ”はそれ以上の役目を果たした重要なアルバムだ。ダブやファンクも取り入れ、あの頃の平和な世界の裏側で起こっている事をポップミュージックのレコード3枚組みという大量の混沌として世界に投下したのだ。音楽が唯の表現手段では無いという事を思い知らされた。ちなみに、私がクラッシュで一番好きなアルバムはこの“サンディニスタ”だ。
 クラッシュが来日した82年、チケットは取れなかったがそれでも中野サンプラザまで足を運び、監視が見てない隙に入口脇の柵を乗り越えて中に入った。2階席にもぐりこんでそこから見たクラッシュは激しく、アナーキーじゃないけど本当に東京イズ・バーニングって感じに会場は揺れていた。これまで沢山のライブを見ているが、もぐりこんだなんてのは後にも先にもこの時だけで、それほど当時は思い入れが強かったって事だ。
 心残りは、ジョーが最近やっていたバンド“メスカレロス”を見なかった事だ。数年前に2枚目のアルバムを出し、それは結構良かったので機会があったらと思いつつもタイミングを逃し来日公演は見に行かなかった。
 私は、今でもクラッシュを聞くといてもたってもいられなくなる。あの会場での興奮が蘇る。しかし、もう生の声を聞く事が出来ないのかと思うとむっちゃ淋しい。心からご冥福をお祈りする。

初ロフト・プラス・ワンへ
02/12/20(fri)

 ロフト・プラス・ワンへ行った。
 東京ロッカーズのフィルム上映と、それに関係した人達のトークショウ。
 以前も書いたが、私は東京ロッカーズは好きだが関わった人達の今を見るのはあまり好きではない。が、今回行ってみようと思った理由は、ロッカーズがビデオになった際にカットされたストラングラーズの2曲も上映される事と、モモヨさんが出たからだ。感想は、今でも何らかの形で現役な人達(この日の出演者)は結構客観的に見ているんだ、という事を感じられたのが良かったかな。客から昔の自分を見てどう思うか?なんて質問に、鳥井賀句は、「そんな事より、これを見た今の君達がどう思うかを聞いてみたい。」と言った。「俺達なんかより、新しい世代に何かを作り出して欲しい。」とも言っていた。ごもっとも。ちゃんと、歴史の中の昔の自分にけりをつけ、今を歩いているからこその発言だろう。やたら顔のでかいおっさんだったが、ちょっと粋だったな。逆に、客の方がリアルタイムで聞けなかった人が多いのか、幻想が大きくなって客観視出来無い人が多いんじゃないのか?なんて思えた。当事者と今の人達の感じている事のギャップがなんか歯がゆい感じがした。
 最後に、ストラングラーズはやはりかっちょ良かった。
 で、何はともあれ自分達が良い物を生み出していかねば!と言う事で、21日のΩはがんばろう!

 

MI-2
02/12/18(wed)

 ミュージックマガジンを立ち読みした。五木正(だったかな?)という人が書いた文章が良かった。というより、全てを肯定しない姿勢が良かったのだけどね。内容は、「USの自爆テロ後に発表された音楽には、事件に関連した安易な物が多かった。」といった様な内容だった。何もかも否定すれば良いとは思わないが、最近のライターは批判的な事はあまり書かなくなった様に思う。「楽しむ姿勢が強くなった」と言ってしまえばそれまでだが、客観と主観、否定と肯定を繰り返せねば唯の音楽好きな人だし、良い事ばかりを伝達するのはプレイヤーにとっても読者にとっても良くない事だと思う。このライターが実際はどういう姿勢なのかは分からないが、私は偏屈なので、そんな記事をもっと読みたいと思った。
 夜、ミッション・インポッシブル2を見た。メイキングで、この映画のスタントはトム・クルーズがかなりこなしている、と語っていた。最初のシーンで絶壁の岩肌を登って行く(ロック・クライミング)シーンがある。勿論、合成しているとこもあるのだろうが、実際に登っているらしい。こんなとこ登れるか!と思いながら見ていただけに、やや衝撃を受けた。色んなスタントを自分がこなすのは、スリルが好きだから、と言っていたが、それでも数百メートルの高さを素手で登ったりするのは度胸がいる事だ。ま、安全を確認しての上だろうが、さすがハリウッドで生き残るだけあって肝がすわっているのだろう。内容は、100円でレンタルしたせいもあってかそれなりに楽しめた。スパイ大作戦から続くテーマ音楽は誰がやっても恰好良い。が、トム・クルーズの顔はやはりあまり好きにはなれなかった。それにしても、命懸けのスタントが100円って聞いたら、トムもスタントやる気なくなるだろうな。

 

クリスタル・シップ
02/12/09(mon)

 用事があって原宿へ出かけた。昔、原宿には友人が住んでいたし、知り合いが色んな店でバイトしていたのでよく出かけた。日本でもパンクが認知され盛り上がり始めた80〜81年頃の話だ。当時の竹下通りは、ローラー族やパンクスや、沢山のガキのエネルギーが充満していたが、最近ではたまーに出かけても華やかなだけでエネルギーを感じる事はあまり無くなった様な気がする。
 そんな事を考えながら歩いていると、パワーストーンの店があったので入ってみた。パワーストーンとは水晶やラピスラズリ他の石の事で、実際石にどれほどのパワーがあるのかは分からないが、万物に精霊が宿っているという考えもある事だし、効用を読んでみるとなかなか面白い。ま、信じる者は救われるといった程度でも、石の輝きは見ていて気持ちが良いものだ。で、吊るされていた少しくすんではいるがシャープな感じの水晶のネックレスを購入した。なんか、ライブがますますシャープでハードになりそうな水晶だ。
 それにしても、水晶を眺めていると条件反射の様に、頭の中でドアーズのクリスタル・シップが鳴り出す。「パワーストーン、石に宿る力は分からないが、ドアーズのクリスタル・シップは今もなお純粋な輝きを放っている。」そんな事を考えながら帰途についた。

 

宍戸

02/12/06(fri)

 昨日、マンダラ
2で、エコエコと鎌田バンドのライブ。
 鎌田ひろゆきという人のバックで演奏しているGは割礼の宍戸幸司。もう20年以上こだわりのギターを弾いているだけあって、彼の内側から音があふれ出てくる。素晴らしい。彼のギタースタイルは出会ったときから殆んど変わっていないが、歌っていない分のびのびと集中できていた様に見える。音はサイケなんて言葉は軽々と超え、美しくゆがみ始めた金属のざわめきを聞いている様だった。各曲、色んなギターのバリエーションを楽しませてもらった。
 私もΩでギターのみを弾いているが、彼もまた人のバックでも自分のスタイルを曲げる事なくギターを弾いている。その潔さが今日は妙に新鮮で格好良かった。
 私はフォーク調の曲はあまり好きではないが、今回はROCKを感じられる良いライブだった。

 

2002年、SPEARMENラストライブ
02/11/28(thu)

 12/1は、今年最後のSPEARMENのライブだ。(12/21にΩは有り。)
 少々気が早いが、今年のSPEARMENとしての最大の出来事は、やはりprojectLIZARDΩのライブを行った事だろう。私自身も、昨年末にモモヨさんと再会し、数回のギグを共に重ねる事でギターに対する新たな感触を得る事が出来た。Ωとは音を出すベクトルが違うのでどの様にそれが影響していくのかは定かではないが、非常に楽しみなところである。
 偶然であり、また必然でもある出来事。今でなければ起こらなかったこのマジック。来年には、また新たなステップを踏む為に今年の集大成とも言えるライブをやります。

 

そして音楽が始まる

02/11/26(tue)

 ビデオに録画しておいた「そして音楽が始まる」を見た。これは日曜の夜やっている番組で、各回1アーチストの1曲を、エピソードと共に紹介する番組だ。今回は、サイモン&ガーファンクルの“明日に架ける橋”だった。「貿易センタービルに飛行機が突っ込んだ時に、この曲が人々の支えとなった。」という様な所から始まった。んー、このやり方はずるい!って、TV局の事ね。あのテロはまだ鮮明に皆の心に残っているだけに、この曲でなくてもジンと来てしまいそうだからだ。この曲が出来る過程も面白かった。
 こんな感じで私は毎回のようにこの番組にはまってしまうわけだ。この番組は、音楽の裏側にある物、意思、運命、面白さ、凄さ、色んな事を改めて感じさせてくれる。そして、私の作る音楽は、一体どのような重さを持っているのか?
 それにしても、この番組は選曲が渋い!次回はスコットマッケンジーの「花のサンフランシスコ」だし。でもSPEARMENのライブだから録画しとかなきゃ。
 気になる人は、番組HP”http://www.tv-tokyo.co.jp/ongaku/index2.html”をチェック!

 

デパガとDKs
02/11/19(tue)

 2月のデッド・ケネディーズ来日のチケットを買った。買ったのは吉祥寺のパルコ。しかし、ここのチケットカウンターの店員にはむかついた。殆んどまともな検索もせず、「ありません。」と言いやがる!心の中で〔デッケネ、デパガに似合わねー!〕とか思いつつも、丁寧に「デッド・ケネディーズです。」と反復して言ってあげてるのに・・・。「チケピのHPでは発売となっていました。」と言ってもろくな検索もせず無いという。別の店員の検索で結局見つかってもあやまりもしない。ちょっと顔がまともだからって高ビーになってるのか?金もらってんだから仕事はちゃんとしろよ、全く!このむかつきはDK‘sで晴らすしかない!

 

ブラック・サザエさん
02/11/15(fri)

 
会社での出来事。
 窓のレールの間に傷ついたヤモリがいた。誰かが窓を開け閉めした時に傷ついた様だ。しっぽは切れ、内臓が横っ腹から引きずり出された様に飛び出していた。あまりの痛々しさに、窓から出して表に逃がしてあげたのだが・・・。 その日の午後、気が付けばヤモリを逃がした所がコンクリートで埋められていた。会社の脇道を舗装したのだ。あのヤモリはどうなってしまったのだろうか?心優しい職人さんに気付かれれば逃がしてもらえただろうが、場所が場所だけにコンクリートの下敷きになっているかもしれない。それから数時間後、その乾ききらないコンクリートの上に見事な猫の足跡が残っていた。細長い舗装された通りを、ほぼ真っ直ぐに歩いて行き、途中で脇の金網をよじ登って逃走したらしく、そこで足跡は消えていた。
 “ブラックなサザエさん”を見てる様な数時間だった。

 

LOOP
02/11/08(fri)

 日曜はスピアメンの練習だ。しかし、頭の中でスピアメンとΩがメビウスの輪の様につながってしまっている。Ωのライブ後はいつもこうだ。これを切り離して、スピアメンの感覚を取り戻す為にはまず練習一回はフルに体を使わなければならない。(頭ではないところが私達らしい。)なにしろ、リズムの取り方や、集中の仕方、音を出すベクトルが全く違うのだ。私達は不器用なのでその切り替えにいつも苦労するが、それほど集中して自然と体の中からフレーズが出て来る位で無ければ私達の場合は良い演奏にはならないのである。日曜もきっと苦労するのだろうが、その不器用さもまたスピアメンなのである。

 関係ないけど80年代“LOOP”って言うUKサイケデリアのバンドを良く聞いたなー。

 

Ω〜その後
02/11/05(tue)

 3日分のdiary?
 
 11/2、プロジェクト・リザードΩのライブ。リハでは音や各楽器の出音バランスがなかなか決まらず苦労したが、その甲斐あってか本番は私は絶好調!フレーズがビシバシ決まる。さすが俺!他のメンバーもしっかり自分のパートをこなしてて、いつになく集中力が高い。練習での成功率およそ50%のサカナのイントロダクションも気持ち良く決まった。高校の時に初めて聞いた名曲を本人の後ろで演奏しているなんて・・・感慨深いものがあった。そしてライブは全てが良い方に動いて終了。残念だったのは、アンコールが時間の都合で出来なかった事と、コーラスを全部忘れた事。正確には忘れたというより、あまりの気持ち良さに全てが飛んでしまったのだが。他のバンドはチコヒゲを少し見た位だが、他のバンドの事も含めあの日の夜を皆はどう感じたのだろうか?気が向いたらbbsにでも書き込んでもらえたらありがたい。
 打ち上げは、朝までコース。始発が動くまでいたのは何年ぶりの事だろう。でも、あほで楽しい一夜だった。素敵な友人達に感謝。

 11/3、昼頃起きて、夕方から久しぶりに、山際夫婦&ゆ、と飲みに行く。俺は殆んど飲めないけどね。事情があって約5時間後に島夫婦が来た為、この日もpm5時からam3時という長期戦に突入。でも、島君がはじけてて楽しかった。

 11/4、昼からTVでやってた“スポーン”を見て、その後リザードの2nd“バビロン・ロッカー”を聞き返した。当時、海外への流通や情報がちゃんと流れていれば、もっと大きな評価をえていただろうと思われる完璧でオリジナリティーのある音楽だ。改めてモモヨさんの偉大さを感じた。これからも、心してバトらねば!と思った。

 忙しかった様なたらたらしていた様な3日間だったがライブが気持ち良く終われたせいか、気分だけ有意義にのんびり出来た。常にこんな感じでいたい物だ。  

 

Ω
02/11/01(fri)

 
11月2日、project LIZARD Ω。対バンは、オートモッド、ツネマツ、チコヒゲ・・・今更言うまでも無く、東京ロッカーズ近辺にいた人達のバンドだ。今回そんな中でモモヨさんと共にライブをやる訳だが、SPEARMENは東京ロッカーズではないしその系譜の上に成り立っているバンドでもないので、この面子には私はそれほどの意義は感じてはいない。そしてそう感じるもう一つの原因は、東京ロッカーズは確かに歴史的ムーブメントだったと思うし今でもその頃のレコードは良く聞くが、これまでその周辺のイベントを見に行って面白かった記憶が殆んど無いからだ。これは、特に90年以降の話。行けば、ヒッピーの様な親父がお祭り騒ぎだし、若い奴らは自己満足の様なしょうも無い演奏に賞賛の奇声を発していた。「あほか・・・。」。ドライブ・トゥ2000も、企画者のあのムーブメントをもう一度的な雰囲気がただただうっとおしかった。
 今回はプロジェクト・リザードとしての3度目(正式には2度目)のライブ。枠を超えたSPEARMEN&MOMOYOにしか出来ない演奏をするのみだ。

 

時計仕掛け
02/10/24(thu)

 
今日、初めてバリウムという物を飲んだ。消化器系を診察する前に飲む物だ。が、その前に、消化器を膨らませ診断しやすくする為に発泡剤を飲む。こいつが曲者だった!炭酸を一気に胃に押し込んだ様な感じで、内臓を無理矢理膨らませている為に胃が痛い!続いて白くてドロリとしたバリウムおよそ300ccを流し込む。うまくは無いが、まずくも無い。飲み終えるとカプセルを半分に切った様な診察台を上下左右に回転させてバリウムの流れを見る。手すりを持ってずり落ちない様に踏ん張る。映画“時計仕掛けのオレンジ”で、主人公が人格改造されている場面を思い出した。ついでに名古屋のライブハウス“ハックフィン”の隣にあった“時計仕掛け”っていう名のおかしな喫茶店の事も。
 健康診断。やせ気味、低血圧位でいつも問題は無い。今年は?

 

速い
02/10/23(wed)

 ヤフーBB開通。2週間経っても連絡が無かったので、「やっぱ噂通りヤフーは開通までに時間がかかるのか。」と思ってた所へ葉書で連絡が来た。ほっと胸を撫で下ろし、ADSL接続。は・・・速い!ここまで体感スピードが速いとは。しかし、これだけ速く情報が流れて行くって事は、もっと速く情報を流さなければいけないって事なのだろうか?ということは、俺だけADSLをやって、皆はやらない方がいいわけか。でも、そうするとBBフォンの加入者も少なくなって、期待のBBフォンの価値が無くなってしまうのか。困った・・・。

 ソニック・ユース(以下SY)”ムーレイ・ストリート”を購入。周りでは結構好評だった様だが、私は今一だった。私の好きなSYのアルバムは”ダーティー”以前、特に”シスター/EVOL/デイドリーム・ネイション”で、最近の物はどうもマッタリしていてあまり好きではない。
 デイドリーム〜が出た直後の旧新宿LOFTでのライブは本当に衝撃的だった。あの頃と同じ事をやっていれば良いとは思わないが、あの頃味わった衝撃と同じ位のエネルギーを感じたい。


BB
02/10/17(thu)

 ヤフーのADSL、ヤフーBB(ブロードバンド)を契約した。(遅い?)めんどくさくてやってなかったが、思い立ったが吉日!まだ使用は出来ないが、ちょっと待ち遠しい。ADSLは勿論楽しみだが、BB(ビービー)フォンっていうのが付いていて、これもちょっと気になっている。これは現在使用している電話に付加サービスがついた物らしいのだが、そのサービスとはBBフォン加入者同士なら電話代が無料だったり、USへ電話をかけるときでも3分7円強でかけられる、といったところらしい。USに電話をかける事はまず無いと思うのでそちらは置いとくとして、電話代無料は良い。みんなヤフーBB・BBフォンに加入すれば、通話料がただで話せるわけだ。でも、誰がヤフーBBに加入してるのか分からないので、ヤフーBB/BBフォンに加入している人は教えてください。
 
 ドラマ“空から降る一億の星”で使われていたエルビスコステロの曲“smile”は、チャップリンの映画の曲らしい。チャップリン映画のサントラは好きだが、こんなところでチャップリンの名を見る事になるとは。さすがチャップリン、さすがコステロ

CDの向こう側にある物
02/10/11(fri)

 あるCDを買った。ドローン系にしてちょっとエスニック。樹海の中で打ち鳴らされているリズムでも聞いているかの様なかすかな緊張に聴覚は鋭くなって行く。こんな時、私の鼓動は速くなってスピードが上がって行くのを感じる。光の束、音の振動が体の隅まで浸透して来る。こんなスピードを感じたくて私は沢山のCDを聞きライブを繰り返す。
 バックボーンは40年。そのたくさんの記憶の中で、私はスピードを上げる為のスイッチを常に探している。それは、CDの向こう側で聞こえる君達の声かもしれないし、ハンマーが打ち下ろされた時の金属音なのかもしれないが、どの道私には刺激が必要なのだ。
 
このCDは次回のfavorite musicで紹介しようと思う。

 

運動会
02/10/6(sun)

 近所の小学校の運動会を、コーヒーを買いに行ったついでにしばし見学。たまにはこんなのんびりした感じも良いな、などと考えつつ・・・。
 この学校は全学年で300人位だろうか、多分殆んどの生徒がその場にいたと思うが意外と少ない気がする。まわりではカメラやビデオを持った大人がうろうろ。色んな性格の人がいるのだろうが、ここでは皆同じに見える。
 競技は未だにやってる玉転がしに続いて80メートル走。同学年の生徒による競技なのだろうが、身長の差がありすぎる。多分30cm以上は違うだろう。それもなぜか白組に低いのが多い。これを一緒に走らされている子供はたまったもんじゃない。もし、負けた子供の身長が伸びなければ、敗者の烙印を押されたまま一生心に傷が残る競技だ。次の50メートル走まで見たが、そこでもなぜか白組の平均身長は低かった。きっとこの運動会は赤に勝たせたいんだ、なんてくだらない事を考えてるうちに見ているこっちの足が疲れたので、のんびり気分も約20分で終了し帰宅の途につく事にした。

 

パンク・ロック
02/10/4(fri)

 
20世紀ポップ・ロック大全集Vol.7〜パンク編を見た。BBCで製作され、BSで数年前に放送された物だ。内容は、NYでのパンク誕生からUKに飛び火し、レゲエ等の影響を受けながら変貌して行く、といった内容を当時の画像と現在のインタビューで構成した物だ。もうほんとにタイムリーに聞いてた世代なので落ち着いて見てられなかった。中学3年〜今を結んで色んな光景が蘇る。くだらない事は沢山やってきたが、人と同じ事はやってこなかったつもり。だって、それがパンク!クールで恰好良かったから。“painted word”でも書いてます。注:私がパンクスだった事は一度もありません。

 

母の携帯に電話をかける事にしよう
02/10/3(thu)

 
母が同窓会で長野に行く前の晩、私の部屋に一泊していった。母の買い物に付き合い、飯を一緒に食べた。私の部屋へ来た母は、少し埃をかぶった椅子に腰掛け汚れた壁をゆっくりと見回していた。何か言いたそうだったが黙っていた。
 私が実家を出てから既に20年以上経っているが、それ以降母と2人きりで過ごした記憶は2~3日程度しかない。その間でも会話はポツリポツリ。いい年をして、余分な事を聞かれるのが嫌で自分からそうしていた節もある。
 1年に3回会って15日、20年で300日、これから一体何回母と会う事が出来、どれだけの話が出来るのだろう?しかし、今回母が来てくれたおかげで少しは近づく事が出来た様に思う。お返しに、先日母が買った携帯に時々電話をかける事にしよう。

 

夢を見た
02/9/26(thu)

 
数年前に死んだ友人の夢を見た。おかしな物で、その友人の夢を見る度に「なんだ元気じゃん。」って夢の中で思う。もちろん、夢の中でも既に死んでるのはわかってる。彼はド派手なラメの服を着たりする変な登場の仕方でいつも私を楽しませてくれるのだが(実際は地味な奴だった)、今回は普通に登場し何気ない会話をして楽しい時を過ごした。とてもおだやかな昼下がりだった。
 今、彼が何処で何をしてるのかは知らない。けれど、夢の中ではいつも笑っていて欲しい。

 

土曜
02/9/24(tue)

 11月のプロジェクト・リザード・Ω(オメガ)(※)のリハーサルに入った。といっても、バンドの中での選曲も含めた様子見のセッションなのでモモヨさんはまだ不参加。今回は、初めてやる曲を含めた数曲のセッション。良い感じだ。リザードの曲をやる時にいつも感じる事だが、リザードの曲はなぜかあまり違和感無く演奏出来る。ずっと好きで聞いてたせいもあるかも知れないが、他の人とセッションしてこういう感覚は味わった事が無い。おかげで3月のライブは自然体でテンションを高める事が出来、結果、素晴らしいライブになった。
 11月のライブもきっと素晴らしいライブになるだろう手ごたえは今回のセッションで感じる事が出来た。後は、PAや会場の雰囲気が私達の邪魔をしない事を祈るだけである。
 ※プロジェクト・リザード・Ω:SPEARMENとモモヨさんの集合体の名称。モモヨさんのバックバンドではなく、モモヨvs水沢vs柳原vs篠原のプロジェクト、と私は解釈している。

 

9/16 ギア
02/9/19(wed)

 
少し前の話になるが、9/16にギアにライブを見に行った。
 “なおみ”と”ポエティック・ランドスケープ“が良かった。新生なおみを見るのは2度目だが、前回より数段良くなっていた。特に、バンド内の音のコンビネーションが良くなったと思った。ポエ〜は、Voの開き直った様な抜けた感じが気持ち良くバックもそれに呼応するかの様にはじけていて、私が見た中では最もスピードとスリルのある素晴らしいライブだった。
 が、問題なのはその後。ポエ〜のメンバーに演奏面で納得できなかった人が約1名。しかし、バンド内の出来不出来なんて見る側には関係ない事で、それはバンド内で話す事であり周りの人間にあたられても困るのである。後で文句を言うようなライブを見せられて良かったなんて思ってたかと思うとがっかりだ。結果が良かれ悪かれバンドはベストを尽くす。終わったら、次に何をすべきかを考える。それだけ。それで良いのではないかと思うし、それ位の開き直りはして欲しい物である。
 良いライブを見た後だっただけに、余計にがっかりしたし素直な意見を言う気も無くなった。悲しくなった。
 最後に、この文は文句を言う為だけに書いたわけではない。

 

記録
02/9/18(tue)

 毎日というわけにはいかないだろうが、日記の様な物を書いて行く事にした。
 これまでは、「他愛も無い出来事を人に晒して面白いのかな?」と思っていたので、日記のページは作らないでいた。その代わりというわけではないが、painted wordでその辺もゴチャ混ぜにした物を書いてきた。しかし、painted〜は私のある考えの基に抽象的で説明不足な文章を書いて表現しているわけだが、「日常の中で感じた事を、painted〜よりもう少し分かり易く直接的に書いても良いのではないか!」と考え、今回この様なページを作るに至った訳である。
 どの様に書こうとは考えていないので、唯の日記になってしまうかもしれないし、また混沌とした文章になってしまうのかもしれない。だが、自分を突き詰める為に少しでも有効ならそれで良いのではないかと思う。
 とにかく書きたくなくなるまでは書いてみようと思う。

 

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